本作は荒廃した未来の巨大都市「あーくCITY」が舞台。人類を管理するスーパーコンピュータ「クルーIII」は人類をマインドコントロールしており、人々の記憶から抹消されている。このマインドコントロールが効かないのが新人類「サイキック」だ。このサイキックである超能力を持つ4人の子どもたちが、世界の真の姿とは、スーパーコンピュータと何なのかを解き明かすストーリーが描かれる。 このようにとても神秘性に満ちた魅力的な世界観なのだが、1987年の当時のファミコン通信(現、ファミ通)のクロスレビューでは19点を低評価を獲得。凶悪ともいえる理不尽な戦闘バランス、最初の街に辿り着くまでも一苦労、さらにはヒントも少なく、ゲームを続きからするパスワードの入力も困難と、さまざまなシステムがゲームを進めることを困難にさせており、しばしば「クソゲー」と評される作品である。 今回のNintendo Switch版は、忠実