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ブックマーク / bluefox014.hatenadiary.org (41)

  • 「誰か新大久保を焼いてくれ」とニコ動画に書き込んだ人へ - クッキーと紅茶と(南京事件研究ノート)

    1/24在特会デモへの、「ヘイトスピーチに反対する会」抗議行動に対し、ニコ動画で多数のヘイトスピーチが書き込まれている。 あからさま過ぎるほどの、暴力性と不寛容性。 とりわけ、 誰か新大久保を焼いてくれ、あそこは汚染されている というコメントに表れた、むき出しのサディズム。 ニコ動のコメントの仕方が判らないにので、ここにコメントしておく。 「ヘイトスピーチを書き込んだ方へ 私はあなたのコメントを見ました。 もし当に新大久保が焼き討ちにあったとき、あなたはどんな顔をするのでしょうか。 その顔には喜びが浮かんでいるのでしょうか。 焼き討ちの火を見て、笑みを浮かべるのでしょうか。 街が焼かれるのを見て、あなたは幸せを感じるのでしょうか。 少なくとも言えることは 誰かの不幸、誰かの悪夢を見て「幸福」を感じる人がいたら その人は、とても不幸せな生を生きているということ」 あとで書き足すかも。 ※他

    「誰か新大久保を焼いてくれ」とニコ動画に書き込んだ人へ - クッキーと紅茶と(南京事件研究ノート)
  • 企画名を勝手に「中学生のための売春婦展示会」と言い換えている時点で最低だ。弁解の余地がない。 - クッキーと紅茶と(南京事件研究ノート)

    三鷹の「慰安婦展」への在特会の抗議活動に関して。 行動以前の問題として、なんで、企画名を勝手に「中学生のための売春婦展示会」などと言い換えるわけ? この「言い換え」だけでも最低と思いますね。 なんというか、「名付け」もまたポリティクスだと思うのですが、ポリティクスとして最低だと、断じさせていただきます。 心ある国民は三鷹へ集合せよ(主権回復を目指す会事務局)090728 <粉砕するぞ!三鷹市の中学生のための売春展示会を> 「慰安婦強制連行」は日民族に対するテロ攻撃 次代を担う子供を売国・極左の精神テロから守れ 三鷹市で8月1日から強行される「中学生のための売春展示会」は、次代を担う子供らに歴史捏造という猛毒を注入するテロ攻撃である。日国民として、子供らの保護者としてこの事態に沈黙することは日人としての誇りを投げ捨てることだ。 平成12年に行われた「女性国際戦犯法廷」を保守や右陣営は指

    企画名を勝手に「中学生のための売春婦展示会」と言い換えている時点で最低だ。弁解の余地がない。 - クッキーと紅茶と(南京事件研究ノート)
  • 産経・正論の「NHK内部告発記事」に捏造疑惑が - クッキーと紅茶と(南京事件研究ノート)

    またまたni0615さんのブログから。 「正論」8月号掲載の、NHK報道総局職員の内部告発インタビューが胡散臭い。 http://ni0615.iza.ne.jp/blog/entry/1118072/ 内部告発X氏は以下のように述べる。 大型番組の制作を謳ったこの経営計画に基づき、プロジェクト格化したのが今年一月ごろ。以後、わずか三カ月余りで第一回「アジアの〃一等国〃」は放送されました。 これについてni0615さんは以下のように指摘する。 「もっともらしい作文ですが、NHKに取材すれば直ぐにボロが出そう、と先に言いましたが、NHKに取材するまでもなくボロが出てしまいました。柯徳三さんは昨年11月に、Hディレクターから第1回目のインタビュー取材を受けたと語っているそうです。X氏がいってることは事実では有りませんね」 X氏の発言。 聞くところでは、スタッフら関係者が熱心に読んでいたのは

    産経・正論の「NHK内部告発記事」に捏造疑惑が - クッキーと紅茶と(南京事件研究ノート)
  • 南京事件「どっちもどっちなので保留」派は日本側史料を読むといいよ。 - クッキーと紅茶と(南京事件研究ノート)

