ブックマーク / wiredvision.jp (9)

  • 『iTunes』のプレイリスト共有機能で問われる音楽センス | WIRED VISION

    iTunes』のプレイリスト共有機能で問われる音楽センス 2003年11月14日 コメント: トラックバック (0) Leander Kahney 2003年11月14日 米アップルコンピュータ社は、クールに振舞うことなどもはや簡単だと言わんばかりに、人々の社会的地位を揺るがす新しい方法をもたらした。 アップル社のデジタル・ジュークボックス・ソフト『iTunes』(アイチューンズ)でローカル・ネットワークを通じて音楽コレクションを共有できるようになったおかげで、他人の音楽センス――あるいはセンスのなさ――を判断することが可能になったのだ。これは、以前ならある程度親しい人どうしでしかできなかったことだ。 同僚や近所の人、同級生の音楽コレクションを吟味できるというのは、各人の魂をのぞき込むようなものだ。外見はクールで魅力的に見える人が、ひどくお粗末な音楽センスのせいで教養のなさがばれてしまっ

  • 男と女は「美」の把握が異なる:脳の研究で違いが明らかに | WIRED VISION

    前の記事 米国で太陽発電施設の建設ラッシュ、金融安定化法が追い風に 男と女は「美」の把握が異なる:脳の研究で違いが明らかに 2009年2月26日 Brandon Keim Image:Flickr/Mark Kobayashi-Hillaryサイトトップページはネパール人のカップル(Wikimedia Commons) 「美は見る者の目に宿る」という諺があるように、あるものを美しいと感じるかどうかは、その人の審美眼に左右されることはよく知られている。美の評価は見る人の脳によって左右されると言い換えてもいいが、男性の脳と女性の脳では、美しいものによって引き起こされる反応に違いがあることが、このほど科学的に説明された。 男性の場合、美しいと感じられる画像によって活性化される脳の部位は、ものの絶対的な位置(X軸、Y軸の座標平面上のどこにあるか)の把握をつかさどる箇所だ。女性の場合も、美しいと感じ

    conchucame
    conchucame 2009/02/27
    美とは「独特で興味深く、心地良いもの」
  • 人間の倫理は非理性的か:「トロッコ問題」が示すパラドックス | WIRED VISION

    人間の倫理は非理性的か:「トロッコ問題」が示すパラドックス 2008年11月11日 カルチャー コメント: トラックバック (0) Brandon Keim Image: Harvard University ある状況下では、1人を犠牲にしてたくさんの人の命を救うことは全く正しいことに思える。一方で、同様の命の救い方が、良心に欠けると感じられる状況もある。道徳観念において、われわれの考え方は思ったほど理性的ではないのかもしれない。 「興味深いのは、一貫性に欠けていることだ」とハーバード大学の社会心理学者Mahzarin Banaji氏は言う。「われわれは突如としてカント主義的になる場合がある」 このパラドックスを何より明確に示すのが、「トロッコ問題」(トロリー問題)という古典的な思考実験だ。 5人が線路上で動けない状態にあり、そこにトロッコが向かっていると想像してほしい。あなたはポイントを

    conchucame
    conchucame 2008/11/12
    「倫理的判断は理性と感情のバランスの下に下される」
  • 「心を読み取るシステム」:脳に記録された視覚情報の解読に成功 | WIRED VISION

    「心を読み取るシステム」:脳にある視覚情報の解読に成功 2008年3月10日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (3) Brandon Keim カリフォルニア大学バークレー校の科学者らが開発しているのは、人がさまざまな画像を見ることによって起こる脳パターンを予測するコンピューター・モデルだ。これは、人の心を読み取る第一歩となるかもしれない。 Image: University of California at Berkeley 画像をクリックすると拡大画像が見えます 今見ているものを教えてほしい……いや、言わなくていい。すぐに、コンピューターが脳の活動を分析するだけで、何を見ているか教えてくれるようになるだろう。 『Nature』誌オンライン版で3月5日(米国時間)、カリフォルニア大学バークレー校の神経科学者らがある解読システムを公開した。 研究者チームは、リアルタイ

