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  • ハイスクール・ミュータント『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』 - いずむうびい

    的にこのシリーズはアクションシーンがあんまり面白くないので、とにかく派手なモノ見せてくれって期待をしてたんですけど、風だのテレポだの光線だの変身だの、どれも今までに見たことある能力ばかりでその期待はおじゃんに。唯一、ボスキャラの吸収能力には「お!」と思わせてもらえたんですが、ちょいちょい見せてはくれるものの、主要人物との対決では使われないので肩透かし。では肝心の物語はといえば、人気シリーズの前日譚なのですが、開始15分くらいで付いていく気を失うフェードアウトモノでありました・・・。 米ソがどうしたとか非常にスケールのデカい事態に陥っていくので、終始重苦しいカンジがあったりする割にはどこかユルめなテンションだなと思いました。それは「仲間」との出会いに喜ぶ学園風味な場面に顕著ではありますが、個人的にはずうーっとあのテンションから始まってるように思えて、ホントは大したことない問題を台詞とか音

    ハイスクール・ミュータント『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』 - いずむうびい
  • BOY Abrams『SUPER 8/スーパーエイト』 - いずむうびい

    J・J・エイブラムス監督最新作。監督曰く、「人生における映画の重要性についての“映画”」だということで、その映画愛の深さとそれらを一映画におさめる手腕は計り知れないものがあるとは思うんですが、どうもボクはその「才気」にイライラしてしまいまして、もっとこうオマージュの部分を隠し味にしてですね……以下、こんなカンジのが続きます。 一番の不満は登場する子供たちが「映画好き」という記号でしか表現されていないヘンな子たちに見えること。たとえば、劇中で何かしらの映画の台詞を真似たり、ハリウッドスターなどが直接画面に映るならわかります。でもこの作品にはそれがない。「人生における〜…」なるものがテーマだということはわかるんですけど、どうも最初からそのテーマありきでフィクションの皮を被っているキライを感じるんです。 たとえば、クリストファー・ノーランの『インセプション』ですが、あれもノーラン監督の好きな

    BOY Abrams『SUPER 8/スーパーエイト』 - いずむうびい
  • 『リトル・ランボーズ』 R.a.m.b.o.“w”!!!!! 2人のBody&Soul!!!!! (2010/イギリス・フランス PG12 監督:ガース・ジェニングス) - 1953ColdSummer

    1953ColdSummer : 『リトル・ランボーズ』 R.a.m.b.o.“w”!!!!! 2人のBody&Soul!!!!! (2010/イギリス・フランス PG12 監督:ガース・ジェニングス) 原題『FIRST BLOOD』よりも『ランボー』という邦題の方が有名になってしまい、後のシリーズにも『RAMBO』と冠される事となったこの映画の主人公、シルヴェスター・スタローン演じるジョン・J・ランボーは、世間一般では何となくランボー者の代表格のような目で見られているが、彼は少なくともそんな野卑な人間ではなく、心に深い傷を負った帰還兵として(少なくとも1作目では)描かれていた。アメリカン・ニュー・シネマの残滓を引きずり、ベトナム・トラウマ映画がぞろぞろ排出されようかという1982年の事だ。  旧友を訪ね、事を摂ろうとしていたランボーは、「何か見た目が臭そう」というだけで警官に連行され、

  • 青い光でかどわかされて『スカイライン』 - うろおぼえ日常

    世間の一部で話題の『スカイライン』を観たよ…というか劇場に行ってみたらこれが案外人が入っていたのでびっくりしました。『マイ・バック・ページ』観たときより全然入ってましたよ。年齢層も結構高めだったり、若い男性だったり。中年男性だったり、夫婦ぽい二人連れだったり、と幅広かったです(こどもはいない感じでしたが)。 ストーリーは宇宙人が攻めてきたから逃げまくる、それだけ。たしかにロケーションとしてはずっとマンションから出ないし事前に聞いてたとおり低予算だな、と思った。あとは照明とか照明とかCGとかCGとか特殊メイクなどでてきていました。ケド、結構画面に観入っちゃうのですよ。LAの街と宇宙人のマザーシップは、あきらかに『第9地区』以降の表現だなと思う(SF詳しくないケド書いてしまう)。都市の上にぽっかりと浮かぶ宇宙船、そこから出てくる宇宙人たちと攻撃する空軍戦闘機、それらは空に実在してひゅんひゅん飛