    軍の史料だけでも「南京事件」の存在は確認できます。 焼却された史料も多く、また、そもそも加害者側の史料だけで事件の全貌や規模を推量するのは無理があるわけですが、どういう性質の事件が起こったかは確認できます。 南京事件に関して「どっちもどっち」派の方が多くおられる背景には、以下に紹介するような史料が(あまり)知られていない、ということがあります。 その原因は、まずは日政府の怠慢。それから、否定派の文献ではほとんど紹介されないこと。 おかげで、 あった派=「中国(&連合国)史料派 なかった派=「日史料派」 みたいな二項対立が信じられているように思うのですが、それ、偽りの構図ですから。 まあ以下の史料を読んでみてください。数量化はできませんが、ともかく侵略側が酷いことをした、という事実だけは確認できるでしょうから。 加えて重要な事実は、日軍兵士(正確には、徴兵され兵士となった日人)は

    南京事件「どっちもどっちなので保留」派は日本側史料を読むといいよ。 - クッキーと紅茶と(南京事件研究ノート)
  • 派遣村への誤解や無知の頻出と、その背景(1) - クッキーと紅茶と(南京事件研究ノート)

    今日は派遣村の撤収日。 日比谷派遣村についてブログやミクシイの日記を検索すると、批判的な発言が頻出している。 しかし、それらの批判の中には、誤解や無知に基づくものが少なくない。 具体的にどういう誤解や無知が存在しているのか、その背景を含めて検証を試みたい。 最初に具体的な発言例を紹介する。 「スケジュール」に関する誤解。 以下のような意見を目にした(リンクは貼らないでおく) これが、ほんとなら… レクリエーション?してる場合じゃないでしょう。。 スケジュール 1 / 2予定 9:00朝 10:00お風呂・床屋 12:00昼 13:00レクリエーション 15:00夕準備 17:30夕 19:00交流タイム 21:00映画観賞 個別での、これからの生活支援カウンセリングとか現状からの短期的目標の確率とか、、 (ちなみにカウンセリングは、特別な資格がいらないので、自称カウンセラーもいます

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  • 抑圧の委譲・虐待の連鎖…秋葉原事件と南京事件に通底するもの - クッキーと紅茶と(南京事件研究ノート)

    http://d.hatena.ne.jp/boiledema/20080610より再掲。 己の存在で社会に爪あとを残したかった。そう思うなら、こんな選択肢にはまりこんでしまった彼の愚かさを呪う。 貧困の問題に対して、5重の排除というものがある。教育、企業、家庭、公的福祉、そして最後が自分自身からの排除だという。 どうしょうもない絶望に追い込まれた人は、自分の不甲斐なさを呪い、自分を追い詰めてしまうという。理由は当は外にもあるのに。 ほとんどの人が絶望を前に勝手に一人で死んでいるのだ。 絶望の背景を他者に見出すことができたなら、それをなぜ別の手段に訴えられなかったのか。歯がゆくて悔しくて、悲しく憎らしい。 ああ、まったくお前はバカだ。バカすぎる。 こんな選択肢、つまり「無差別虐殺というサディズム」にはまりこんでしまった「彼」の愚かさ。 しかし、ある特定の状況では、「抑圧の委譲」「虐待の連

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  • 読売は「絶望したら自殺すればいい」と言いたいわけ? - クッキーと紅茶と(南京事件研究ノート)

    読売新聞「編集手帳」(6月10日付)が秋葉原の事件について言及している。 http://www.yomiuri.co.jp/editorial/column1/news/20080610-OYT1T00032.htm ほどけたひもを結び直しても10秒はかかる。道で足をとめ、青く色づいたアジサイに見惚(みと)れても30秒は過ぎる。のどが渇き、駅の売店で何か飲んでも1分という時間は流れる◆居合わせる。居合わせない。ご遺族の方はきっと、ひもでいい、路傍の花でいい、わが子、わが夫に、立ち止まるわずかな時間も与えてくれなかった無情の天を仰ぐ思いでおられよう◆世の中が嫌になったのならば自分ひとりが世を去ればいいものを、「容疑者」という型通りの一語を添える気にもならない。加藤智大という25歳の男が東京・秋葉原で通行人を車ではね、ナイフで刺し、7人を殺した◆〈「はじめまして」/この一秒ほどの短い言葉に

