世界初公開の「ヒメウーリサス・ムラカミイ」のジオラマ=2020年12月23日午前10時22分、兵庫県丹波市山南町谷川で 恐竜化石産出地の兵庫県丹波市にある「丹波竜化石工房ちーたんの館」で、丹波地域(同市、丹波篠山市)に広がる約1億1000万年前の地層「篠山層群」から発見された獣脚類の仲間を紹介する冬期特別展「ちいさな肉食恐竜の神秘」が開かれている。同類の中でもコエルロサウルス類のほとんどは羽毛をまとい、さらに一部のグループは翼を持っていたと考えられている。これらのグループから鳥類が出現したとされ、同展では、30点以上の化石標本を通じて、獣脚類の進化の道のりをたどっている。2月28日まで。月曜休館。 体長約2メートルの獣脚類ドロマエオサウルスの全身骨格や始祖鳥などの化石レプリカなどを展示。昨年、同市山南町上滝で発見された世界最小の恐竜卵化石「ヒメウーリサス・ムラカミイ」のジオラマは世界初公開