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書評と※に関するcrowserpentのブックマーク (8)

  • 書評 「ダーウィンの進化論はどこまで正しいのか?」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    ダーウィンの進化論はどこまで正しいのか?~進化の仕組みを基礎から学ぶ~ (光文社新書) 作者:河田 雅圭光文社Amazon 書は進化生物学者河田雅圭による進化の一般向けの解説書になる.河田は新進気鋭の学者であった1990年に「はじめての進化論」を書いている.当時は行動生態学が日に導入された直後であり,新しい学問を世に知らしめようという意欲にあふれ,かつコンパクトにまとまった良い入門書だった.そして東北大学を定年退官して執筆時間がとれるようになり,その後の30年以上の学問の進展を踏まえ,改めて一般向けの進化の解説書を書いたということになる.ダーウィンの議論の今日的当否を問うような印象の題名だが,それは書の極く一部の内容で,基的にはいくつかの誤解が生じやすいトピックを扱いつつ進化とは何かを解説する書物になっている. 第1章 進化とは何か 1.1 そもそも進化とはなんだろうか? 第1章第

    書評 「ダーウィンの進化論はどこまで正しいのか?」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
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    crowserpent 2024/05/16
    ドーキンス批判の部分は、個人的には河田先生側の説明に納得感があった。関連:https://note.com/masakadokawata/n/nb4364ff31772
  • レイプ・ファンタジーについてのメモ - ohnosakiko’s blog

    こちらのコメントの中で、id:font-daさんがご自身のテキストのことを教えて下さったので、早速掲載誌『フリーターズフリーvol.02』(2008)を入手して読んだ。 タイトルは『「レイプされたい」という性的ファンタジーについて』。ストレートです。 思春期にヤオイを愛好し、<攻>男性が<受>男性をレイプする同人誌で自慰をし、やがて成長と共にヤオイを忘れヘテロ・セクシュアルな恋愛に没頭していった自身の経緯を振り返り、若い女性がレイプ・ファンタジーに求めたものの一つの形を描き出そうとするものだった。 font-daさんは先のコメントに「大野さんと、ほとんど同じようなことを言っているので、特に面白みはないかもしれませんが。」*1 と書かれていたけれどもそんなことはなく、<攻><受>双方の観点からの構図を精神分析の「転移」の枠組みを借りて考察している点を含め、やや生硬なところはありつつも自分語り

    レイプ・ファンタジーについてのメモ - ohnosakiko’s blog
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    crowserpent 2010/03/28
    趣旨は一応わかるけど、物凄く危うい議論だよなぁ、これ。語り辛いものを無理に語ろうとして別の「語れなさ」を引き出してしまうような、そんな類の危うさ。/コメントしました。
  • 『とらドラ!』の寒々しさについて - あままこのブログ

    はてなダイアリーを読んで、とらドラは別に小説も読んでなきゃアニメも見てなくて、ニコニコ動画でMADとかをみたり、あらすじをちょこちょこっと聞いただけなんだけど、なんかエア批評してみたくなったので。 とらドラねぇ……最初あらすじだけ聞いたときは、「あーまたになりそうだなー」っていう感じの作品だったのよ。というのも、僕はとてもとても暗い学生時代を送っていたので、耳すまを見ればもちろんになるし、それだけじゃなく世間的にはオタク向けの作品とされている涼宮ハルヒやスクラン、はたまた何とあ〜るとかを見てもになってしまう体質なのだ。あとぽてまよとかげんしけんとかフラワーオブライフもきつい。 これの原因はもちろん、「学生時代っていうのはこんなに楽しい可能性に満ちた時代だったのに、俺は何てつまらない学生時代を送ったんだ……」とか考えてしまうことによるもの*1である。だから、とらドラという作品を最初に知

    『とらドラ!』の寒々しさについて - あままこのブログ
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    crowserpent 2009/03/29
    こっちでブクマするの忘れてた。「自立した大人」「ほんものの愛」という規範性、あるいは近代の罠について。比較:http://d.hatena.ne.jp/p_shirokuma/20090327/p1
  • かかわりあいの政治学2――個体の「本質」を疑う - on the ground

    (承前) 前回、何が「自分のこと」であるのかは、何が自分に「関係する」のかについての意識に依存していることを述べて、いわゆる「自己決定」原理が前提としている論理を抉り出して見せた*1。今回は、その関係の主体、意識する主体について、掘り下げて考えてみたい。丁度、roryさんに言及を頂いたのを契機に、少し前に気になった一節を思い出したので、それを足掛かりにしよう。 言語哲学の有力説によれば、名前(固有名)は、決して(それによって指示される個体の)性質についての記述に還元されえない。「大澤真幸」という名前は、「社会学者で、大学教員で、松の出身で……」といった、アイデンティティの内容を示す諸性質の記述に置き換えることはできない。理由は簡単だ。これら諸性質のすべてを失っても、大澤真幸は大澤真幸だからである。だから人は「大澤真幸が松出身でなかったならば」等のことを、いくらでも仮想できる。要するに、

