ブックマーク / macgyer.hatenablog.com (3)

  • スタジオカラーVSガイナックス:『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』 - 冒険野郎マクガイヤー

    もはやコミケにも行かないし深夜アニメもチェックしないヌルオタな自分だが、こればかりは見逃せないと初日に観てきましたよ。なにがって、勿論『ヱヴァQ』ですよ。 いやはや、映画館の席は右から左までビッチリで、あんなにも映画館が満席だったのは数ヶ月前に『先生を流産させる会』を観たとき以来だったよ。テレ東でTVシリーズやっていた時は、オタク以外見向きもしないカルトアニメだった『エヴァ』も、もはや立派なイベントムービー。若いカップル率の高さに、流れ去ってしまった時間の膨大さを感じたりもしてしまった。 ところが、今回の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』は、まごうことなきカルトムービーだったよ!前作『破』は、なんだか昔好きだった女の子がスゲーいい女、それも完全なるオトナの女になって帰ってきたようだったのだが、三年経ったら一転、外見はオトナだけど中身はそのままなことが判明した――みたいな感じだった。 もうさ、ゆる

    スタジオカラーVSガイナックス:『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』 - 冒険野郎マクガイヤー
  • 神の不在と越境について:『桐島、部活やめるってよ』 - 冒険野郎マクガイヤー

    格差があって、戦争がある。だから――学校は、世界だ。 あちこちで評判の良い『桐島、部活やめるってよ』を観たのだが、聞きしに勝る映画だった。いわゆるスクール・カーストがテーマなのだが、高校生活から20年以上経たんとしているおっさんの自分にも、他人事とは思えない描写が満載だった。 あまりにも面白かったので、その後原作小説も読んだ。面白かった。面白かったのだが、映画化するに当たって、どこを切り捨ててどこを膨らませるかの選択が絶妙だと感じた。 ぬおおお…!桐島は原作が映画をレイプするというなかなか珍しい現象を生んでいるやもしれませぬ。 という原作者の呟きが、さもありなんという感じだった。 桐島、部活やめるってよ (集英社文庫) 朝井 リョウ 原作は、複数人の高校生による一人称視点での短編が続く連作形式なのだが、映画はこれを『レザボア・ドッグス』や『現金に体を張れ』といった時間軸をシャッフルする形式

    神の不在と越境について:『桐島、部活やめるってよ』 - 冒険野郎マクガイヤー
  • マクロスとビッグダディのあいだ:『DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る』 - 冒険野郎マクガイヤー

    自分はアイドルと聞けば恵比寿マスカッツのことを真っ先に連想するくらい、アイドルというものに1ミリも興味が無い人間だ。そんな自分の友人の中にも、やれももクロだ、やれ腐女子シスターズだのと、口を開けばアイドルの話ばかりするアイドルオタがいるわけだが、そんなアイドルオタを、オタの中でも一段低い存在として心の中で見下したりしてした(正直スマン)。 だから、AKBのドキュメンタリーなぞ観るつもりも無かったのだが、毎週楽しく聞いているタマフルのシネマハスラーにて宇多丸がちょっとどうかと思うくらい熱く語っていて、驚いた。 「アイドル映画の金字塔にして臨界点」 「おれたちBUBKAチームが長年待ち望んできた映画……だが、当に実現して良かったのか?」 「西部ドームコンサートにてどんどんメンバーが倒れていくさまは、ほとんど戦争映画」 「日アイドルの到達点として、今絶対に観ておくべき映画」 大根仁もDig

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