2014年2月末にその構想が発表された子ども向けスマートトイ「Moff」。手首にMoffをつけると、BLE(Bluetoothの規格の1つ)で連携させたスマートフォンやタブレットが自分の手の動きに連動してアプリ側で音を鳴らす。ギターの演奏から電車の音まで、様々な効果音を自由自在に楽しむことができます。 このコンセプトには共感の声が多く集まり、2014年4月には目標の4倍にあたる約8万ドルの資金をKickstarterで調達。Kickstarter上の支援者の声も反映させながら、10月15日には日本で、11月3日にアメリカで発売されました。 「家族のためになるものを作りたい」という思いを起点に始まったMoffのプロジェクト。ユーザーが「本当に欲しい」プロダクトを作るために用いるのは、リーンスタートアップの手法です。「ユーザーの声が全て」というゆるぎない方針のもと、Moffのチームが具現化する