    読売は「絶望したら自殺すればいい」と言いたいわけ? - クッキーと紅茶と(南京事件研究ノート)
    cubed-l
    cubed-l 2008/06/12
    読売の表現は稚拙だなぁ
  • 東京大空襲と南京事件、両者に通底する論理 - クッキーと紅茶と(南京事件研究ノート)

    ここ最近、東京大空襲についての報道をチェックしていたのだが、その中でもっとも印象に残ったのはTBSの夕方のニュースでの特集コンテンツでの、(東京大空襲で焼夷弾を落とした)元・B29乗員たちの「同窓会」の光景だった。 番組では、彼ら東京大空襲作戦に関わったB29乗員たちの多くは、1942年以降の志願兵、具体的にはパールハーバーでの日の奇襲攻撃に憤り、軍に志願した者たちだと紹介されていた。 インタビューにおける、彼ら元パイロットの心情は、次の2つに集約されていたように思う。 (1)犠牲者をいたましく思う。 (2)しかし東京大空襲によって、戦争終結に追い込むことができたことを誇りに思う。 そして、同じくTBSの別番組(3月10日特番)の最後に、同じ「同窓会」での取材シーンが映し出されていた。取材側が空襲で黒こげになった母子の写真を元パイロットに見せる。元パイロットの一人は、呻くような言葉で以下

    東京大空襲と南京事件、両者に通底する論理 - クッキーと紅茶と(南京事件研究ノート)
  • レイシズムと南京事件否定論の親和性を示すケース - クッキーと紅茶と(南京事件研究ノート)

    fromさん主張のとおり、「10人の中のいちばんバカな主張」を「10人の主張の代表」であるかのように扱っていいわけではないので、以下に掲げるのは「南京事件否定派」を代表する論者ではない、と一応断っておく。しかし、レイシズムと南京事件否定論の親和性を考える上で好適なケースと思われる事例を紹介しておきたい。 私は今年初エントリで以下のように書いた。 http://d.hatena.ne.jp/bluefox014/20080103/p1 最低限言えることは、南京事件とは (1)南京侵略(南京侵攻)が行われ、 (2)その過程で南京事件も起こった。 この二つ、それぞれの犯罪性に留意すべきということだ。 これに対し、今のところ唯一異論を唱えているのが「ワシ」さんのブログ(1/4付エントリ)で、彼は「南京侵略」そのものを否定している。 http://blog.goo.ne.jp/ojisannsama

    レイシズムと南京事件否定論の親和性を示すケース - クッキーと紅茶と(南京事件研究ノート)
    cubed-l
    cubed-l 2008/01/11
    差別している意識すらない場合があるのが恐ろしいところ
  • 南京事件は「他者恐怖」が生み出した事件ではない - クッキーと紅茶と(南京事件研究ノート)

    yasudaさんのエントリ「ジャンピング曜日」に対する私の解釈(前日エントリ)に対し、otehさんから異論が出された。 http://d.hatena.ne.jp/oteh/20080105/p1 果たしてこの人(=yasudaさんのこと。青狐注)は自分自身の考えとして虐殺を正当化しているんだろうか。かなり露悪的に書いているので読み取りにくいのは確かだけど、俺はちょっと違うんじゃないかと思う。むしろ、「虐殺を正当化する人が持っているであろう世界認識」を内在的にシミュレートしているんじゃないか。 この文脈においては、虐殺者の目の前にいる者が、その主観においては『「殺したくなるような、殺されてもしかたがないような存在」のサンプル』であることがどうしても必要だったんじゃないか。 上記のotehさんの意見についてはこれからレスをまとめたいが、その前に補足しておきたいことがある。 そもそも南京事件

    南京事件は「他者恐怖」が生み出した事件ではない - クッキーと紅茶と(南京事件研究ノート)
  • fromdusktildawnさんはどこを間違えているのか - クッキーと紅茶と(南京事件研究ノート)

