日本人の良き精神、大和魂という璧(宝物)を損なうことなく次の世代へ完うしたい!そんな願いを込めたブログです。 村上春樹氏のスペイン・カタルーニャ国際賞授賞式での受賞スピーチ全文が毎日に載っている。 村上氏が語るのは、東日本大震災と福島原発のこと、戦後日本の歩み。 当代日本の、いや世界文学の巨人とも言うべき氏の言葉は重く、深い。 おそらく震災後の様々な論評の中で一番読み応えがある文章だろう。 日本人なら一度読んでおくべきものだ。 村上春樹さん:カタルーニャ国際賞スピーチ原稿全文(上) 村上春樹さん:カタルーニャ国際賞スピーチ原稿全文(下) 毎日新聞 以下は読んだ上での私の感想です。 村上氏は、生まれながらにして自然災害と向き合ってきた日本人には、「無常」という観念が生まれたと説く。 それはその通りだろう。 そしてその「無常」も長く消えることのない放射能には無力だと、だから日本人はヒロシマ・ナ