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ブックマーク / honz.jp (6)

  • 『物語としての旧約聖書』「普遍」を知るためのはじめの一歩! - HONZ

    「天地創造」、「エデンの園」、「カインとアベル」、「大洪水」伝承、「モーセと出エジプト」、預言者と預言の数々……。旧約聖書について断片的なエピソードを知ってはいる、あるいは、それが旧約聖書の記述にもとづくものだということを特に意識せずにたとえ話などとして用いている、ということは、旧約聖書にその源のある一神教の信者の方でなくとも、少なからずあるのではないでしょうか。 初学者も旧約聖書に触れられる 旧約聖書について、体系的でありながら、だけど初学者も頑張れば読めるという概説書はこれまであるようで、なかなかなかったと思います。聖書に親しんだ経験のある人と、そうでない人の(実は私はこちらになりますが)双方に向けてわかりやすく伝えるということが、相当に難しいからでしょう。 今回、NHKラジオ「宗教の時間」のガイドブックで、上智大学特任教授で古代オリエント博物館館長でもある月昭男さんが、その難事業に

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  • 【連載】『全国マン・チン分布考』第2回:「女陰」方言のきれいな円 - HONZ

    放送禁止用語に阻まれた『探偵! ナイトスクープ』の幻の企画が、ついに書籍で実現。かつて『全国アホ・バカ分布考』で世間を騒がせた著者が、今度は女陰・男根の境界線に挑む! 第2回は「「女陰」方言のきれいな円」について。「女陰」の表現は、京を中心にきれいな多重の円を描いていることが明かされる!(HONZ編集部) 第1回はこちら 「女陰」方言のきれいな円 この「女陰」「男根」言葉は、「消滅の危機に瀕する」方言のひとつとして、文部科学省のバックアップのもと、東北大学教授の小林隆氏をリーダーにして(私と同じ、全国市町村の教育委員会への郵送によって)、2000〜02年に調査された数多くの語彙の中に含まれ、そのデータは早くも2003年に報告書として公開されました。 この成果はさまざまな研究者に活用されています。「女陰」については『方言研究の前衛』(2008)に、中井精一氏の研究報告があります。ただしここで

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  • 「時間」そのものに興味がある人すべてにオススメしたい──『タイムトラベル 「時間」の歴史を物語る』 - HONZ

    「タイムトラベル」といえばこれを読んでいる多くの人は「あーはいはい」とその意味するところをすぐに理解してくれるだろう。空間のように時間を移動することができて、未来に行ったり過去に行ったりできるアレのことだ。もちろんタイムトラベル事象は我々の生活の身近なところにあるものではないけれども、邦画でも洋画でも、漫画でも小説でも「タイムトラベル」が出てくるものはいくらでもあるから、なかなかこの概念を知らぬままに生きるのも難しい。 しかし、この「タイムトラベル」という概念はいつ頃生まれたのだろうか。あまりにもよく知っている、よく(フィクションの中で)用いられているものだから、神話の時代からあるだろうと思ってしまうが、実はその起源はごく浅いと著者はいう。 (……)古代人には、永遠の命、生まれ変わり、死者の国といった概念はあったが、時間旅行という概念はなかった。現代人には馴染み深い「タイムマシン」など、ま

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  • マンガ新聞 - 漫画の記事・無料連載・新刊情報・おすすめ漫画レビュー

    前代未聞!!女装した少年が悪と戦う少年漫画!『ボクらは魔法少年』... 2018年09月19日 2018年9月19日(水)に発売した「週刊ヤングジャンプ」コミックスの中から、日はマンガ新聞編集部イチオシのタイトルをお届けします!

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  • 『ファインマンさん 最後の授業』いつも心にモンダイを――世界と人生を楽しむために - HONZ

    人と人が出会う。ある時、ある場所で、お互いに限られた人生の一部がなんの因果かたまさか交わる。折に触れて言葉を交わす。問い、問われ、考える。そんなことでもなければ思いもしなかったかもしれないことが脳裏に兆す。その出会いがなかったら、いまの自分はこのようではなかった。そう思われる出会いというものがある。 書は、1980年代はじめに若き物理学徒だったレナード・ムロディナウが、カリフォルニア工科大学で出会ったファインマンや同僚たちとの交流を描いた回想録である。原書はFeynman’s Rainbow: A Search for Beauty in Physics and in Life (Warner Books, 2003)。そのまま訳せば『ファインマンの虹――物理と人生に美しいものを求めて』となろうか。あなたがいま手にしておられるこのは、かつて『ファインマンさん 最後の授業』(安平文子訳、

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  • マンガ新聞 - 漫画の記事・無料連載・新刊情報・おすすめ漫画レビュー

    プロレスには人生の大切な全てが詰まっている!『パパはわるものチャ... 2018年09月23日 プロレスは人生の縮図だ。 人生では勝つことも負けることもあるけれど、勝ってばかりだと面白くないし、反対に負けてばかりでもやるせない。 絶対に勝たなければいけない時もあるし、勝ちを譲った方が良い場面...

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