    さて、今日になってfromdusktildawnさんの新しいエントリが2つだされたわけですが、 http://fromdusktildawn.g.hatena.ne.jp/fromdusktildawn/20080104/1199397671 http://fromdusktildawn.g.hatena.ne.jp/fromdusktildawn/20080104/1199423836 私の整理では、現在の南京事件論争をは大ざっぱに整理すると2つの次元があって、 (1)有無:大規模な残虐行為(虐殺、強姦など)そのものがあったのか、なかったのか (2)解釈:残虐行為があったとして、それは「南京事件」または「南京大虐殺」あるいは「マサカー」と呼びうるに値するものか そして日の南京事件否定派の主張はというと、2人のキーパーソン、田中正明氏(故人)も東中野修道氏も(1)の次元の否定論、つまり残

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  • 南京事件否定派のムック&増刊、3点を走り読み - クッキーと紅茶と(南京事件研究ノート)

    今週に入って、「正論」別冊、「WILL」別冊、「別冊宝島」と3点が相次いで刊行されました。 まだ走り読み段階だが、3点とも、予想通り「日軍史料隠し」のうえに南京事件否定論を構築しています。 (否定派が隠し通す日軍資料についてはhttp://d.hatena.ne.jp/bluefox014/20060804参照) (1)別冊「正論Extra.08」 書店で見て、こりゃダメだと直感。 だって、表紙のメインコピーが シナ事変、南京事件から70周年…終わりなき情報戦 だもの。 「シナ事変」という言葉に抵抗感がない人間にしか購読されないでしょう。 内容は記事満載だが、半分以上は「正論」の過去記事の再掲である。とにかく詰め込んだという感じで、3冊の中でもっとも読みにくい。 内容的にも新味に乏しい。 http://www.sankei.co.jp/seiron/etra/no08/ex08.htm

    南京事件否定派のムック&増刊、3点を走り読み - クッキーと紅茶と(南京事件研究ノート)
  • 東中野氏敗訴と「bayonet」問題 - クッキーと紅茶と(南京事件研究ノート)

    かみ砕いて説明しますが、うまくいくかなあ。(不適切な記述があったらご指摘を) ・前提;bayonetには「(銃剣で)突き刺す」「(銃剣で)突き殺す」の2つの意味がある。 【bayonet】(抄) ━━[動](〜・ed or 〜・ted, 〜・ing or 〜・ting) (他) 1 …を銃剣で突き刺す[突き殺す]. 2 …に(…するように)武力で強いる*1. [ プログレッシブ英和中辞典 提供:JapanKnowledge ] http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=bayonet... ・議論となっている史料(マギーフィルムの解説文) The soldiers then bayonetted another sister of between 7-8, who was also in the room. The last murders in

    東中野氏敗訴と「bayonet」問題 - クッキーと紅茶と(南京事件研究ノート)
    cubed-l
    cubed-l 2007/11/04
    『素朴な「誤訳」問題ではない』なるほど
  • 谷寿夫、講義で「略奪、強盗、強姦はかえって士気を旺盛にする」と述べる - クッキーと紅茶と(南京事件研究ノート)

    太平洋戦争中に海軍教育局長を務めた高木惣吉が、谷寿夫(南京事件当時の第六師団長)について述べた発言が、実松謙『海軍大学教育 戦略・戦術道場の功罪』(光人社)に収録されている。 高木は以下のように述べている。 谷大佐の陸戦術は、興味と教訓の多い名講義だったが、ただひとつ私の心に引っかかったのは、「勝ち戦の後や、追撃戦のとき、略奪、強盗、強姦は かえって士気を旺盛にする、・・・・」 という所見だった。後日、日華事変で柳川兵団(第十軍)に付属した谷師団長が、 南京残虐事件に連座されたことは周知のことであるが、残念でならない 第六師団を率いた谷は上のような考えだった。 そして、谷のあとに第六師団長になった稲葉正夫中将は、1938年7月、岡村寧次第十一軍司令官に以下のように述べた。 http://www.geocities.jp/yu77799/okamura.html 七月十五日正午、私は南京にお

