今日はTRPGにおいてPCが死ぬということはどういうことか、少し考え直してみるお話です。 現行のTRPGではセッション中におけるPC死亡後、プレイヤーはどうしていればいいのか明記している作品は僕の記憶する限りは思いつきません。ボードゲームなどではゲーム終了まで参加権を失い待機ないし退場であり、TRPGも慣例的にはそれに倣っています。しかしながら、TRPGは通例1度のシナリオで1日のプレイを終えるケースがほとんどであり、1度死んだらその日のプレイは自動的に終了となります。ファンタジーなどでは蘇生の呪文など救済処置を入れている作品もありますけど、実際は高レベルでないとお目にかかることがなく、慰み程度の存在であると云えましょう。 そして何よりも、物語に直接介入する権利を失うことが大きな欠点とも云えましょう。PCが死んだプレイヤーがセッションでできるコミュニケーションと云えば、幽霊となってシナリオ