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ブックマーク / bijutsutecho.com (64)

  • 8つの国立・都立館が参加。「ミュージアムで謎解きを ミュージアムラリー2024」開催

    8つの国立・都立館が参加。「ミュージアムで謎解きを ミュージアムラリー2024」開催国立美術館、東京都歴史文化財団、東京メトロが合同で、謎を解きながら都内のミュージアム8館をまわる「ミュージアムで謎解きを ミュージアムラリー2024」を開催する。 東京メトロ、独立行政法人国立美術館、そして公益財団法人東京都歴史文化財団が、東京都内の国立・都立の8ミュージアムと東京メトロの駅を巡って謎を解く、「ミュージアムで謎解きを ミュージアムラリー2024」を7月25日〜9月29日の日程で開催する。 参加館は、東京国立近代美術館、国立西洋美術館、国立新美術館、東京都美術館、東京都庭園美術館、東京都写真美術館、東京都現代美術館、東京都渋谷公園通りギャラリー。 このラリーは、ストーリーを読み進めながらミュージアムや東京メトロの駅を巡り「謎」を解く、体験型アートエンターテインメント。今年は2つのコースが用意さ

    8つの国立・都立館が参加。「ミュージアムで謎解きを ミュージアムラリー2024」開催
  • 子供と楽しむ美術館。国立美術館が夏休み特別プログラム「Connecting Children with Museums」を実施

    子供と楽しむ美術館。国立美術館が夏休み特別プログラム「Connecting Children with Museums」を実施 国立美術館がAdobe Foundationと協力し、全国7つの施設で子供向けの多彩なプログラム「Connecting Children with Museums」を夏休み期間中に実施する。 独立行政法人国立美術館が、Adobe Foundationとの協働により「Connecting Children with Museums」と題したプログラムを、全国の7つの国立美術館(東京・京都・大阪・石川)で実施する。 これらのプログラムは、夏休み期間の7月から9月にかけて子供や子供連れの来館者を対象に展開されるもの。現代の子育て環境においては、「美術館に子供を連れて行きづらい」という声が少なくない。そこで、国立美術館では、子供たちが芸術に触れる機会を広げることを目指し、

    子供と楽しむ美術館。国立美術館が夏休み特別プログラム「Connecting Children with Museums」を実施
  • 坂茂設計の豊田市博物館が開館。豊田市美術館と補完し合う相乗効果を狙う

    坂茂設計の豊田市博物館が開館。豊田市美術館と補完し合う相乗効果を狙う建築家・坂茂の設計による愛知県の豊田市博物館が、谷口吉生が設計した豊田市美術館の隣に開館した。 文・撮影=王崇橋(ウェブ版「美術手帖」編集部) 豊田市博物館 外観 世界的に活躍する建築家・坂茂の設計による愛知県の豊田市博物館が4月26日に開館した。館長を務めるのは、前豊田市美術館館長・村田眞宏だ。 同館が建設されたのは、江戸時代に存在した城郭・「七州城」の遺構。明治以降は豊田市立童子山小学校や愛知県立豊田東高等学校の敷地として利用されており、隣には建築家・谷口吉生が設計した豊田市美術館が1995年に開館している。 坂茂は4月25日に行われた内覧会で、博物館建物の設計にあたり谷口の建築とバランスよく配置し、プロポーションを決めたとしつつ、「美術館に来た人も博物館を発見し、博物館に来た人も自然に美術館に流れていくように並列させ

    坂茂設計の豊田市博物館が開館。豊田市美術館と補完し合う相乗効果を狙う
  • 横浜美術館がリニューアルに関する新ビジョンを発表。同館が目指す「新しい美術館の姿」とは

    横浜美術館がリニューアルに関する新ビジョンを発表。同館が目指す「新しい美術館の姿」とは2021年からリニューアルのため休館していた横浜美術館が今年3月15日に再開館する。それにあたり、リニューアルに関する詳細が発表された。 横浜美術館リニューアルオープン「みなとが、ひらく」 プレスリリースより(chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://yokohama.art.museum/wp-content/uploads/2024/01/20240110_YMA_PressRelease_jp_renewal.pdf) 2021年からリニューアルのため休館していた横浜美術館が、今年3月15日に約3年ぶりに再開館する。それにあたり、同館が目指す「新しい美術館の姿」に関するビジョンが発表された。 横浜美術館 外観 同館が目指す

    横浜美術館がリニューアルに関する新ビジョンを発表。同館が目指す「新しい美術館の姿」とは
  • デイヴィッド・ホックニーが現代美術の最高峰と言われる理由とは。東京都現代美術館で「見る」ことを探求する

