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ブックマーク / science.srad.jp (3)

  • 眼に注射すると近赤外線が見えるようになるナノ分子 | スラド サイエンス

    光受容体に結合し、光の波長をアップコンバートするナノ分子(pbUCNP)を哺乳類の眼に注射することで、近赤外線が光として見えるようになるという研究成果が発表された(論文、 The Registerの記事、 SlashGearの記事)。 哺乳類の光受容体は波長が700nmを超える近赤外線を検出できない。中国科学技術大学とマサチューセッツ大学メディカルスクールの研究グループはピーク波長980nmの近赤外線を照射することでピーク波長535nmの光を発するナノ分子(UCNP)を合成し、マウスの網膜下腔へ注射した。光受容体にUCNPが結合したマウスに波長980nmの近赤外線を照射すると瞳孔の収縮がみられ、近赤外線で照されている場所を明るい場所と同様に避けるようになったという。 また、可視光線による特定の形状と関連付けられた隠しプラットフォームを見つけるよう訓練したマウスに注射したところ、近赤外線によ

  • 腸内に住み付いたビール酵母が原因で、体内でアルコールが生成され「自家中毒」になっていた男性 | スラド サイエンス

    アメリカの国営ラジオ局NPRのブログ記事によると、テキサス在住の61歳の男性が目眩がして気持ちが悪いと救急に運ばれた。病院で呼気検査を行ったところ、男性はその日酒を全く飲んでいなかったにも関わらず、男性の血中アルコール濃度は「運転しても良いアルコール血中濃度」の3倍を超えていたという。 興味をもった医師がその後検査した結果、男性は以前自宅でビールを醸造していたことがあり、何らかの経緯でビール酵母に感染してしまっていたという。その結果、パスタや糖分の多いべ物、飲物を摂取すると腸内にアルコールが発生する状態になっていたそうだ。 ビール酵母への長期的な感染は大変珍しいらしいが、抗生物質を取ったあとや免疫が弱まっている場合に起こり得るらしい。

  • 115番元素、元素周期表に追加へ | スラド サイエンス

    スウェーデン・ルンド大学を中心とした研究チームが、115番元素の存在を確認したそうだ(ルンド大学のニュースリリース、 Forbesの記事、 ナショナルジオグラフィックの記事、 家/.)。 暫定的にウンウンペンチアム(Uup)と呼ばれている115番元素は、2004年に露ドゥブナ合同原子核研究所と米ローレンスリバモア国立研究所の共同研究チームが生成に成功している(/.J記事)。しかし、国際純粋・応用物理学連合(IUPAP)と国際純正・応用化学連合(IUPAC)の合同ワーキンググループは必要な条件を満たしていないとして承認を見送っていた。今回、ルンド大学の研究チームが同じ方法で115番元素の生成に成功したことで、正式に新元素とみなされることとなった。今後はIUPAP/IUPACにより確認されたのちに正式名称が決定され、元素周期表のフレロビウムとリバモリウムの間に追加されることになるとのことだ。

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