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    crowserpent 2008/10/24
    「大半の確定記述」をもとに便宜的に固有性が語られる。/「何を個体と見做すかについて合意形成」は権力の問題を含む
  • 「男女の友情は可能か?」という問いに、「それはやおいだ」と答えてみる。:さかさまつげ

    「やおい」をごく大雑把に、「ホモソーシャリティのホモセクシャルへの読み替え」と定義してみる。 ホモソーシャリティはホモセクシャリティを排除することで成り立つから、やおいはホモソーシャルな集団にとって、排除した当のものを突きつけてくる存在、ということになる。やおいに必ずしもその意図があるとは言えないにしろ、やおいには、ホモソーシャル集団の排除したホモセクシャリティを顕在化させる(しかも、多くの場合は戯画化して…)一面も、確かに備わっている。やおいは、ホモソーシャル集団に属する男たちが触れずにいるものを、含み笑いと羨望のまなざしとともに指してみせる。 「メロディ」4月号のよしながふみ&羽海野チカ対談がおもしろい。見た目仲良くないんだけど、お互いの力を認め合ってて、それでその人が当に困った時には手を貸してやる関係みたいなものを、やおいだと私らは呼んでいて、 と、よしながふみが言っているのを読ん

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    crowserpent 2008/08/21
    HODGEさんの急角度なコメントが凄い。今更ながらブクマ。
  • 男をバカにした『モテる技術』 - G★RDIAS

    モテについては、近々新しいエントリーを書くが、その前に、私のテーゼ「モテる男とは一人の女性を大切にできる男である」を全否定するモテがある。それが、ここに紹介する『モテる技術』である。 モテる技術 (SHO‐PRO BOOKS) 作者: デイビッドコープランド,ロンルイス,David Copeland,Ron Louis,大沢章子出版社/メーカー: 小学館プロダクション発売日: 2002/04/01メディア: 単行購入: 6人 クリック: 126回この商品を含むブログ (32件) を見る こので言う「モテる」とは、いろんな女と、とっかえひっかえセックスを堪能するという「豊かなセックスライフ」を送ることであり、これが「モテる」ことだとされている(私の言うモテ1)。著者たちは米国人だが、このを実際に読んでみると、まことに男をバカにしたであることが分かる。以下、同書から引用してみたい。

    男をバカにした『モテる技術』 - G★RDIAS
  • クジラ肉は余っています - G★RDIAS

    星川淳さんの新刊、『日はなぜ世界で一番クジラを殺すのか』を読んだ。 日はなぜ世界で一番クジラを殺すのか (幻冬舎新書) 作者: 星川淳出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2007/03メディア: 新書購入: 3人 クリック: 74回この商品を含むブログ (23件) を見る 星川さんはグリーンピースジャパン事務局長だから、その立場から書いているわけだが、にもかかわらず書はたいへんおもしろい。捕鯨問題となると、左翼でもいきなり右翼になったりするので、このこともおもしろいが、事実が一般に知られていないというのもまた面白い。次の事実も、たいへん興味深い。 2006年、捕鯨問題としてはちょっと毛色の変わったニュースが話題になった。"調査捕鯨"で捕ったクジラの肉がだぶつき気味だというのだ。噂のレベルではない。大の情報は農林水産省の統計データで、水産庁捕鯨班もその事実を認めている。(152頁)

    クジラ肉は余っています - G★RDIAS
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    crowserpent 2007/05/17
    クジラ肉の取引に市場システムがうまく働いていないのでは?/関連:http://d.hatena.ne.jp/kanjinai/20070530
  • Something Orange -  「愛のないセックス」を学ぶ7作+α

    「お前さんはあれか? 「夫が人生のゴール」ってやつか? 生活を夫に依存する「専属売春婦」ってわけだ わたしは「」という生殖用の所有物になんかなりたかないね 「娼婦」ってのは女が自分で生活の糧を得る正当かつ需要の高い立派な職業なんだよ」 「……あなたの言ってる事からは「愛情」の問題が抜け落ちてるわ 男を見下して利用する事しか考えてないの?」 「ほーー そんなに「男」に期待してんのか? その「男」がお前をどんな目にあわせた? え? 言ってみろよ」 ――遠藤浩輝『EDEN』 いま、はてな界隈では売春論争がつづいている。 最初の火種がどこなのかよくわからないが、売買春の是非をめぐり、熾烈なやり取りがくりひろげられているようだ。 ひとつひとつ取り上げてくわしく紹介することはしないが、いまなお残る売春賎業論の根強さにはおどろかされる(この議論にかんしてもっとよく知りたい方は、こちらを参照して下さい)

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