    青い光でかどわかされて『スカイライン』 - うろおぼえ日常
  • 『SUPER 8/スーパーエイト』(J・J・エイブラムス) - Devil's Own

    "Super 8"2011/US ネタバレエイトです。 J・J・エイブラムスの最新作『Super 8』は、傑作と言ってしまっていいと私個人はおもっている。ただ、今この作品についてさまざまな言説が提示されることにどうも収まりの悪さを感じてしまうのだな。私たち大人がいろいろと感想を述べたとしても、10年後には今の子どもたち世代によってすべて塗り替えられてしまうのではないか。いやむしろそうであってほしい。映画館の暗闇の中で息を殺して『Super 8』を見つめ、胸のふるわせた体験をいつまでも大事にしていてほしいんだよ。7歳のとき映画館で『ジュラシック・パーク』を見たときのばくばくと波打つような心臓の鼓動を私は今でも覚えている。『ジュラシック・パーク』が当時の大人たちにどんな評価を受けていたか調べたこともないし、正直どうでもいい。そういう映画であってほしいんだよ。 ダイシックスはまた自分に酔っぱらっ

    『SUPER 8/スーパーエイト』(J・J・エイブラムス) - Devil's Own
  • スーパー8/エンドロールまでの壮大な前フリ | 映画感想 * FRAGILE

    新作映画・旧作映画・日未公開映画のレビューブログ。面白い映画・DVD・ブルーレイなどを紹介・批評・考察しています。あらすじ、ネタバレあります。 アクション、コメディ、SF、ホラー、ファンタジー、ミステリー、サスペンス、アニメ、ドラマなど。 スーパー8SUPER8/監督:J・J・エイブラムス/2011年/アメリカ エンドロールが一番おもしろいです。 ユーザーがサイトにアクセスしたとき最初に表示されて目に入る範囲、ファーストビューというのですが、ディスプレイの進化により、これがどんどん大きくなってきているそうです。確かに昔は横800px縦600pxに収まるサイズでデザインするのが常識でした。最近は横に関しては1000pxくらいまで広がっています。けれども縦は依然550pxくらいと言われています。550px以上だとほとんどの人がスクロールしなければならないというわけです。さて、そろそろ550p

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  • 完全誘拐マニュアル『アリス・クリードの失踪』 - うろおぼえ日常

    一部で話題の『アリス・クリードの失踪』を観ましたよ。劇場も席は選び放題だけどそこそこ入ってました。タイトルもそそるし(原題に忠実)、結構期待して参りました。『127時間』の後ハシゴして観た映画でしたが、これまた『127時間』と同じようにシチュエーション物っていえばそうとも言えるかな(明らかに予算規模は『127時間』に比べて小さいけど)。一人の女性を誘拐してきた2人組の犯人が彼女を部屋に閉じ込めるところから始まるストーリーで、ほぼその監禁部屋で展開していきます。登場人物も3人のみ。これから観ようという人は、予備知識を入れずに観るべき種類の映画だと思う。 まず面白かったのは、誘拐マニュアルみたいな冒頭のくだり。部屋を監禁用にカスタマイズしていく様子や車の準備etcをテンポよくみせる。誘拐してきてからも暴れるアリスをベッドに縛り付け、裸にして脅迫用の写真を撮るんですが、この写真をいかに効果的に撮

    完全誘拐マニュアル『アリス・クリードの失踪』 - うろおぼえ日常
  • ウンゲロ!ウンゲロ!ウンゲロ!〜映画『ジャッカス3D』 - メモリの藻屑 、記憶領域のゴミ

    ■ジャッカス3D (監督:ジェフ・トレメイン 2010年アメリカ映画) ■お馬鹿ド下品のアブナイ奴ら バカと下品の極北を突き進みそのまま北極星目指して飛び立つ勢い(屁の力で。ただし宇宙服無し)のムチャブリ集団【JACKASS】の新作映画である。この【JACKASS】、ひたすら頭の悪い笑いを取ることのみを究極の目標としたMTVの人気クズ番組【JACKASS】から映画へと立身出世もので、例によって肉体的にも常識的にもアブナイこととバッちいことを誰に頼まれたわけでもないのにドッカンドッカンやりまくり、【キングオブ低IQ】の名をほしいままにし、今日も青痣たんこぶ生傷ウンコゲロにまみれながら邪悪な笑いを地球に振りまいているのだ! ■巷での評判 ・泣ける映画だと聞いて観たのに全然泣けませんでした。-1000点。(48歳自宅警備員) ・ホラーとかこんな映画とか観て喜んでいるヤツって人間性疑うよね。(36

