「いやぁ、給料は良かったですよ。20代後半の新入社員がもらう給料としては破格だったと思います」……たった2年働いただけで800万円を貯金したことも。それでも角幡唯介氏が朝日新聞記者の立場を捨て、探検家の道へ邁進した理由とは? 100万人超え登録YouTubeチャンネル「日経テレ東大学」(※2023年5月末で動画視聴終了)の人気トーク番組を書籍化した『なんで会社辞めたんですか?』(編著:高橋弘樹、日経テレ東大学/発行:東京ニュース通信社/発売:講談社)より一部抜粋してお届けする。(全2回の2回目/前編を読む) 新人記者が黒塗りのハイヤーでサツ回り 角幡唯介(以下、角幡) 実際、新聞社に入って最初は富山支局に配属されたんですけど、3年目にダム関係の本を書きましたからね。 高橋弘樹(以下、高橋) 意外ですね。僕の中のイメージだと、角幡さんって早稲田出て朝日に入ったけれども、1年の半分くらい北極と

