編集者&作家です。文章をアップしていきます。「ウラえもん ろひ太のケミカル西遊記」「ファッキンデイズ」等。 https://twitter.com/kusakashinya
スニ夫が慣れた手付きで、ブロック状のコカインを崩していく。 学校一の金持ちであるスニ夫がどこからネタを引いてきているかは分からない。しかし、このコークは飛びきりだった。乳白色に近い色、ガチガチのロック。巷のプッシャーから引けば、グラム3万は下らない代物だった。 ライン引きは黒いテーブルの上で行われる。これはわざわざスニ夫の母親が買い与えたものだ。毎月1回、クラスメイトとウラえもんはこの部屋に集い「王様の時間」を味わうのだ。 「おい、スニ夫、早くしろよな」 待ちきれないジャEアンは声を上げた。 「そう言わないでよ、ジャEアン、これはセレブなものなんだからさ」 スニ夫はまずはクレジットカードで、そして次にカミソリを使い、コカインを粉末状にしていく。 「そうよ。ジャEアンさん、コークの味は恍惚の味って言うじゃない。速いの(※覚醒剤)なんかとは違うのよ」 そう言いながらもヘロかちゃんの視線はテーブ
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