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bookとscienceに関するconsigliereのブックマーク (8)

  • 色覚サイエンスの最先端を知ると、「日本」まで見えてくる――『「色のふしぎ」と不思議な社会』  - HONZ

    「この赤はリンゴの赤だね」と言うとき、どんな赤色を見ているかは、実は人それぞれだ。そもそもヒトがどんな色を視ているかを科学的に考えたことがあまりない。ところがその色覚について、「正常」と「異常」に線引きする時代もあった――それなら色覚とはいったいどういうものなんだ? 猛然と、最先端のサイエンスの知見に挑む著者による、新たな色覚原論の決定版! 著者の川端裕人さんと言えば、最近では『理論疫学者・西浦博の挑戦 新型コロナからいのちを守れ!』や『科学の最前線を切りひらく!』など、サイエンスの現場の話を平易に伝えてくれるノンフィクション作家だ。と同時に小説も数多く手がけているほどで、読みやすい文章でこちらの守備範囲を広げてくれる。 1964年生まれ、学校健診の色覚検査で「色覚異常」とされた、当事者である川端さんが5年以上地道に調べて書き上げたのが、色覚をめぐる社会情勢と歴史、そして、2021年の科学

    色覚サイエンスの最先端を知ると、「日本」まで見えてくる――『「色のふしぎ」と不思議な社会』  - HONZ
  • 科学史の定説をくつがえす-アラビア語写本の山をかきわけて- | 広島大学

    中世ラテン世界の宇宙観、すなわち当時の自然科学に関する認識を知る手がかりとして『天球について』というがあります。このは、長い間自然科学を学ぶ学生の教科書として親しまれてきました。三村先生は、膨大なアラビア語の文献を調査して、このの真の著者を発見しました。 Mimura, Taro. The Arabic Original of (ps.) Māshā’allāh’s Liber de orbe: its date and authorship. The British Journal for the History of Science. 2015, vol.48, no.2, p.321-352. 中世ラテン世界にアリストテレス自然学とそれに基づく宇宙観を伝えた最初期のラテン語作品として、中東地域を支配したアッバース朝(750-1258)の宮廷占星術師マーシャーアッラーフ(800年

  • 『地震の癖』(角田史雄著、講談社+α新書)の内容について - 横浜地球物理学研究所

    埼玉大学名誉教授である角田史雄氏が著した、『地震の癖』(講談社+α新書)というがあります。ひと言でいうと、プレートテクトニクスという定説を真っ向から否定する内容です。まとめますと、 ・「地震は、プレートの沈み込み運動によって起きる」という定説は、ウソである ・地震は、熱による地殻ブロックの隆起によって、ブロック境界部で発生し、熱の移動とともに震源も移動していく といった主張がなされています。幾つか有益な考察もあるのですが、総じて書の内容は信頼できません。「真実を探求すること」よりも、「やみくもに定説に反対すること」を目的としてしまっている感があり、鵜呑みにされないほうが賢明かと思います。 ■ こので角田氏は、「従来のプレートテクトニクスは間違いである」、「プレートは海溝部で沈みこんでなどいない」、と一貫して主張しています。そして、「太平洋プレートは、実は時計回りに回転しているだけであ

    『地震の癖』(角田史雄著、講談社+α新書)の内容について - 横浜地球物理学研究所
    consigliere
    consigliere 2017/12/14
    「「真実を探求すること」よりも、「やみくもに定説に反対すること」を目的としてしまっている感があり」
  • 「世界の不思議な音」書評 「理」と「情」で解き明かす音文化|好書好日

    世界の不思議な音 [著]トレヴァー・コックス 〈音〉を言葉で説明するのは難しい。自然の音や楽音はさまざまな情感を呼び起こすから論理的に解説しづらく、いきおい、情感と理屈のバランスが取りにくくなる。だがこのは、音について語るときの〈情〉と〈理〉のバランスがすばらしい。珍しい音を求めて世界中を旅する音響学者の、楽しい科学エッセーだ。文体と内容も、一般向け科学啓蒙(けいもう)書とエッセーの中間ぐらいの、ほどよい堅さと柔らかさ。 音を求めて三千里の著者の旅は、イギリスとアメリカのコンサートホールから始まり、屋根や壁がないのに音が良く響くストーンヘンジのレプリカ、古い教会、かつての軍事施設、不思議な音を出すカリフォルニアの砂丘、マヤ文明のピラミッド遺跡が出す音、珍しい鳴き声の鳥が棲(す)むオーストラリアの乾燥林など、あらゆる場所におよぶ。さながら、音の世界旅行のガイドブック。 さらに著者は、音にか

    「世界の不思議な音」書評 「理」と「情」で解き明かす音文化|好書好日
  • 過去の科学者に現代の基準でマジレスする──『科学の発見』 - 基本読書

    科学の発見 作者: スティーヴンワインバーグ,大栗博司,Steven Weinberg,赤根洋子出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2016/05/14メディア: 単行この商品を含むブログを見るこれはまたけっこうヘンテコな──というか、あまりないタイプの科学史ノンフィクションである。たとえば──紀元前、デモクリトスやらタレスやらゼノンやらの時代の人々がいっていた「世界を説明する記述」にたいして「もちろんゼノンの論法は間違っている。」とマジレスしながら科学史を辿り直していく一冊なのだ。 間違っていることなんか現代では誰もが知っているのだから(そしてその一部に真実をかすめている部分があればすげーともなるわけだが)それをわざわざ指摘してどうするんだとこっちがマジレスしたくなるが、これが読んでみるとたしかになんでわざわざそんな野暮なことをやらなければならないのかの意味はよくわかる。 どういうこ

    過去の科学者に現代の基準でマジレスする──『科学の発見』 - 基本読書
    consigliere
    consigliere 2016/05/17
    「「間違っているから問題だ」と言っているわけではなく、「自分の理論を確かめ検証していく実証的な観点を持っているか否か」を問うている」 これは重要だ
  • 大学図書館の「除籍処分の嵐」:みすず書房の「わが師・わが友」まで除籍だった!? | Kazumoto Iguchi's blog 2

    みなさん、こんにちは。 21世紀の前半の昨今、よりにもよってこんなことになるとは?と思ったことは、大学図書館における除籍処分の嵐である。 大学の図書館の第一の役割は「の保存保管」である。 が、これを突然放棄し始めたのである。 さすがにこれには驚いた。(大学の人は何かを勘違いしているんですナ。科学は現代に近いほど進歩していると思っているだろうが、それは真っ赤な嘘。進歩したのは一部のソフトだけで、質的にはまったく進歩はなかったのである。これが今の世界の停滞を導いている根源なのだ。) 私がこれに最初に気づいたのは、最適制御理論のを勉強し始めた10年ほど前、阿南高専の図書館に行っては中を見てはこれは買っておくべきだなとアマゾンでポントリャーギンの微分方程式のを注文して買うと、なんとそれが東京理科大学の図書のマークがついていたことだった。我が母校の図書館からの流出書であった。 結果的には大学

    大学図書館の「除籍処分の嵐」:みすず書房の「わが師・わが友」まで除籍だった!? | Kazumoto Iguchi's blog 2
  • Beautiful Images From Rare Books of Science and Astronomy

  • The Magic of Reality: How We Know What's Really True by Richard Dawkins

    consigliere
    consigliere 2011/09/21
    Richard Dawkins氏の啓蒙用の絵本。イラストは Dave McKean氏。欲しい!
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