『アクセルワールド』読んだですよ。電撃文庫から出てる、ネットゲームをモデルにした小説なんだけど。小型の端末を首筋につけておくと、量子コンピュータと接続して、意識をネットに移し変えられるって設定。おかげで、どんなとこでもインターネットできてしまう、娯楽に手軽な世界。 主人公は小太りなイジメられっ子なんだけど、ウェブの世界での自分には自信がある。FPS(ファーストパーソンシューティング、『バイオ』のキャラクター視点みたいなもん)が大の得意で、戦争ゲームの中では優れた戦士であると思ってる。 そんな主人公が、絶世の美少女、みんなの憧れ先輩から変わったゲームを送られるところから、話は始まる。現実世界のたった一秒が、意識では何倍にも何万倍にも感じられる世界で、みんなで格ゲー(まさにFPS的な)に興じている。 だいたい、そんな感じの小説。電撃文庫にはゲームを題材にした作品がいくつかあるんだが、それ