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2009年6月2日のブックマーク (6件)

  • 女性の声が食い止めた「男性助産士導入」 - リプロな日記

    偶然、懐かしいをオンラインで見つけました。 わたしの身体はわたしのもの 清水久美+坂みゆき著 雲母書房 2001 1600円+税 REBORNの三宅さんが次のコメントをお寄せくださっています。 このは、男性助産士問題に端を発して作られたが、その質を突き詰めるうちに、もっと深いところの問題点に行き着いている。この十数年、何度も持ち上がってはバトルを繰り返して沈静化していく男性助産士問題。時代が変わり、人々の意識が変われば受け入れられるのかもしれないが、平成10年には約 26000名の「男性助産士導入反対」の署名が集まった。 バトルが繰り広げられると女性からは「嫌なものは嫌」という意見が出る。それに対して男性側から「感情論だけでは討論にすらならない」という意見が多く噴出する。この論点のかみ合わなさこそが、男性助産士導入が難しいという証のような気がする。 文中に社会人文学者の吉村典子さ

    女性の声が食い止めた「男性助産士導入」 - リプロな日記
  • 七重のまったり日記:「道徳」って誰のものですか?

    件の18禁ゲームの議論の流れが何かフェミ系の議論を離れ過ぎていることに違和感を持っていたのだけど、どうやらそれはあたしだけでもない、らしい。 というわけで、書いちゃいます。 規制反対派の方々は 「他の表現手段がエロゲを生贄にしようとしている」 というニュアンスバリバリなんだけど、フェミ的には 「現実社会がエロゲを生贄にして差別を温存しようとしている」 だと思うんだよねー。 だってさ、規制を検討する発言の主は「自民党」の「山谷えり子」だよ?絶対性差別なんか考慮してくれてるわけないじゃん。 ただでさえ報道において抗議内容の主眼が「社会の」性差別から児童ポルノにすり替えられてるのに。 あとは、ちょっと「道徳」の使い方について。 こっちは畳む。 ここのコメント欄でブログ主のNaokiTakahashi氏が「道徳」っていう言葉をあまりに無邪気に使っているように見えることが違和感バリバリ。 こっちの反

    crowserpent
    crowserpent 2009/06/02
    「現実社会がエロゲを生贄にして差別を温存しようとしている」に全力で同意。/「道徳」って言葉にカチンと来る、ってのはまぁ分かる。もう少し整理して言語化して欲しいけど。
  • 北米社会哲学学会報告3/フェミニズムによる中立国家リベラリズム批判

    例によって病気になって数日寝込んでいたのと、ファイトバックの会の泥沼に足を踏み入れてしまったのと、地元ポートランドで怪しげな事態が進行中なのでそっちに関わっていたのと(これはいずれ書こう)、まぁいろいろあってしばらく報告が中断されてしまったのだけれど、いい加減自分の記憶が怪しくなりつつあるので北米社会哲学学会レポートを再開する。今回は、フェミニズム哲学によるリベラリズム批判の発表について。 まず取り上げるのは、ネヴァダ大学リノ校哲学部助教授の Hye-ryoung Kang によるジョン・ロールズ批判。よく知られているように、ロールズは主著たる『正義論』(っていま絶版なの?)において、「無知のヴェール」によって自分の属する民族や性別といった属性についての知識を持たない「原初状態」において、人々が自らの意志で合理的に同意するであろうとする正義の原理を打ち出した。その「原理」の具体的な内容につ

    北米社会哲学学会報告3/フェミニズムによる中立国家リベラリズム批判
    crowserpent
    crowserpent 2009/06/02
    制度の政治的中立性の否定がマッキノンの理論的根拠だったのか。なるほどね。
  • 同性婚論争を連邦裁判所に持ち込んだ弁護士の私利私欲

    いろいろなところで既に話題になっているけれど、米国の法制度というか法文化がちょっと分かりにくいと思うので、同性婚禁止をめぐる先週のカリフォルニア最高裁の判決の周辺をちょっと解説。というのも、ゆうさん(id:calibaby)の「Prop 8の舞台は連邦裁判所へ」というのを読んで、これ違うんだけど、詳しく事情を知らなければこう受け取るのが普通だよなぁと思ったので。 その前段階として、先週の判決についておさらい。カリフォルニア州でも近年、同性婚の是非をめぐる議論はさかんになっていて、民主党が多数を握る州議会は同性婚合法化を可決、しかし共和党のシュワルツェネッガー知事が拒否権を発動して導入されなかったという経緯があったのが最初。そしてそれとは別に「同性婚を認めないのは異性愛者だけ特別扱いしていることになり、州憲法における法の下の平等に反する」という裁判が起き、州最高裁は訴えを認めて正式に同性婚

    同性婚論争を連邦裁判所に持ち込んだ弁護士の私利私欲
    crowserpent
    crowserpent 2009/06/02
    毎度解説乙です。弁護士の名誉欲に振り回される同性婚問題。
  • Socius_社会学感覚20スティグマ論

    20 スティグマ論 20−1 社会的弱者を苦しめる社会心理現象 役割としての社会的弱者 この章では、権力作用の問題を〈医療と福祉の対象となる人びと〉を中心に考えてみよう。 このような人びとは、どのような役割を担っている人びとだろうか。たとえば、それは子ども・高齢者・病者・障害者・低所得者・失業者・公害被害者といった役割である。これらの役割におかれている人びとは一般に「社会的弱者」とよばれている。能力中心主義の近代産業社会にあって、社会的弱者はなんらかの不利益をこうむることが多かった。そこで現代社会では、さまざまな福祉サービスを保障することによって、実質的な平等への努力がなされつつある。 とはいうものの、社会的弱者は一般に暴力や犯罪の対象にされやすいし▼1、こと企業社会においては、あいも変わらず成年男子の健常者中心の組織文化が支配している▼2。 それでも、弱者への暴力や犯罪・酷使といった逆行

  • 南アフリカではレズビアンが「矯正のための」レイプを恐れる - みやきち日記

    ※性暴力に関する話題を含みます。フラッシュバック注意。 South Africa's Gay Community: Lesbians Victims of 'Corrective' Rape - ABC News 南アフリカ共和国で、「同性愛者を異性愛者に“矯正”するため」という名目のレイプがレズビアンを苦しめているというニュース。 アパルトヘイトへの反省から、現在の南アフリカの憲法は反差別色が非常に強く、サハラ以南のアフリカでは唯一、同性愛者への差別を禁ずる条項があります。ところが差別的でないのは表向きだけで、実際には強烈なホモフォビアが残っているとのこと。その証拠の最たるものが、「同性愛者を異性愛者に“矯正”する」という名目でのレイプ、すなわち、レズビアンだとカムアウトした女性を男性が性的に暴行するという行為の横行です。矯正どころか、実際にはこうして暴行された女性の多くは結局殺されるん

    南アフリカではレズビアンが「矯正のための」レイプを恐れる - みやきち日記
    crowserpent
    crowserpent 2009/06/02
    「次の世代の間で『同性愛者を異性愛者に矯正するためのレイプ』を肯定する姿勢が広まりつつある」 なんでそんなものが「広まる」んだろう。