漫画『しっぽの声』。「ビッグコミックオリジナル」で連載中。女優・杉本彩さんが監修者として協力していることでも話題 ペット流通の闇、殺処分、多頭飼育崩壊――。言葉を持たない犬や猫ら動物たちの心の叫び声と、その声に揺さぶられ、応えようと奮闘する人々を描く漫画『しっぽの声』。現在進行形で議論が交わされている「奄美のノネコ問題」を扱った「黒兎島(こくとじま)編 」は大きな反響があったという。原作者である夏緑(なつ・みどり)さんに話を聞いた 。 (末尾に写真特集があります) 「鹿児島県の南洋はるか400km、奄美群島に属する黒兎島――」 漫画『しっぽの声』の第40話「ノネコ管理計画」の冒頭だ。今、現実に起きている奄美大島のノネコ問題を題材にした「黒兎島編」は、この架空の島を舞台に展開されていく。 奄美大島の「ノネコ管理計画」とは、アマミノクロウサギ、アマミトゲネズミら固有の希少種を捕食し、生態系への