    谷寿夫、講義で「略奪、強盗、強姦はかえって士気を旺盛にする」と述べる - クッキーと紅茶と(南京事件研究ノート)
  • [社会現象としての大虐殺否定派]【レジュメ転載】南京事件における否定派の「無人トリック」 - クッキーと紅茶と(南京事件研究ノート)

    お久しぶりです。 先日、某所で発表したレジュメを転載します。 ●はじめに…まかりとおる印象操作 日人の多くは「南京事件」の空間範囲を知らない。また、当時の南京市の空間範囲もしらない。この2点への無知につけこみ、否定派は「30万大虐殺なんてありえない」という印象操作を執拗に行い続けている。 比較的大部数を誇る雑誌で、そのような印象操作が行われた一例として、週刊誌「SPA」2005年3月8日号の巻頭頁における、勝谷誠彦氏の「大地震と南京事件」と題したコラムがある。 リードには「津波の犠牲者30万人。同数の遺体を南京市内に埋めたらどうなるか?」とあり、このコラムの意図をはっきり読み取ることができる。(注;これはスマトラ沖地震による大津波事件の直後に発表された) 「南京市の城壁は総延長34キロ。数キロ四方の街の中にスマトラ沖地震で生じた遺体全てを入れたらどうなるか。それこそ枡に遺体を盛ったような

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  • 東京大空襲訴訟をめぐって:「軍人=100、市民=0」というシェア比率は妥当なのか? - クッキーと紅茶と(南京事件研究ノート)

    東京大空襲については、議論しながら(レスに応じるなかで)考えが整理されてくる、という状態です。 以下のところで議論継続中です。 http://d.hatena.ne.jp/F-I/20070309 子供が母親といっしょに居る時に、暴漢に襲われ傷を負ったとする。その後、子供が暴漢より弱かったと母親を責めるのか? 責められ責任を問われるべきなのはなにより暴漢であろう。(東京大空襲は明確なジュネーブ協定違反で、非戦闘員の殺害=虐殺にあたる犯罪行為。もちろんヒロシマもナガサキも。) そもそもなぜ今頃訴えているのだ?良識的な同世代が減って恥ずかしくなくなったからか?日の右傾化への対抗策? 実際は報道する価値すら無いナンセンス。 苦労は人を肯定しない。たとえ命がけであったとしても。 裁判官は如何なる言葉でこの手の「弱者権主張者」(勝手ながら良い定義を思いつかないので作らせてもらいました)を予め抑止出

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  • 東中野氏、とうとう南京事件の捕虜虐殺を全面否定 - クッキーと紅茶と(南京事件研究ノート)

    気で言ってるのか、これ? http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/topics/43133/ 自民、民主両党の若手国会議員でつくる「南京事件の真実を検証する会」は13日、国会内で会合を開いた。東中野修道亜細亜大教授が旧日軍の記録や将兵の日記をもとに、捕らえた中国兵の「処刑」はあっても「虐殺」はなかったとする研究結果を説明した。東中野氏は「国際法で保護される捕虜に相当する兵はいなかった」と指摘した。 日軍史料をいちいち列挙する時間がないので、「岡村寧次大将資料」を引用。 http://www.geocities.jp/yu77799/gunjin.html 「上海に上陸して、一、二日の間に、このことに関して先遣の宮崎周一参謀、中支派遣軍特務部長原田少将、抗州特務機関長萩原中佐等から聴取したところを総合すれば次のとおりであった。 (略

    東中野氏、とうとう南京事件の捕虜虐殺を全面否定 - クッキーと紅茶と(南京事件研究ノート)
  • p1**[南京事件]南京事件否定派はなぜ「現代歴史学と南京事件」を10ヶ月無視し続けるのか? - クッキーと紅茶と(南京事件研究ノート)

