ブックマーク / realsound.jp (8)

  • 人気の本、なぜ地方の書店では仕入れることができない? 「【推しの子】って、今売れているんですか(笑)」

    リアルサウンドブックでたびたび登場している、秋田県羽後町の「ミケーネ」は、人口約1万3000人の農村の田園風景の中に立つ個人経営の書店だ。実は記者が小学校のころから通っている書店で、数多くの漫画との出会いの場を提供してくれた店でもある。今回は阿部久夫店長と、「ミケーネ」で漫画を買うというラブライバーの武田遼哉さんに直撃インタビュー。地方の書店の現状と課題、そして未来について考えてみた。 「ミケーネ」の外観。地域の文化発信基地である書店を守ることはできるのだろうか。 地方書店はAmazonのVIP顧客!? ――書店に関しては、都心と地方の格差が著しいと言わざるを得ません。おそらく、一般のお客さんは数十万部が印刷されるベストセラーは、どこの書店に行っても並んでいると思っているかもしれません。しかし、実態は人気のあるタイトルほど大都市の大型書店に集中し、地方の個人経営の書店に並んでいないという実

    人気の本、なぜ地方の書店では仕入れることができない? 「【推しの子】って、今売れているんですか(笑)」
  • DECO*27が語る、ホロライブとのコラボ企画“holo*27”の全貌 ホロメンの新たな表情を引き出した楽曲制作秘話

    DECO*27が語る、ホロライブとのコラボ企画“holo*27”の全貌 ホロメンの新たな表情を引き出した楽曲制作秘話 昨年12月に突如始動して話題を呼んだ人気VTuberグループ・ホロライブ音楽プロデューサー/ボカロP・DECO*27による新プロジェクト「holo*27」。インターネットカルチャーの最前線を走る2組によるこのプロジェクトが、オリジナル曲とカバー曲をそれぞれ収録した初のアルバム『holo*27 Originals Vol.1』『holo*27 Covers Vol.1』をリリースする。 このholo*27では、これまでホロライブにオリジナル曲を多数提供してきたDECO*27が、ホロライブメンバーを総合プロデュース。メンバーの依頼によって生まれてきた過去のオリジナル曲とはまた違う、各メンバーの新たな表情が楽しめるような作品になっている。 また、3月18~19日に開催されるホロ

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  • シティポップ(再)入門:寺尾聰『Reflections』 “奇跡の年”に生まれた名実ともにシティポップの頂点

    国内で生まれた“シティポップ”と呼ばれる音楽が世界的に注目を集めるようになって久しい。それぞれの作品が評価されたり、認知されるまでの過程は千差万別だ。特に楽曲単位で言えば、カバーバージョンが大量に生まれミーム化するといったインターネットカルチャー特有の広がり方で再評価されるケースが次々登場している。オリジナル作品にたどり着かずとも曲を楽しむことが可能となったことで、それらがどのようなバックボーンを持ち、どのようにして世に生み出されたのかといった情報があまり知られていない場合も少なくない。 そこで、リアルサウンドではライター栗斉氏による連載『シティポップ(再)入門』をスタートした。当時の状況を紐解きつつ、それぞれの作品がなぜ名曲・名盤となったのかを今一度掘り下げていく企画だ。毎回1曲及びその曲が収められているアルバムを取り上げ、歴史的な事実のみならず聴きどころについても丁寧にレビュー。

    シティポップ(再)入門:寺尾聰『Reflections』 “奇跡の年”に生まれた名実ともにシティポップの頂点
  • 「TikTokで本の売り上げが変わる時代」マンガと小説ではどう違う? 書店員はなに聞く、動画と書店現場の関係

    TikTok発でが売れる」という記事が大量に書かれるようになった。 だが、どんなジャンルが刺さりやすいのか、新曲のプロモーションを兼ねたチャレンジと紹介とでは反響に違いがあるのか、小説とマンガでは売れ方に違いはあるのか、もっと影響力を拡大させるにあたっての課題はなんなのか――。 全国展開する書店チェーンの部に勤務しながらTikTokにコンスタントにマンガ紹介を投稿し、10万以上のフォロワーを有する「書店員はな」氏に、マンガを中心に動画と書店現場との関係を訊いた。 「ジャンルやタイトルの強さ以上に、年齢にかなり左右される」 書店員はな氏 TikTokを紹介するクリエイターたちの投稿動画に付くいいね数を眺めると、明らかに傾向がある。 筆者の印象では「タイトルの強さ」×「紹介のうまさ」×「ユーザーの好み」の掛け算で動画の反響が決まっているように見える。 「タイトルの強さ」は知名度だ。

    「TikTokで本の売り上げが変わる時代」マンガと小説ではどう違う? 書店員はなに聞く、動画と書店現場の関係
  • アイドルはもう「結婚=引退」ではない Negicco全メンバー結婚から考える、現代の多様な可能性

