新型コロナウイルス感染拡大による4/7の政府の緊急事態宣言を受けて、チェーン書店のみならず個人書店も売り上げ減少、または営業自粛に追い込まれつつあります。 実店舗に行くことが難しい現在、Amazonなどの大手通販サイトを利用することも可能ですが、個人書店を普段から応援している方々は、実店舗に足を運ばずとも各店舗から直接購入できる通販、または配送サービスのあるウェブサイトがあります。今回、その一覧表を作りました。基本的に新刊を扱うお店が中心ですが、古書店も入っています。サイトも個性的で楽しいです! 「ここも入れた方がいい」などのご助言も何なりとお願いいたします。随時更新していきます。また、購入方法詳細や各店舗の開店状況は、各店舗のHPなどをご確認いただきつつ、こちらのリストをご活用いただけますと幸いです。 なお、チェーン店の状況は、ライツ社さんがまとめてくださっていますのでそちらをご参考くだ
ジャスダック上場の書店大手「文教堂グループホールディングス」は、6月28日付で事業再生実務家協会に事業再生ADR手続の利用を申請したと発表しました。 1949年に設立の同社は、書店・雑誌小売を中心に書店チェーンの「文教堂」を展開しているものの、ネット通販やデジタルコンテンツの普及により、主力となる書籍・雑誌の販売不振が続いています。また、不採算店舗の閉鎖費用や改装費用などの経費負担もあり、2018年8月期には約2億3000万円の債務超過に陥るなど経営環境が悪化しています。 そのため、同社は2019年8月31日までに債務超過の解消が必要となる上場廃止の猶予期間入り銘柄に指定されており、債務超過の解消には財務体質の抜本的な改善が必要と判断し、事業再生ADR手続による再建を決定したようです。 事業再生ADR手続は、取引金融機関を対象として進められる再建手続で、事業再生計画案の内容については確定次
町田の古書・古本店「高原書店」(町田市森野1)が5月8日、閉店した。同店フェイスブックページで明らかにし、同日、東京地方裁判所で破産手続き開始の決定がされている。 同店は1974(昭和49)年、町田初の古書店としてオープン。数回の店舗移転で売り場面積を拡大しながら、相模原市や横浜市、新宿区などに支店を出店。1985(昭和60)年の小田急町田駅前のPOPビルへの本店移転では「大型古書店」として注目された。 古書販売に加えて、目録を兼ねた冊子の発行や店内の美術サロンを地元美術家の発表の場として提供。八木義徳さんや遠藤周作さん、桜田常久さんなど町田ゆかりの作家との交流もあったという。直木賞受賞作家の三浦しをんさんは大学卒業後、同店でアルバイトした。 現店舗には2001年に移転。もともと学習塾だった店舗の面積は約700平方メートル。1階~4階の各教室にジャンル別に本を収容。廊下に設置した本棚で白州
■書物への愛、執念伝える 本屋というと、新刊本が並ぶ店先を思い浮かべる。しかし、江戸時代の本屋は基本的に古本屋だった。 「出版もすれば問屋にもなる。新刊も古書も売買する。本に関することは何でもするが、経営基盤は古本業務でした」 これまで注目されてこなかったその実態を、本屋の日記や同業者団体である本屋仲間の記録など多くの史料に当たって究明した。明治初期までに日本で出た「和本」の魅力を伝える著作の4作目となる。 もともと本好きで、学生時代のアルバイトは新刊書店や、出版社の倉庫係。和本などを専門とする東京・神田神保町の古書店・誠心堂書店の娘と結婚して古書の道へ。15年ほど前に大病をして、「世間の皆さんにお役に立つことをしたいと人生観が変わり」執筆に励むことになった。 和本を通じて感じるのは日本人の書物への愛だ。 「『源氏物語』がいま読めるのは、書き写してくれた人たちがいたから。しかも、後代のため
