富士見ミステリー文庫が終了してしまったそうです。 ・http://www2e.biglobe.ne.jp/~ichise/d/2009/0318.html ・富士見ミステリー文庫追悼の辞・レーベル編 - SSMGの人の日記 ライトノベルというのは何でもありのジャンル*1とされていますが、実はミステリとの相性はあまり良くないと思っています。そんなミステリとライトノベルの相性について、内在する問題と外在する問題の2つの観点から考えてみました。 (以下、長々と。) 内在的問題について きみとぼくが壊した世界 (講談社ノベルス) 作者: 西尾維新,TAGRO 出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/07/08メディア: 新書購入: 10人 クリック: 216回この商品を含むブログ (171件) を見る ミステリとライトノベルの相性については、『きみとぼくが壊した世界』(西尾維新/講談社ノベル
[A-2-1] 性別の誤認 登場人物の性別を誤認させるトリックは、当然ながら、女性を男性と誤認させるものと、男性を女性と誤認させるものとに分けられます(*2)。多くの作品では前者のトリックが使われており、後者のトリックが使われた作品はあまり見当たらないのが実状です(安眠練炭さん「女か虎か」及びきたろーさん「男女トリックの男女比」を参照)。 [A-2-1-1] 女性を男性と誤認させるもの 女性を男性と誤認させるためには少なくとも、呼称や言動を含めた描写の中性化を行う必要があります。少なくとも現代の日本を舞台とした作品では、中性的な描写がなされた人物は概して男性と解される傾向があるので、とりあえずはそれで十分だと思われます。 さらに、職業や肩書、あるいは特定の行動(例えば女性との性行為)などに関する先入観を利用して誤認を補強する例もあります。 [A-2-1-2] 男性を女性と誤認させるもの 男
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く