    デイヴィッド・ホックニーが現代美術の最高峰と言われる理由とは。東京都現代美術館で「見る」ことを探求する現代を代表する画家のひとりイギリスの美術家、デイヴィッド・ホックニーの大規模個展「デイヴィッド・ホックニー展」が東京都現代美術館で開幕。会期は11月5日まで。会場の様子をレポートする。 文=安原真広(ウェブ版「美術手帖」副編集長) 写真=王崇橋(ウェブ版「美術手帖」編集部) 「デイヴィッド・ホックニー展」展示風景より、《ノルマンディーの12か月》(2020-21)。東京都現代美術館 2023年 ©David Hockney 現代を代表する画家のひとり、デイヴィッド・ホックニー(1937〜)。その、日における27年ぶりとなる大規模な個展「デイヴィッド・ホックニー展」が東京都現代美術館で開幕した。会期は11月5日まで。企画は東京都現代美術館学芸員の楠愛。 「デイヴィッド・ホックニー展」展示

    デイヴィッド・ホックニーが現代美術の最高峰と言われる理由とは。東京都現代美術館で「見る」ことを探求する
  • 学芸員が見た「美術館 学芸員のラップバトルトーナメント」

    学芸員が見た「美術館 学芸員のラップバトルトーナメント」1月9日に岡山県立美術館で行われた前代未聞のイベント、美術館学芸員によるラップバトルトーナメント。開催前から話題をさらっていたこの試みを、同じ岡山県内にある大原美術館で学芸統括を務める柳沢秀行が振り返る。 文=柳沢秀行(大原美術館学芸統括) 「美術館 学芸員 ラップバトルトーナメント」の様子 提供=岡山県立美術館 私も、美術館やアートを世の中に近づけるための活動を、かなりアレコレとやってきたつもりだが、年末にこの企画を知ったときには、正直びっくり! &にわかには信じ難かった。 まず、岡山県立美術館(以後、県美)の主催事業であること。私の実家(最初に10年務めた館)であり、我が身のやったことを振り返っても、それほど硬い館だとは思わってはいないが、逆に「いきなり、これやる!」というのが偽らざる心情。 次なる理由が、あの県美の200席を超え

    学芸員が見た「美術館 学芸員のラップバトルトーナメント」
    colic_ppp
    colic_ppp 2023/01/13
    こういうのもいいんだよこういうのも。勉強会のくだりはどこも一緒でワロタ。
  • 鴻池朋子の個展から考える、美術館で「みる」行為

    鴻池朋子の個展から考える、美術館で「みる」行為アニメーションやインスタレーション、絵画、絵など様々な表現手法によって、芸術の根源的な問い直しを続けているアーティスト・鴻池朋子。その個展「みる誕生」が、高松市美術館で開催されている。会期は9月4日まで。 エントランスホールの展示風景より 絵画や彫刻、手芸、歌、映像、インスタレーションなど様々な表現手法を通し、芸術の根源的な問い直しを続けているアーティスト・鴻池朋子。その個展「みる誕生」が、香川県の高松市美術館で始まった。会期は9月4日まで。 鴻池は1960年秋田県生まれ。大学を卒業後、玩具、雑貨の企画デザインに携わり、98年よりアーティスト活動を開始した。近年は2015年の「根源的暴力」(神奈川県民ホールギャラリー)をはじめ、「ハンターギャザラー」(秋田県立近代美術館、2018)、「鴻池朋子 ちゅうがえり」(アーティゾン美術館、2020)な

    鴻池朋子の個展から考える、美術館で「みる」行為
  • TikTokが美術館を変える?  森美術館の取り組みから考える、2020年代の広報戦略

    TikTokが美術館を変える?  森美術館の取り組みから考える、2020年代の広報戦略森美術館がショートムービープラットフォーム「TikTok」とパートナーシップを提携した。SNS戦略にいち早く取り組んできた同館は、TikTokのどこに勝ち筋を見出したのだろうか? またそこから考えられるこれからの広報戦略とは? 文=橋爪勇介(ウェブ版「美術手帖」編集長) 「#emptymoriartmuseum for TikTok creators」の様子 美術館の広報ツールとしていまや当たり前となったInstagramアカウントを日の美術館のなかでいち早く開設し、SNS戦略を進めてきた東京・六木の森美術館。同館が、モバイル向けのショートムービープラットフォーム「TikTok」と提携したことは必然的なことだったのかもしれない。TikTokが国内美術館とパートナーシップを提携するのはこれが初のケースだ