【8月18日 東方新報】古書店として名高い北京の「中国書店」総経理の於華剛(Yu Huagang)氏はどうやって、日本の書店で「お宝」を発掘するのだろうか。 於氏は「中国書刊発行協会」古書業工作委員会の主任も務めている。同委員会は日本の業界団体とも古くから交流があった。 「ある年、日本の書店関係者が冬の北京を訪れた時、皆さんは薄着でした。私は彼らを衣料店に連れて行き、ダウンジャケットを買って差し上げました。こうした関係がありますので、毎年、日本の大きな書籍イベントに展示される書籍などのリストも手に入ります」 於氏は日本に行くと、観光もせずひたすら書店を巡る。 「札幌を訪れた際には、中国人留学生に車を運転してもらい、本屋を巡りました。この数年で北は北海道から南は北九州まで行きましたよ」 しかし日本語ができない於氏が、どうやって日本の書店関係者やコレクターとやり取りするのか。 於氏は日本で明版
【8月18日 東方新報】北京の「中国書店」は、多くの古書に巡り合える場所だ。 近年、その蔵書の数はさらに増えた。海外に散逸する中国古書を買い戻す取り組みを続けると共に、そうした古書を整理・出版し、内容を多くの読者と共有している。 古書買い戻しを行っているのは、今年2月、中国書店の総経理に正式に就任した於華剛(Yu Huagang)氏だ。多くの古書が、於氏によって国外から買い戻され、その大半が中国文化とつながりの深い日本に残されていた。 於氏は小学生のころから、中国書店の常連だった。1952年開業の中国書店は、当初は中国の貴重な文献資料の保存に携わっていた。そして、この十数年は海外で多くの古書を購入している。 「以前から、古書の流出には思うところがありました。これらの本は一度売られると、同じ値段で買い戻すことが難しいのです」 於氏は、中国書店にある古書をデータベース化すると同時に、国外に流出
書店が椅子を用意して立ち読みよりも座ってお読みくださいを始めたのは、ジュンク堂が最初でもう15年以上になるだろうか。それに追随する書店もあり、サービスの一環として定着している。ただ私はどうしても違和感を覚える。このサービスに対してもだが、座って本を読んでいる輩に対してである。 この神経は一体何なのか。昔は貸本屋があったし今は充実しているとは言えないが図書館がある。貸本屋・図書館は書籍を購入してから公開しているので文句はないだろう。だが書店の「本」は買い切りなら本屋の物だが委託なら出版社のものである。日本の場合大半が委託だろう。ならば書店も読者も勘違いしてないか。話は変わるが、以前ベストセラー作家が束になって図書館のベストセラー複本購入に対し反対しているのを目にした。私からすれば図書館は本を買っているのでいいじゃないかと思う。図書館に対し反対するのであれば、書店で座り込んで本を読む輩や書店に
神保町の旧・岩波ブックセンター跡地に、本を中心に人々が集い新しい知識・新しい仲間に出会える、本と人との交流拠点「神保町ブックセンター with Iwanami Books」がオープンします。 まちづくりにつながる事業企画、建築設計、店舗運営を行うUDS株式会社(所在地:東京都渋谷区 代表取締役社長:中川敬文 以下UDS)は、2018年4月11日、東京・神保町の旧・岩波ブックセンター跡地に、書店・喫茶店・コワーキングスペースの複合施設「神保町ブックセンター with Iwanami Books 」(以下、神保町ブックセンター)を開業いたします。 世界有数の「本のまち」神保町に誕生する神保町ブックセンターは、岩波書店アネックス内の旧・岩波ブックセンター跡地をUDSが貸借し企画・設計・運営を行うプロジェクトです。本を中心に人々が集い、新しい知識・新しい仲間に出会える、神保町における「本と人との交
3月3日、二子玉川店(東京・世田谷区)内に新たな児童書専門ショップ「天才キッズ」を初めて導入し、リニューアルオープンする。「学ぶ」「育てる」「遊ぶ」「楽しむ」をテーマにして、絵本や児童向け読みもの、知育玩具、文具、雑貨、CD、DVDなど、約3万点のアイテムを60坪の売場に揃える。専用カウンターを設け、コンシェルジュを配置する。今後、他の店舗にも導入していく考えだ。
