2010/12/277:0 モスクワ暴動:高まる民族主義の危険 廣瀬陽子 12月に、数度にわたりロシアの首都・モスクワで大暴動が発生し、数千人が拘束された。それら暴動はなぜ起きたのか?本稿では、その直接的な原因のみならず、それが発生した背景についても踏み込んで考えていきたい。今回の暴動の直接的な原因は、12月6日、サッカーチーム「スパルタク・モスクワ」のロシア人サポーターのグループと、コーカサス系(ロシア南部の北コーカサスないし、アゼルバイジャン、アルメニア、グルジアというコーカサス三国が位置する南コーカサス出身者)のグループが喧嘩をし、その結果、ロシア人のイェゴール・スヴィリードフ(27歳)が銃殺されたことにある。 喧嘩に関わった、北コーカサス出身の6人が逮捕されたが、銃殺を行ったアスラン・チェルケソフ(26歳、カバルディノ・バルカル出身)以外は、程なく釈放された。実行犯のチェルケソフは
UPDATE: 大統領国外脱出、民衆大勝利。大統領は家族をつれて飛行機に乗ってまずはフランスに向かったものの、受け入れてもらえず、行き先を変更することを余儀なくされ、さまよっている……。 チュニジア デモで政権が崩壊 1月15日 5時39分 http://www.nhk.or.jp/news/html/20110115/t10013418431000.html 物価の高騰や高い失業率に不満を募らせた若者らがデモを繰り返していたチュニジアでは、14日、首都のチュニスで1万人が参加する最大規模のデモが行われ、人々は口々に長年にわたって強権的な政治を続けてきたベンアリ大統領の辞任を求めました。これに対し、政府は非常事態を宣言し、治安部隊が催涙ガスなどを使ってデモ隊の排除に乗り出し、一気に緊張が高まりました。こうしたなか、ベンアリ大統領が、家族と共に国外に逃亡したことが明らかになり、23年間続いた
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く