東京ビエンナーレは、東京・北東エリアを舞台に展開する国際芸術祭です。第1回目(2021年夏)は、「⾒なれぬ景⾊へ ―純粋×切実×逸脱―」をテーマに、国内外から60組以上の作家やクリエイターたちが参加します。
群像×現代新書のコラボ企画「DIG 現代新書クラシックス」の第5弾(『群像』5月号掲載)は、明治学院大学専任講師の佐々木雄一氏が、加藤陽子『戦争の日本近現代史 東大式レッスン! 征韓論から太平洋戦争まで』を取り上げます。 2002年の刊行以来、多くの人に読み継がれてきた本書の「良書たるゆえん」と、本書が提示する「新書の可能性」とは、一体どのようなものなのでしょうか。 「良書」たるゆえんいつのことだったか、編集者の方と話していて、加藤陽子『戦争の日本近現代史 東大式レッスン! 征韓論から太平洋戦争まで』(2002年)のことを良書と言った。講談社現代新書で近代日本関連の著作といえばまずはこの本が思い浮かぶ、くらいのことも言ったかもしれない。その結果、この文章を書くこととなった。 同書についてそのように思っているのは本当である。しかしながら、良書たるゆえんがどのあたりにあるのかというのを改めて言
清水克行の歴史エッセイ『室町は今日もハードボイルド』(新潮社)に取りあげられている中世の日本人は、現代の日本人像からあまりにかけ離れている。まるで、マンガ『北斗の拳』や映画『マッドマックス』のような世界観のようにもみえる。 【画像】荒っぽく争う室町時代の日本人たち 農民が武器を手に隣村と戦(いくさ)をしたり、行きかう船から通行料をせしめる「賊」が横行していたり。家族のなかでも、人身売買で人が財産として扱われたり、夫の浮気相手を妻が仲間を引き連れて襲撃したり。室町時代(1336年~1493年)の日本人は、とかく荒っぽかった。 彼らはなぜ、ハードボイルドだったのか。なにゆえアナーキーでアウトローな生き方をしていたのだろうか。歴史学者で明治大学教授でもある著者に話を聞いた。(土井大輔) ■「武士道」からも現代の価値観からもかけ離れた行動 ーー室町時代の人たちには、どのような面白みがあると考えてい
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