#06 遥かなる時の彼方。 現代にカストディアン(支配者の意)と称される謎の存在によって建造された巨大構造体。 人類の相互理解を妨げる「バラルの呪詛」の発生源とされている。 支配者が、被支配者の魂に適用した不和のパッチファイルこそ 支配の軛であると考えるサンジェルマンは、 月遺跡を掌握することでバラルの呪詛を制御し、人類の解放を試みる。 彼女はそのための対価として、膨大な時間と人の命を費やしてきたのである。 #07 かつて、月ごと遺跡を破壊して、 バラルの呪詛を解除しようと試みた巫女フィーネに対し、 サンジェルマンたちは、 月の遺跡の管理者権限を上書くことによって制御、 結果、バラルの呪詛を停止しようと計画している。 フィーネが統一言語を取り戻すために月(遺跡)の破壊を目論んだのに対し、 サンジェルマンたちはバラルの呪詛を解除して、 人類を支配の軛より解き放つのが目的と、 一見、似た行動で