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社会とイスラームに関するcrow_henmiのブックマーク (2)

  • 2009-03-24

    さらに前回id:hizzz:20090309の続き。 ギリシャ神話に、フェニキアの女王エウロベというのが登場する。エロウベ=ヨーロッパの語源である。彼女はレバノンあたりに住んでいた。それをゼウスが一目ぼれして、牛に化けて、背中に載せて海を越える。これを「エロウベの誘惑」という。こうしてギリシャ=ローマ文明に始まるヨーロッパの輝かしい時代が花開く道スジとなるが、そのギリシャは、オリエントとの混血だということは、ヨーロッパ人は忘れている。 ギリシャ神話で扱う地域は、せいぜいレバノン・シリア・バビロンまでで、エジプト文明より500年早くバグダッドのアッパース王朝が栄え、エジプトがメソポタミアやシリアと交易や王家同士の婚姻をしていたこと、要するにエジプトとペルシャの文明が一緒になってギリシャ文明が出来たことをシカトして、ボッチチェリの如く地中海からヴィーナスが湧いて出たように歴史を描く。以降、id

    2009-03-24
  • なんでも評点:喧嘩で相手を失明させた男性に眼球摘出の罰が言い渡される(サウジ)

    「目には目を、歯には歯を」というのはハムラビ法典の一節だが、この考え方はアラブ諸国のイスラム法にも受け継がれている。これは、誰かに苦しみや傷を与えた者は、同じ苦しみや傷で報いられることを意味する。 ナシュアドさんは、2003年4月当時、サウジ東部のダマム市でガソリンスタンドの従業員として働いていたときに、サウジ国籍の男性といさかいになり、取っ組み合っているうちに相手の右目に失明に至る怪我を負わせてしまった。 ナシュアドさんはまもなく逮捕され、法廷に立たされた。裁判官は、イスラム法の厳格な解釈に基づき、ナシュアドさんの右目を摘出することを罰として言い渡したのである。 幸い、その罰はすぐには執行されなかった。だが、ナシュアドさんは収監された。インドにいる彼のがサウジ・アラビア国王に夫を放免してほしいとの嘆願書を送った。さらにアブドラ国王が今年の1月に訪印した際、インド政府の高官が国王にナシュ

    crow_henmi
    crow_henmi 2006/04/07
    イスラーム法における同態復讐法の運用。この展開で勘所が一通りつかめるのが面白い。
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