    TikTokが美術館を変える?  森美術館の取り組みから考える、2020年代の広報戦略
    colic_ppp
    colic_ppp 2022/07/15
    欧米市場もそのうち落ち着くではあろうけど。
  • これまでとはまったく異なる「ドクメンタ」。「ドクメンタ15」が伝えるものとは何か?(前編)

    これまでとはまったく異なる「ドクメンタ」。「ドクメンタ15」が伝えるものとは何か?(前編)ドイツ中部の街カッセルで5年に1度開催される、世界最大級の現代アートの祭典「ドクメンタ」。その第15回目となる「ドクメンタ15」が6月18日に開幕した。今回はインドネシアのアート・コレクティブ、ルアンルパがアジア初の芸術監督として迎えられ、あらゆる意味でこれまでとはまったく異なるドクメンタが、大きな話題を呼んでいる。前後編で現地からレポート。重要なキーワードも解説する。 文=河内秀子 Photo by Gianni Plescia メイン会場のフリデリチアヌム美術館 「ドクメンタ15」のプレスカンファレンスは、6月15日、地元サッカーチームのスタジアムで開催された。芸術監督「ルアンルパ」が舞台に登場すると、参加アーティストやスタッフの席から大きな歓声が湧く。この熱気、一体感。様々な高さの台に腰を下ろし

    これまでとはまったく異なる「ドクメンタ」。「ドクメンタ15」が伝えるものとは何か?(前編)
  • アートの仕事図鑑:展覧会会場の安全を担う国立新美術館の看視業務責任者・小杉脩

    アートの仕事図鑑:展覧会会場の安全を担う国立新美術館の看視業務責任者・小杉脩展覧会に行くと会場で必ず見かけることになる看視員。都内の美術館で看視業務を受託する株式会社協栄で、国立新美術館の看視業務責任者を担当する小杉脩に仕事の内容や目的、やりがいなどを聞いた。 聞き手・構成=安原真広(ウェブ版「美術手帖」編集部) 小杉脩 ──小杉さんが所属する株式会社協栄について教えてください 1964年に警備・設備・清掃を中心としたビル総合管理会社として創立された会社です。美術館運営管理業務は1994年の西洋美術館で開催された展覧会「1874年パリ 『第一回印象派展』とその時代」を皮切りに開始し、現在は東京国立近代美術館、国立新美術館、国立西洋美術館、東京都現代美術館、私立館など都内計8館で業務を受託しています。現在は、アルバイトスタッフを併せると600名ほどのスタッフが美術館の運営管理部門に所属してい

    アートの仕事図鑑:展覧会会場の安全を担う国立新美術館の看視業務責任者・小杉脩
  • 美術を愛する市民によって結実された珠玉のコレクション。「ルートヴィヒ美術館展」で考える文化芸術支援の可能性

    美術を愛する市民によって結実された珠玉のコレクション。「ルートヴィヒ美術館展」で考える文化芸術支援の可能性市民コレクターたちの寄贈によってコレクションの基礎が形成されているドイツのルートヴィヒ美術館。そんな寄贈に関わったコレクターたちに焦点を当て、20世紀初頭から今日までの多様なアート表現を紹介する展覧会「ルートヴィヒ美術館展 20世紀美術の軌跡—市民が創った珠玉のコレクション」が国立新美術館で始まった。 展示風景より、左からカジミール・マレーヴィチ《スプレマティズム 38番》(1916)、アレクサンドル・ロトチェンコ《宙づりの空間構成 10番(光反射面)》(1920/再制作1982)《空間構成 5番》(1918/再制作1973) ライン河畔のドイツの町ケルンに、世界最大のゴシック建築であるケルン大聖堂に隣接し建てられているルートヴィヒ美術館。そのコレクションや芸術活動の礎になっている

    美術を愛する市民によって結実された珠玉のコレクション。「ルートヴィヒ美術館展」で考える文化芸術支援の可能性
  • 運営からのお知らせ

    2022年4月1日より「美術手帖」および「美術手帖ID」の利用規約を下記の通り改訂いたします。 改定後の「美術手帖」規約はこちら 改定後の「美術手帖ID」規約はこちら この度、1月19日付のウェブ版「美術手帖」において、同日付「Tokyo Art Beat」の記事と酷似した記事が掲載された件につきまして、ご報告とお詫びを申し上げます。 〈該当記事〉 Tokyo Art Beat:「新型コロナ感染拡大にともなう美術館・博物館の臨時休館情報。東京都等は"まん延防止"にともなう休館要請なし」 美術手帖:「新型コロナウイルス感染拡大による美術館・博物館の休館情報まとめ」 件を編集部で調査したところ、スタッフが記事制作の際、「Tokyo Art Beat」の記事を流用していたことを確認しました。また、当該記事の編集部内でのチェックも十分ではありませんでした。メディアとして他社媒体の先行記事を転用す