仙台市青葉区一番町で100年以上にわたり営業してきた古書店「熊谷書店」が30日、閉店した。東北大片平キャンパスに近く、一時は5軒あった古書店街も、残り1軒のみになる。 店主の熊谷道也さん(79)によると、約90平方メートルの店舗には文学作品から学術書、郷土史など、幅広いジャンルの約3万冊を陳列していた。記録は残っていないものの、熊谷さんの祖父が明治の末ごろに創業。1945年の仙台空襲で焼けたが再建した。新聞記者だった熊谷さんは41歳で店を継ぎ、一時は大いに繁盛したという。 しかし、活字離れのせいか、次第に売り上げが減少。1年半前に閉店を決断した。最終日となった30日は7割引きセールを実施。かつての常連客らでにぎわった。 60年近く通ったという市内…
田村 正(東方書店) ジュンク堂書店池袋本店 9F ギャラリースペース 定員30名 19:30開始 19:00開場 21:00終了予定 中国語を勉強したり、中国に関する研究をしている人にとっては、知らない人はいないであろう、東方書店。神保町・すずらん通りに店舗を構えるこの書店は、50年にわたり、内外の中国関係の書籍を必要とする人々に信頼される書店として在り続けています。一般の書店とはひと味違った東方書店のような専門書店は、一体どのような信念のもとに経営をされているのでしょうか?またそのスタンスは時代によって変わっていったのでしょうか?20年以上神保町の店舗で店頭に立ち、現在は東方書店営業部長として働かれている田村正さんにお話を伺います。 【講師紹介】 田村 正 1981年、東方書店入社、同時に営業部店売課に配属。すずらん通りの店舗に勤務。2005年、高島平業務センターへ異動。2013年営業
出版文化の源流-京都仏教書肆創業一覧 屋号 期間 創業地 種類 菱屋/文昌堂 慶長 (1596)~現在 錦通新町西入ル 真宗 平楽寺 慶長 (1596)~現在 二条通烏丸西入ル 日蓮 菱屋/松柏(栢)堂 慶長 (1596)~昭和6.9 今出川 儒学 丁子屋/護法館 寛永 (1624)~大正12.10 五条橋通扇屋町 真宗 杏林軒/文石堂 元禄 (1688)~明治 五条通高倉東入ル 本屋/麗沢堂 正徳 (1711)~明治末期 古門前縄手東入ル 浄土 堺屋/尚書堂 宝暦 (1751)~明治 三条通柳馬場東南 升屋 明治 (1764)~明治27 富小路通三条上ル 儒学 山城屋/文政堂 文政 (1818)~現在 蛸薬師通高倉西入ル 菱屋/法文館 天保11 (1840)~昭和27頃 五条通高倉東入ル 真宗 丁子屋/法藏館 嘉永3 (1850)~現在 上珠数屋町烏丸東入 真宗 丁子屋 嘉永6前(185
File Not Found. 該当ページが見つかりません。URLをご確認下さい。 お知らせ 事件・事故のジャンルを除き、過去6年分の主な記事は、インターネットの会員制データベース・サービスの「京都新聞データベース plus 日経テレコン」(http://telecom.nikkei.co.jp/public/guide/kyoto/)もしくは「日経テレコン」(本社・東京 http://telecom.nikkei.co.jp/)、「ジー・サーチ」(本社・東京、 http://www.gsh.co.jp)のいずれでも見ることができます。また、登録したジャンルの記事を毎日、ネット経由で会員に届ける会員制データベース・サービス「スカラコミュニケーションズ」(本社・東京、http://scala-com.jp/brain/) も利用できます。閲読はともに有料です。 購読申し込みは下記のページから
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