再選を果たしたバラク・オバマ米大統領は米東部時間7日午前1時半すぎ(日本時間同午後3時半すぎ)、イリノイ州シカゴで支援者の前に登壇し、次の勝利演説を行った。生中継したCNNの放送からgooニュースが書き起こした。英語の原文はこちら。 ありがとう、ありがとう。本当にどうもありがとう。 元植民地が自分たちの宿命を自ら決める権利を勝ち取ってから200年以上たったこの夜、この国の団結をより完成させるための仕事が、さらに前に進みます。前進するのは、皆さんのおかげです。戦争や恐慌に打ち勝った心を、皆さんが再確認してくれたからです。この国を深い絶望の淵から素晴らしい希望の高みへと引き上げてくれた心のことです。私たちがそれぞれに個人の夢を追求する一方で、私たちはみな同じアメリカの家族なのだと。私たちはひとつの国、ひとつの国民として一緒に浮きも沈みもするのだという、信念のことです。 この夜、この選挙では皆さ
英語メディアが伝える「JAPAN」なニュースが、こんなに重みをもつ事態が起きるだなんて……。東日本大震災とそれに伴う被害に遭われた皆様、大事な人を亡くされた皆様に、心よりお見舞いとお悔やみを申し上げます。ご承知のように震災発生からこちら、海外メディアには「JAPAN」のニュースが溢れかえりました。悲嘆の言葉、応援の言葉、称賛の言葉、そして批判の言葉も。そこから透けて見えたのは、日本と日本人の姿もさることながら、伝える側の恐怖、そして伝える側の地金でした。(gooニュース 加藤祐子) ○最初は日本称賛で始まった 3月11日からこちら、ご承知のようにほとんどの海外メディアのトップニュースは(多国籍軍のリビア空爆が始まるまで)ずっと日本でした。その最中にあって私は、単発の記事がどうだったとストレートニュースとして伝えるならともかく、コラムという形式の難しさを痛感し、原稿を書いては何度も自らボツに
英語メディアが伝える「JAPAN」なニュースをご紹介するこのコラム、今週の米メディアはアリゾナ州の銃撃事件で大騒ぎなわけですが、こちらのコラムでは、米『ワシントン・ポスト』が「揺るぎない日米同盟」を「いい話だ」と評したことを取り上げます。そして、ワシントンが地元の同紙社説・論説からはワシントンの空気のようなものが透けてうかがえるだけに、同紙の社説を担当する論説委員長が前原誠司外相について「テレビ映りがよく、いずれ日本の首相になるかもしれない」と書いたことは、覚えておいてもいいかと思います。(gooニュース 加藤祐子) ○ワシントン・ポストが日本を推薦 東京支局長の経験もある『ワシントン・ポスト』のフレッド・ハイアット論説委員長が前原外相の訪米を機に、日米関係がここ2年間でどう変化してきたかを書いています。同紙は民主党政権が発足した当初から鳩山氏辞任に至るまでずっと厳しい論調だっただけに、今
どこもかしこも不況のご時世、やたらと活発な場所があった――フィナンシャル・タイムズ 2008年12月19日(金)13:30 ルーシー・ケラウェイとは FTのビジネス経営担当コラムニスト。10年前から続く毎週月曜のコラムで、ビジネス界の流行や流行語をからかったり、オフィス・ライフの悲喜こもごもをクロースアップしたりと、独自の視点でつづってきた。 FT入社から約20年にわたり、エネルギー担当、ブリュッセル特派員、ビジネスコラム「Lex」などを担当したほか、「FTと昼食を」シリーズで多くのビ ジネスリーダーや著名人を取材してきた。金融経済記者としての受賞も多い。著書に「Sense and Nonsense in the Office」「Martin Lukes: Who Moved My Blackberry」など。 1959年ロンドン生まれ。オックスフォード大学卒業(専攻は政治・哲
ニュース 国際・科学 オバマ次期大統領、初の記者会見+初のジョーク+初の失言(?)コラム「大手町から見る米大統領選」(69回目) 「歴史的な夜」「希望が実現された」「変化がやってきた」などという、なんだか現実離れした歓喜が満ちあふれた一夜のあと(アメリカのあちこちで、ワールドカップに優勝したみたいなお祭り騒ぎが)、これからどうやって現実の日常に戻るのだろう……などと心配するのは杞憂でした。そもそも当のバラク・オバマ次期大統領が誰よりも(勝利演説の段階ですでに)落ち着いていたから。「ゆっくり休みなさいよ」というメディアやコメンテーターの助言はどこ吹く風とばかり、オバマ氏はサクサクと実務を開始。ドラマ「The West Wing」と深いつながりのある人を首席補佐官に選び、次期大統領として初の記者会見を開き、初のジョークを披露し、ついでに初の失言もしてみせたのです。早くも「Business as
「Hello, Chicago!」 歴史的な次期米大統領となった民主党のバラク・オバマ氏は11月4日夜、約20万人の支援者を前にこう切り出しました。当代随一の演説の名手と呼ばれるその人の、一世一代の演説です。「Yes, we can」と繰り返すその巧みな雄弁術を、英語でお届けします。複数米メディアの生中継をもとにオバマ氏の演説を聞き起こした、英語全文です。全文の日本語訳はこちら。オバマ公式サイトの演説動画とテキストはこちらです。(gooニュース 加藤祐子) Hello, Chicago! If there is anyone out there who still doubts that America is a place where all things are possible, who still wonders if the dream of our Founders is al
黒人指導者マーティン・ルーサー・キング牧師が「私には夢がある」と演説してから45年。米民主党のバラク・オバマ候補が4日夜(日本時間5日午後)、米国初の黒人大統領になることが決まった。地元イリノイ州シカゴの公園で約20万人を前に行われた、オバマ次期大統領の勝利演説全文を、複数メディアの生中継をもとに翻訳します。解説を含めた要旨はこちら。英語全文はこちらです。オバマ公式サイトの演説動画とテキストはこちらです。(gooニュース 加藤祐子) シカゴのみなさん、こんばんは。 アメリカは、あらゆることが可能な国です。それを未だに疑う人がいるなら、今夜がその人たちへの答えです。建国の父たちの夢がこの時代にまだ生き続けているかを疑い、この国の民主主義の力を未だに疑う人がいるなら、今晩こそがその人たちへの答えです。 この国が見たこともないほどの大行列が今日、あちこちの学校や教会の周りに伸びていました。並んだ
最も幸せな職業は美容師と兵隊 最も不幸な職業は――フィナンシャル・タイムズ 2008年6月18日(水)17:04 ルーシー・ケラウェイとは FTのビジネス経営担当コラムニスト。10年前から続く毎週月曜のコラムで、ビジネス界の流行や流行語をからかったり、オフィス・ライフの悲喜こもごもをクロースアップしたりと、独自の視点でつづってきた。 FT入社から約20年にわたり、エネルギー担当、ブリュッセル特派員、ビジネスコラム「Lex」などを担当したほか、「FTと昼食を」シリーズで多くのビ ジネスリーダーや著名人を取材してきた。金融経済記者としての受賞も多い。著書に「Sense and Nonsense in the Office」「Martin Lukes: Who Moved My Blackberry」など。 1959年ロンドン生まれ。オックスフォード大学卒業(専攻は政治・哲学・経済)
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く