    2020年12月23日、アイドル界におめでたいニュースが飛び込んできた。新潟を拠点に活動するグループ、Negiccoのメンバーであるkaedeが結婚を発表した。Negiccoといえば2019年4月にNao☆、2020年6月にMeguが結婚を報告。ともに結婚後もアイドルを続けており、kaedeも同様にこれからも変わらず活動する。 Negicco『午前0時のシンパシー』 でんぱ組.incの古川未鈴も2019年9月、結婚を発表。2020年1月1日にオンエアされたラジオ番組『ミューコミプラス』(ニッポン放送)で古川は、でんぱ組.incの曲「WWDBEST」の〈業界ルールも変えたるけん〉という歌詞を引き合いに出しながら自身の結婚を語り、同番組の吉田尚記アナウンサーも「結婚をアリと言えるようになったことが、アイドル現場の進化を感じる」と相槌を打った。 古川は2021年1月、第一子妊娠も報告した。子育て

    アイドルはもう「結婚=引退」ではない Negicco全メンバー結婚から考える、現代の多様な可能性
  • 新文芸坐×新宿武蔵野館×立川シネマシティの担当者が語り合う、コロナ禍以降の映画館

    取材協力=立川シネマシティ・遠山武志、新宿武蔵野館・西島新、新文芸坐・花俟良王、文・取材=アナイス(ANAIS)、石井達也 新型コロナウイルスが猛威を振るった2020年。4月には緊急事態宣言が発令され、映画館は一時閉鎖状態にまで陥った。再び1都3県に緊急事態宣言が発令され、業界全体に暗雲が立ち込めている現在、映画館側は一体どのように切り抜き、今後どのように戦っていくのか。 コロナ禍以降の映画館運営や、配信との同時公開問題、映画館で映画を観る醍醐味などを、立川シネマシティの遠山武志氏、新宿武蔵野館の西島新氏、新文芸坐の花俟良王氏を迎え、語り合ってもらった。(12月某日取材実施) コロナ禍以降、運営面での変化 ーーコロナ禍以降、座席数の減少や飲の禁止など、これまでとまったく異なる映画館運営が求められたかと思います。実際に現場ではどのような変化が起きたのでしょうか? 遠山武志(以下、遠山):運

    新文芸坐×新宿武蔵野館×立川シネマシティの担当者が語り合う、コロナ禍以降の映画館
  • YOASOBI、「夜に駆ける」から『NHK紅白歌合戦』出場、1st EP『THE BOOK』発売までの軌跡を徹底解説

    YOASOBI、「夜に駆ける」から『NHK紅白歌合戦』出場、1st EP『THE BOOK』発売までの軌跡を徹底解説 コロナ禍を受け、不測の事態に備えて多くの人々が巣篭もり生活を余儀なくされた2020年、先の見えない不安のさなか、それを緩和させたのは、「」や「映画」、「音楽」といった各種エンタメコンテンツだった。わけても、それまで特定の層を中心に人気を集めていたライブ動画アプリや定額制の動画/音楽配信サービスは、4月の緊急事態宣言以降、より身近な存在になった感がある。そんななか、コンスタントに新曲を発表して人々の心を満たすと共に、昨年の音楽シーンを牽引したのが、『第71回NHK紅白歌合戦』(NHK総合)でテレビ初パフォーマンスを披露したYOASOBIだ。稿では、彼らのデビューから『紅白』出場、そして1st EP『THE BOOK』発売までの軌跡を辿る。 ストリーミング再生回数累計3億回

    YOASOBI、「夜に駆ける」から『NHK紅白歌合戦』出場、1st EP『THE BOOK』発売までの軌跡を徹底解説
  • InstagramとMessengerが統合へ WhatsAppからは不満の声?

    Facebookが2012年に写真共有ソーシャルメディアサービスInstagramを10億USドルで買収してから8年経った今、Facebookは買収したアクティブユーザー数10億人を突破し、世界トップのソーシャルネットワーキングサービスへと成長している。 昨年頭から噂されていたFacebookの所有する三大SNS、Facebook Messenger, WhatsAppそしてInstagramのダイレクトメッセージ機能を統合するという案が、今月大きく動き始めた。これらの三つのサービスを合わせると現在、全世界40億人もの月間アクティブユーザーをカバーしており、統合が遂行されれば世界最大のメッセージプラットフォームとなるだろう。この大掛かりなプロジェクトはマーク・ザッカーバーグ氏の長い間の構想の一部であった。 「Facebookのエコシステムにユーザーを取り込んでいくため」と話す彼だが、同時に

    InstagramとMessengerが統合へ WhatsAppからは不満の声?
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