    運営からのお知らせ
  • 「博物館法」はどう変わるべきか? 博物館学の専門家が問う

    「博物館法」はどう変わるべきか? 博物館学の専門家が問う美術館や動物園などを含む「博物館」を規定する法律「博物館法」。その改定に関する議論が文化庁に設置された文化審議会で進められている。登録博物館制度の改革が言及された7月30日公表の「博物館法制度の今後の在り方について(審議経過報告)」を、博物館学が専門の名古屋大学大学院教授・栗田秀法が読み解く。 文=栗田秀法 はじめに 現在博物館法改正の議論が文化審議会で進められており、中間報告として7月30日付の「博物館法制度の今後の在り方について(審議経過報告)」が公表された。議論の端緒は、2018年6月に文部科学省設置法が改正され、文部科学省が一部を所管していた博物館に関する事務を、文化庁が一括して所管することになったことに伴い、19年11月に文化審議会に博物館部会が設置されたことにある。 「経過報告」の項では博物館の現状分析として、「博物館は、

    「博物館法」はどう変わるべきか? 博物館学の専門家が問う
  • 東博や東近美など国立施設、「再開」から一転「休館継続」へ。都の反発受け

    12日より緊急事態宣言が延長されるなか、美術館/博物館が揺れている。12日からの再開を発表していた国立美術館・国立博物館が、一転して「休館継続」に舵を切った。NHKが報じた。 この変更は、東京都からの反応を受けてものだ。都は、ミュージアムの再開を決めた文化庁に対し、休館継続するよう書面で抗議。しかし萩生田光一文部科学大臣も都の方針には反対する姿勢を見せていた。 11日、小池知事は「(休業要請は)国の法律に基づいてやっていることなので、ご協力いただきたい」とあらためて休館継続を要請。この主張を汲んだかたちとなった。 休館となるのは、東京国立博物館、国立科学博物館、東京国立近代美術館、国立映画アーカイブ、国立新美術館。

    東博や東近美など国立施設、「再開」から一転「休館継続」へ。都の反発受け
    colic_ppp
    colic_ppp 2021/05/12
    まぁ、ほぼ間違いなく民間や他自治体は倣うからね。
  • 補償なき臨時休館で失われる鑑賞機会。現場からは「大変厳しい」

    補償なき臨時休館で失われる鑑賞機会。現場からは「大変厳しい」新型コロナウイルスのパンデミック以降、3度目となる緊急事態宣言が東京を含む4都府県に発出された。これを受け、臨時休館の措置を取っているミュージアムの現場からは悲嘆の声が聞こえてきた。 文=橋爪勇介(ウェブ版「美術手帖」編集長) 失われた鑑賞の機会 4月25日に東京、京都、大阪、兵庫に発出された3度目となる緊急事態宣言。これを受け、各都府県では多くの美術館・博物館が臨時休館に入った。 >>まとめ:3度目の緊急事態宣言による美術館・博物館休館情報 今回の緊急事態宣言で、東京都の小池知事は「人流の抑制」や「日中を含む不要不急の外出自粛」を呼びかける。昨年4月の状況を思い起こさせる状況だ。 当時は日全国の美術館・博物館が閉鎖され、「文化の灯火」が消えた。美術館は作品や文化財を守るため、温湿度を一定に保てる強力な空調装置を24時間稼働させ

    補償なき臨時休館で失われる鑑賞機会。現場からは「大変厳しい」
  • 黒川紀章の「カプセルハウスK」が50年の時を経て一般公開へ。6月から民泊利用も予定

    黒川紀章の「カプセルハウスK」が50年の時を経て一般公開へ。6月から民泊利用も予定「中銀カプセルタワービル」で知られる黒川紀章が自身の別荘として設計し、50年にわたって非公開とされてきた長野県の「カプセルハウスK」が、修繕を経て5月に一般公開。現在は保存のためのクラウドファンディングも行われている。 「カプセルハウスK」の外観 写真=山田新治郎 「中銀カプセルタワービル」などで知られる建築家・黒川紀章が自身の別荘として長野県北佐久郡に建て、50年にわたって非公開とされてきた「カプセルハウスK」が、5月に一般公開される。 「カプセルハウスK」は、「中銀カプセルタワービル」と同じBC-25型のカプセルを住宅の諸室として用いた建物。急斜面に立ち、玄関やリビングのある中央部の周囲には、2つの寝室、茶室、厨房の4つのカプセルが取り付けられている。 公開にあたっては、工学院大学建築学部の鈴木敏彦研究室

