橋下徹大阪市長率いる「大阪維新の会」が3月に開講する「維新政治塾」が何かと話題になっている。定員400名のところに、1,000人以上の応募が殺到。「来年の今頃は総理大臣になっている」とまでいわれる橋下氏の勢いがそのまま現れた形だ。 「応募者の中には"風"を読んだ民主党議員や官僚、さらにはマスコミ関係者も含まれているそうです」(政界事情通) 政治塾開講の狙いについて、橋下市長は「同じ考えを持った人が集まらないと政治なんてできない。僕が塾長になり、首相公選制、道州制、統治機構の変革などについて話す」と話したが、これは表向き。本当の狙いは「大阪都構想」実現に向け、次期衆院選のための候補者養成が目的だ。 「次期衆院選では300人の候補者を擁立し、そのまま一気に天下取りを目指すつもりのようです」とは政治担当記者。それだけではない。この"橋下塾"には極めて緻密な計算が隠されているという。 「選挙で最も