    「現代歴史学と南京事件」(柏書房、笠原十九司・吉田裕編著、2006年5月刊)が刊行されて10ヶ月経過しましたが、否定派の人たちからはこので紹介された「岡村寧次大将陣中感想録」『戦場心理ノ研究−総論−』の2つの史料に対するレスポンスがありません。早い話が両史料は「スルー」されているわけです。 映画「南京の真実」とか冨澤繁信「「南京事件」発展史」とか自民党・民主党それぞれの議連とか櫻井よしこ氏の言説とか、この10ヶ月で否定派の言動は活発化しているのに、どうして「岡村寧次大将陣中感想録」『戦場心理ノ研究−総論−』は徹底的に無視されるのでしょうか。 というか、「岡村寧次大将陣中感想録」『戦場心理ノ研究−総論−』を無視したうえで構築される「南京事件否定論」に、意味はあるのでしょうか。 2つの日軍史料をスルーして否定論を発信する行為は、それこそ「歴史修正主義者のプロパガンダ」と判断されても仕方がな

    p1**[南京事件]南京事件否定派はなぜ「現代歴史学と南京事件」を10ヶ月無視し続けるのか? - クッキーと紅茶と(南京事件研究ノート)
  • 捕虜殺害/死体の揚子江投棄を目撃した早尾乕雄陸軍中尉 - クッキーと紅茶と(南京事件研究ノート)

    「現代歴史学と南京事件」13頁所収、最近になって防衛研究所戦史部図書館で公開された、早尾乕雄陸軍中尉(金沢医科大学教授)が1938年5月に書いたレポート『戦場心理ノ研究−総論−』の一節を転載します。 余ガ南京へ入ツタノハ陥落後一週間デアツタカラ市街ニハ頻々ト放火ガアリ見ル間市内ノ民家日兵ニヨリ荒サレテ行ツタ。下関ニハ支那兵屍体ガ累々ト重リ是ヲ焼キ棄テルタメニ集メラレタノデアル。目ヲ揚子江岸二転ズレバ此処二山ナス屍体デアッタ。其ノ中二正規兵ノ捕虜ノ処置ガ始マリ海軍側ハ機関銃ヲ以テ陸軍ハ惨殺、銃殺ヲ行ヒ其ノ屍体ヲ揚子江へ投ジタ。死二切レナイ者ハ下流二泣キ叫ビツ、泳ギユクヲ更二射撃スル。是ヲ見テモ遊戯位ニシカ感ジナイ。中ニハ是非ヤラシテクレト首切リ役ヲ希望スル将兵モアル。 〔中略〕揚子江二沈ンダ正規兵ノ屍体ハ凡二万人位ト言ハレル 以下、メモ。 ・海軍の殺害関与を明記 ・殺害死体の揚子江投棄を明

    捕虜殺害/死体の揚子江投棄を目撃した早尾乕雄陸軍中尉 - クッキーと紅茶と(南京事件研究ノート)
  • 日本軍の給養体制の問題と「家を壊して薪にし、飯盒炊飯した」兵士たち - クッキーと紅茶と(南京事件研究ノート)

    雨は降るし、飯盒炊事するにも薪はない。手当り次第に家を壊して焚く(1937年11月17日) 上は吉田裕「日の軍隊」(岩波新書)174頁所収、歩兵第33聯隊(第十六師団、歩兵第30旅団傘下)の召集兵だった高島市良氏の日記の記述。 (「日中戦争従軍記、2001年、非売品。吉田裕「日の軍隊」(岩波新書)174頁所収)なお1937年11月17日ということは、同師団が上海の北75キロに上陸した4日後、上海戦には実質的に参戦せず11月末から南京侵攻に向かっている。 「日の軍隊」は軍隊の「」の問題にも触れていて、欧米諸国が第一次大戦後に「炊さん車」、つまり給車を導入したのに対し、日軍が旧来の「飯盒炊飯」に頼り続けたことの弊害にも一節を割いている。 飯ごう炊飯、つまり兵士が戦闘や行軍の合間に「自炊」する方法では、まず炊飯するための水と燃料を兵士が調達しなければならない。適当な可燃物がない場合は

    日本軍の給養体制の問題と「家を壊して薪にし、飯盒炊飯した」兵士たち - クッキーと紅茶と(南京事件研究ノート)