  • 文字を色で、香りを形で感じる人たち:「共感覚」と比喩 | WIRED VISION

    文字を色で、香りを形で感じる人たち:「共感覚」と比喩 2008年9月 8日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) Brandon Keim 色を「聴く」、味を「見る」といったことができる人がいる。こうした人々は「共感覚者」と呼ばれ、異なる知覚領域が組み合わさって感じられる。 [共感覚とは、ある刺激を受けたとき、来の感覚に他の感覚が伴って生ずる現象で、印刷された文字が色となって感じられたり、香りが形を伴ったり、話し言葉が虹色に見えたりする(日語版記事)。 過去記事「VRもオーラも「共感覚」の一種?」によると、共感覚者は、多く見積もると2000人に1人の割合で存在する可能性がある。共感覚が起こるのは、脳の複数の部位が同時に活動するからだと考えられており、共感覚者においては連結されている脳の部位が、共感覚者以外の人では、発達のある段階で切断されている(新生児の脳に見ら

  • ロックバンド『クイーン』のメイ氏、天体物理学の博士論文を出版 | WIRED VISION

    ロックバンド『クイーン』のメイ氏、天体物理学の博士論文を出版 2008年8月 6日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) Brandon Keim ロック・バンドのクイーンを結成したギタリスト、Brian May(ブライアン・メイ)氏が執筆した天体物理学の博士号取得のための論文が書籍となって発売された。 May氏は1970年に黄道光――日没後には西に、日の出前には東に見える三角形の光――の研究を始めたが、ロック・スターとして活動するために30年間研究を中断した。そして2007年に、ロンドンのインペリアル・カレッジで論文を完成させた。 [AstroArtsの記事によると、1971年、24歳のブライアン・メイ氏はロンドンのインペリアルカレッジで天体物理学の博士号取得を目指していた。当時、惑星間物質の研究で2の論文に名を連ねていて、1つは科学雑誌「Nature」に掲載さ

  • 「美には生物学的な根拠」彫刻作品と脳の働きを実験 | WIRED VISION

    「美には生物学的な根拠」彫刻作品と脳の働きを実験 2007年11月26日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) Brandon Keim Image: PLoS One 古代ギリシャやローマの彫刻を一度も見たことがなくても、『ミロのビーナス』の美しさは能的にわかるのだろうか? ミケランジェロよりもビール『Michelob』(ミケロブ)に馴染みが深い場合でも、缶ビールをお腹に突っ込んだチキンより『ピエタ』に、より喜びを感じるのだろうか? その答えは「イエス」だと、Emiliano Macaluso氏、Cinzia Di Dio氏、Giacomo Rizzolatti氏の3人は主張している。 Public Library of Science(PLoS)が出版する『PLoS One』誌に11月21日(米国時間)発表された研究の中で、イタリアのパルマ大学所属の神経科学者

  • 「永久寿命の電球」、英企業が開発 | WIRED VISION

    「永久寿命の電球」、英企業が開発 2007年7月 5日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) Charlie Sorrel 2007年07月05日 「白熱電球には、製造段階で寿命が設定されている」という陰謀説は、長年にわたって語り継がれてきた。この説の続きは、もし永久寿命の電球が発明されたなら、電球業界は最後の1個を売り払って事業から撤退するだろう、というものだ。 環境への関心が高まったおかげで、寿命の長い電球は今や現実となった。 英Ceravision社が開発した『Continuum 2.4』は、理論上永遠の寿命を持つ。マイクロ波を放出する部分が、「電球」の中の気体を物理的な接触なしに活性化させ、50%のエネルギー効率を達成する。 これに対し、蛍光灯のエネルギー効率は15%で、白熱電球のエネルギー効率はわずか5%だ。 ほぼ点光源のライトであるContinuum 2

  • 新説:神経の情報伝達は、電気ではなく「波」 | WIRED VISION

    新説:神経の情報伝達は、電気ではなく「波」 2007年6月14日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) Brandon Keim 2007年06月14日 神経が細胞から細胞に電流を伝えることで機能する、というのは多くの人が知っている常識だ。しかし、神経が痛みの信号を伝達するのを麻酔が阻止する仕組みはわかっていない、と聞いて驚く人もいるだろう。 こうしたことを理由に、2人の科学者は、そもそも神経の仕組み自体が解明されていないと考えている。 2人はある新説を発表し、物議をかもしている。それによると、電流は神経が機能する際に副次的に発生しているだけにすぎないという。ちょうどパイプ状の物体の中で音波が反響するように、神経は強い圧力の波を伝えているというのだ。 デンマークのコペンハーゲンにあるニールス・ボーア研究所の物理学者、Andrew Jackson氏は「神経は連なったト

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