[北京 21日 ロイター] 中国東部・浙江省の警察当局は、東日本大震災に伴う福島第1原発の事故により中国領海が放射性物質で汚染されたとするうその情報をインターネット上に掲載した男に対し、禁固10日と…[北京 21日 ロイター] 中国東部・浙江省の警察当局は、東日本大震災に伴う福島第1原発の事故により中国領海が放射性物質で汚染されたとするうその情報をインターネット上に掲載した男に対し、禁固10日と罰金500元(約6200円)を科した。人民日報の電子版が21日伝えた。 報道によると、コンピューター会社に勤務するこの男は今月15日、放射性物質による汚染が山東省の沖合いまで達したという情報をネット上に掲載し、こうした情報を友人や家族に広めることのほか、塩の備蓄や向こう1年間は海産物の摂取を控えることを呼び掛けた。 中国では先週、塩に含まれるヨウ素が放射線による人体への影響を防ぐとの根拠のない