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細胞工学連載コラム「生命科学の明日はどっちだ?」目次 吾輩はキリンである.模様はひび割れている 皆さま,申し訳ありません.ジンクピリチオン祭りで燃え尽きてしまい,2カ月ほどお休みをいただきました.今月号からまたよろしくお願いいたします. 寺田寅彦を知ってますか? 今回もちょっと古い話で始まります.図1 の切手の肖像が誰だかわかるでしょうか? 若い人はたぶんご存知ないかもしれないが,この人物が今回の主役の物理学者,寺田寅彦(1878 ~ 1935)である.一見,何の変哲もない硬物の昔のおっさんだが,これがまたつはたいしたおっさんなのである.大体,この切手の写真にしたって,じつは下の写真のような「きれいどころ」に囲まれて,にやけるのをこらえている一枚なのである.こんな写真が切手になるところからしてただものではないが,科学的な業績は,もっとすごい. 寅彦は,X線結晶解析に関して非常に先駆
エサをとるため触手を出すクリオネ=紋別市の道立オホーツク流氷科学センター触手を出してエサを食べるクリオネ=紋別市の道立オホーツク流氷科学センター クリオネの食事の様子を見ませんか――。紋別市の道立オホーツク流氷科学センターが大型連休期間中、「世界初?」と題したエサやりショーを公開する。水中をひらひら舞うように泳ぐ姿は天使にたとえられるが、エサを食べる姿はまるで悪魔のよう。 クリオネは殻を持たない巻き貝の仲間。体長が1〜3センチほどで、流氷とともにオホーツク海沿岸にやってくる。頭のように見えるオレンジ色の部分は口と内臓。ここから何本ものバッカルコーン(触手)を出してエサを捕まえる。 詳しい食生活はわかっていないが、同じ仲間で貝殻のついたリマキナが好物のようで、今回は海で一緒に捕獲し、冷凍しておいたリマキナを与え、食べる様子を披露する。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、購読
海外FX業者を利用する上で、ボーナスは絶対に欠かせません。口座を新規開設するだけでもらえる「口座開設ボーナス」、入金時にもらえる「入金ボーナス」、その他にもキャッシュバックなど、様々なボーナスがもらえます。 受け取ったボーナスはそのまま取引に使え、利益が出た時は出金することも可能です。お得はあっても損はないボーナスなので、海外FX業者を選ぶ際には必ず比較しておきたいところです。 そこでこの記事では、海外FXボーナス(口座開設ボーナス・入金ボーナスキャンペーン)全195社を徹底的に研究した上で、おすすめ完全比較ランキングにまとめました。日本人に人気のFX業者だけでなく、マイナーの海外FX業者や注意点なども詳しく解説していきます。 「海外FXボーナスが豪華な業者をすぐに知りたい」という方向けに、海外FXボーナス選びに役立つカオスマップを作成したのでこちらも併せて参考にしてください。 「どのFX
「科学史をちょっと勉強してみたいんですが、どんな本がありますか?」という質問を、ときどきいただきます。 科学史を専攻している人間にとってはたいへんありがたいことです。 なのですが、こういうとき、答えるのに困ってしまうというのもまた確かです。 たいていの学問分野にはスタンダードな教科書・入門書というのがありますが、科学史の場合は、適当な本を挙げるのが難しいのです。 その大きな理由は、「科学史」とひとくちに言っても対象があまりに広いことにあります。 「科学」だけとってみても、物理、化学、生物、地学etc.とさまざまな分野があります。 「歴史」だけとってみても、古代から現代まで、日本からヨーロッパまで多様です。 加えて、科学史の研究対象で紹介したように、科学にまつわるありとあらゆることの歴史が科学史の範囲になります。 これらを一冊でカバーするような本を書くというのはとても困難だと言わざるをえませ
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