    黒川紀章の「カプセルハウスK」が50年の時を経て一般公開へ。6月から民泊利用も予定
  • 東横インが運営する知られざるアートスポット。「ART FACTORY 城南島」で三島喜美代の巨大作品を見る

    東横インが運営する知られざるアートスポット。「ART FACTORY 城南島」で三島喜美代の巨大作品を見る東京の湾岸地域である城南島に、東横インが運営するアートスポットがあることをご存知だろうか? 1940年代から活動し、いまなお存在感を放つ彫刻家・三島喜美代の作品を常設するこの場所の見どころをお届けする。 東京・城南島の倉庫街に2014年、オープンした「ART FACTORY 城南島」。総床面積3500平米を超える館内には、彫刻家・三島喜美代の常設展示や、アーティストの制作スタジオを擁し、アートの一大拠点となっているのをご存知だろうか。 「ART FACTORY 城南島」は、対岸に羽田空港を見据える城南島の倉庫街にある。この施設は、株式会社東横インの社会貢献活動の一環として、芸術・文化振興のために設置された。もとは、同社の倉庫として利用されていた建物を活用しているので、その外観は周囲の建

    東横インが運営する知られざるアートスポット。「ART FACTORY 城南島」で三島喜美代の巨大作品を見る
  • ギャラリーストーカー被害や館長からの性的強要も。表現の現場におけるハラスメントの実態とは?

    ギャラリーストーカー被害や館長からの性的強要も。表現の現場におけるハラスメントの実態とは?アートを含む表現の現場におけるハラスメントの実態調査を行ってきた「表現の現場調査団」が24日、厚生労働省で会見を行い、その調査結果を公表した。 記者会見の様子 近年、アートを含む様々な表現の現場におけるハラスメントが次々と明るみになるなか、初めてその実情を格的に調査するアンケートが昨年12月から今年1月にかけウェブアンケートフォームを通じて行われ、その結果が『「表現の現場」ハラスメント白書2021』として公開された。 調査を行ったのはアートや演劇など、表現の現場で働く人たちのハラスメントについて調査する「表現の現場調査団」。メンバーのひとりであるアートユニット「キュンチョメ」のホンマエリは、24日に行われた記者会見で「表現の現場ではハラスメントがとても多く、しかも隠され続けている。作品のためだといっ

    ギャラリーストーカー被害や館長からの性的強要も。表現の現場におけるハラスメントの実態とは?
  • 日本芸術院は変わるのか? 文化庁で検討会議始まる

    芸術院は変わるのか? 文化庁で検討会議始まる日政府がその功績を称え、芸術家を優遇する栄誉機関である「日芸術院」。その制度改革をめぐり、文化庁で検討会議が始まった。 上野公園にある日芸術院会館 「芸術上の功績顕著な芸術家を優遇するための栄誉機関」(日芸術院令第1条)として文化庁に設置されている特別機関「日芸術院」。その会員の在り方をめぐり、文化庁が検討会議をスタートさせた。 日芸術院とは 日芸術院の歴史は1907(明治40)年に遡る。文部省美術展覧会の開催に際し、「美術審査委員会」が発足(日画・西洋画・彫刻)。その後、1919(大正8)年には展覧会開催だけでなく美術の重要事項について文部大臣に対して建議できる「帝国美術院」へと改組された。このとき、分野も日画・洋画・彫像・工芸・書・建築と拡充。そして1947(昭和22)年には日芸術院へと名称変更され、現在に至っている。

    日本芸術院は変わるのか? 文化庁で検討会議始まる
  • ダムタイプ、幻の新作パフォーマンス《2020》が3日間限定で無料配信へ

    ダムタイプにとって18年ぶりとなった新作パフォーマンス作品《2020》が、3日間限定で無料配信される。 同作は当初、今年3月に「KYOTO STEAM―世 界 文 化 交 流 祭―2020」のひとつとして、ロームシアター京都で上演予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて中止。その後、10月にロームシアター京都が同作を無観客で収録、編集したものを上映会として公開し、話題を集めた。 《2020》は、《pH》(1990初演)をはじめ、《S/N》(1994)、《OR》(1997)、《memorandum》(1999)、《Voyage》(2002)など、伝説的な作品の数々により、日のみならず世界でも評価が高いダムタイプの新作。高谷史郎をはじめ、山中透、池田亮司、古舘健、原摩利彦らのほか、オーディションによって選ばれた10代のダンサー・アオイヤマダも参加している。 今回の無料配信は、《20

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