【読売新聞】 科学技術や産業技術を普及・啓発してきた「科学技術館」(東京・北の丸公園)を運営する日本科学技術振興財団が、同館を建て替える方針を決めたことがわかった。工事の時期は今後調整し、新しい館は2035年度の開業を目指す。 19
【読売新聞】 博物館などで文化財を傷める虫やカビをガスで殺す「 燻蒸 ( くんじょう ) 」を行うことが、格段に難しくなる可能性が高まっている。国立博物館など全国の博物館で最も一般的に使われているガスの販売終了が決まったためだ。現在
【読売新聞】 【ニューヨーク=小林泰裕】米SNS大手X(旧ツイッター)オーナーのイーロン・マスク氏は15日、新規ユーザーの投稿に課金制度を導入する方針を明らかにした。「ボット」と呼ばれる自動投稿プログラムを削減する狙いがある。具体的
【読売新聞】 「新型コロナは利権団体によるデマ」「ワクチンにはICチップが入っている」など、新型コロナの感染拡大を機にSNSなどで広まった陰謀論。そんな陰謀論に「ハマりやすい」人の特徴をあぶりだした日本人社会心理学者の論文が学術誌「
【読売新聞】 今年度の学校図書館の図書購入予算について、読売新聞が全国168自治体に聞いたところ、児童生徒1人あたりで小学校は約13倍、中学校では約27倍の差があることがわかった。国は自治体に図書購入費用のための予算を充てているが、
設置されたゴールデンスパイクの前で記念撮影する小出市長(右端)や岡田教授(前列)ら(21日、市原市田淵で) 地質学上の一時代となった「チバニアン(千葉の時代)」の基準地となった市原市田淵の地層に、目印となる金色の 鋲(びょう) 「ゴールデンスパイク」が設置され、21日に記念式典が行われた。関係者らは節目を喜ぶとともに、今後への期待の声を上げた。 チバニアンは約77万4000~約12万9000年前の時代で、2020年1月に命名が決まった。市原市の地層には、約77万3000年前に地球の磁気(地磁気)が反転した痕跡が残されており、それ以前との境界を最もよく示す「国際標準模式地(GSSP)」に選ばれた。 GSSPには、スパイクを打つことが慣例になっている。今回設置されたスパイクは、市内に工場を持つ「不二サッシ」が制作し、市に寄贈した。直径20センチの円形で表面には「Chibanian」と刻印されて
【読売新聞】統計学の原罪と救済 評・三中信宏(進化生物学者) 統計データ解析の界隈(かいわい)では、数年前から、これまで長らく使われてきた個々の解析手法ならびに一般的な研究ワークフローをめぐって論議の高まりが目につくようになった。本
中学校の理科の授業で、鉄と硫黄を化合して硫化鉄をつくるなどの実験中に生徒が体調不良を訴える事故が、5月に長野県内で3件相次いだ。 県内の多くの中学校で使用する教科書でこの時期、硫化鉄生成の実験を取り上げているために事故が重なったとみられる。一方、理科教育の専門家からは、若い教員らの実験に対する知識や技量不足を指摘する声も上がっている。 県教育委員会によると、県内の公立中学校で2年生時に使用している東京書籍の教科書「新編 新しい科学 2」に沿って授業を進めると、例年5月頃に鉄と硫黄の化合実験をする学校が多いという。 実験は、アルミニウム 箔 ( はく ) を丸めた筒に鉄粉と硫黄の粉末を混ぜ合わせて詰め、筒をバーナーで加熱して硫化鉄を生成。磁石や薬品を使い、できた硫化鉄が鉄や硫黄と異なる性質を持つことを確認する。 その際、筒に隙間などがあると空気が入り、硫黄と酸素が結びついて毒性のある気体の二
世界初となる地球内部の「マントル」への直接掘削を目指し、海洋研究開発機構などは今年9月、有力候補地である米ハワイ沖の事前調査に乗り出す。 マントルまでの地下構造を詳しく調べ、掘削に適した場所を探すのが目的だ。日米欧などの国際チームは2020年代前半にも、日本の地球深部探査船「ちきゅう」によるマントル掘削を目指す。 マントルは地球表面を覆う地殻の下にあり、地球全体の8割の体積を占める。岩石でできているがゆっくり動いており、大陸移動や地震を引き起こすプレート(岩板)の動きや火山活動に影響している。直接観察によりマントルの固さや水分量などが分かれば、プレートの動きや地球の成り立ちの解明につながると期待されている。
◇京大研究者ら巡回計画 ◇2年内目標「純粋な感動伝えたい」 アフリカの子どもたちに科学の面白さを伝えたい――。京都大の天文学や数学などの若手研究者やアートの専門家が、科学の魅力を伝える絵本を作る計画を進めている。本に触れ合う機会の少ないタンザニアの子どもたちに、「光」の性質を絵で理解してもらう試みだ。背景には、研究費獲得のために成果が求められがちな学界の風潮や自らの姿勢を見つめ直し、「純粋な好奇心や感動に立ち返りたい」という研究者たちの思いがある。(林華代) 車に本を積んだ「移動図書館」で現地を巡り、子どもたちに絵本で科学の魅力を伝える計画で、「旅する科学絵本プロジェクト」と銘打った。メンバーは京都大、大阪大、産業技術総合研究所(茨城県)の研究者とアートディレクターの計7人。観測天文学、分子細胞学、教育学、科学哲学など多彩な専門家が集った。 きっかけは今年3月、京都大白眉センター理学研
始祖鳥の化石(C)The Trustees of the Natural History Museum, London 【ロンドン=森太】ロンドンの大英自然史博物館は27日、収蔵する始祖鳥の化石標本など貴重な標本群を、国外でまとめて公開する世界巡回展を始めると発表した。来年3月から6月にかけて東京・上野の国立科学博物館で開催される「大英自然史博物館展」(読売新聞社など主催)が世界で最初の会場で、その後、世界を回る。 始祖鳥の標本は、ジュラ紀後期(約1億5000万年前)に生息していた最古の鳥類化石で日本初公開となる。世界に存在する複数の始祖鳥化石の中でも初めて骨格が報告されたもので、羽毛などの鳥類的な特徴に加え、長い尾など爬虫類的な特徴もあることを初めて明らかにした。 ほかにもチャールズ・ダーウィンの「種の起源」の自筆原稿など、大英自然史博物館の8000万点以上に及ぶ膨大なコレクションから、
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く