炉心が溶融するような過去の重大な事故としては、1979年3月に発生した米ペンシルベニア州のスリーマイル島原発と、86年4月の旧ソ連チェルノブイリ原発がある。チェルノブイリ原発では多くの死者が出て、大量の放射性物質がまき散らされた。原発近くはいまもほぼ無人となっているなど爪痕は大きい。スリーマイル原発の事故では、保守作業中に作業員の手違いなどから炉心を冷やす冷却水のポンプが停止。その後の対応を誤
マグニチュード(M)8.8と国内観測史上最大の規模となった東日本巨大地震の直後から、各地で地震が相次いでいる。12日午前4時ころには新潟県中越地方(M6.6)、同4時ころは長野県北部(M6.7)の地震が発生。専門家は巨大地震で誘発された可能性もあるとの見方を示す。これまでは数百キロメートル離れた地震は互いに関係はないと考えるのが通説だった。だが前例のない大地震だけに、従来の知識では説明しきれな
経済産業省の原子力安全・保安院は12日午後2時、東京電力の福島第一原発1号機で原子炉の心臓部が損なわれる「炉心溶融が進んでいる可能性がある」と発表した。発電所の周辺地域から、燃料の核分裂に伴うセシウムやヨウ素が検出されたという。燃料が溶けて漏れ出たと考えられる。炉心溶融が事実だとすれば、最悪の原子力事故が起きたことになる。炉心溶融の現象が日本で確認されたのは初めて。保安院は同日午後3時半、圧力
炉心溶融とは… (3月12日 15:15) 原発から初の蒸気放出、「最悪」回避へ綱渡り (3月12日 13:35) 列島各地で誘発地震、M6以上が広がる可能性も (3月12日 13:27) 福島第一原発の緊急事態、想定上回る危険水域 (3月12日 13:21) 巨大な断層のずれ、長さ500キロ幅200キロ (3月12日 13:21) 津波に襲われた街でなぜ火災相次ぐ? (3月12日 12:59) 地震発生から津波来襲まで最短30分 (3月12日 12:03) 地震計に不具合か、緊急地震速報の発信に不安 (3月12日 11:01) 宮城の観測点が南に4m、上に70cm (3月12日 10:42) 相次ぐ原発緊急事態、想定外と見通しの甘さ (3月12日 10:37)
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く