民家に侵入して金品を盗んだなどとして、警視庁捜査3課は窃盗と住居侵入容疑で、自称コロンビア国籍の無職、ウラン・ガルシア・エフライン・アンドレス容疑者(37)と、米国とコロンビアの二重国籍の専門学校生、ゴンザレス・ステファニー容疑者(26)=ともに神奈川県海老名市社家=を逮捕した。調べに対し2人は「母国の家族のために恋人とやった。年末には帰国する予定だった」などと供述、容疑を認めている。 同課によると、2人は観光ビザで昨年12月5日に来日。その後の約20日間で、都内と神奈川県、千葉県で約20件、被害総額約1千万円相当の空き巣事件に関与した疑いがあるとみて裏付けを進めている。2人は知人が借りたアパートで生活していたという。 逮捕容疑は昨年12月16日、東京都練馬区の男性医師宅(62)に侵入し、現金約3万円と貴金属など43点(時価計約112万円相当)を盗んだとしている。