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  • ホラー映画としてかなりまっとう『ムカデ人間』 - シン・くりごはんが嫌い

    『ムカデ人間』をDVDにて鑑賞。id:doyさんのご好意により観ることが出来ました。当にありがとうございます。 荒木飛呂彦先生によるところの「田舎に行ったら襲われたホラー」の系譜。ドイツ田舎に行った旅行者二人(しかも女の子)の車がパンクして、あたふたしてたところ、マッドサイエンティストにとっつかまってしまい、彼がかねてからやってみたかった「ムカデ人間」の実験台になってしまうというのがあらすじ。 映画の見所はなんといっても肛門と口を手術によってくっつけられ、ムカデ人間にさせられてしまうという部分なのだが(上記の画像参照)、その人を喰ったようなタイトルとティーザーからは想像もつかないほど実はまっとうな作りで、田舎で立ち往生してからの流れは完全に『悪魔のいけにえ』であり、一瞬だけ助かるかもしれないというプロット上のツイストは『ミザリー』を彷彿させ、ラストの展開も含め、映画はクラシカルなホラー

    ホラー映画としてかなりまっとう『ムカデ人間』 - シン・くりごはんが嫌い
    cyborg0721
    cyborg0721 2011/06/24
    これは観に行かねば…!
  • ムカデ人間/ムカデ人間作りたいよぉ〜! | 映画感想 * FRAGILE

    新作映画・旧作映画・日未公開映画のレビューブログ。面白い映画・DVD・ブルーレイなどを紹介・批評・考察しています。あらすじ、ネタバレあります。 アクション、コメディ、SF、ホラー、ファンタジー、ミステリー、サスペンス、アニメ、ドラマなど。 ムカデ人間The Human Centipede (First Sequence)/監督:トム・シックス/2009年/オランダ 2010年11月に洋盤DVDで見ています。この映画で描かれていることは、たったひとつ。 それは「人間の口と肛門を繋げてムカデ人間作ったら、おもしろいよね!」 なんという思いつき! なんという無謀な試み! なんという頭の悪さ! よくわかる図解。 膝のお皿を取っちゃうので、立つことはできません。こんなスットコドッコイなことを思いついたのは誰ですか? おかあさん怒らないから正直に言いなさい。 おすすめ ポイントきちがい先生(ディータ

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  • 深読みすら許さない潔さ『スカイラインー征服ー』 - シン・くりごはんが嫌い

    『スカイラインー征服ー』鑑賞。サービスデー朝一の回とはいえ、無茶苦茶人が入ってて驚いた。しかも犬の映画とか絶対に見なさそうな人ばかり。あんたも好きねぇ。 巨大な宇宙船に人がゴミのように吸い寄せられるというティーザーからも分かるように、とてつもないハイコンセプトを持ったいわゆる宇宙侵略モノ。地上20階の高層マンションで誕生日パーティーをしていた男とそれに呼ばれた友人が、突然起こった宇宙戦争をそこから「見ていた(だけ)」という映画。 94分という潔いランタイムに『クローバーフィールド』と『宇宙戦争』と『インデペンデンス・デイ』を盛りつけてしまった結果、収集付かなくなっちゃったよぉ!という叫びが聞こえて来そうな内容で、基的にオリジナリティもストーリーもない。しいて言えば、高層マンションの一室という舞台設定で、主人公たちはここから動くことを許されない。一瞬画に広がりを持たせるため、外に出たりする

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  • ”青空の下でアブダクション!”『スカイライン』 - 私設刑務所CHATEAU D'IF

    延期になった『世界侵略』を尻目に、一足お先に公開! それは突然に始まった……。深夜、LAに降下する謎の青い光。見た人間はことごとく魅入られたように引き寄せられ、数秒後にはそこに吸い込まれる。翌朝、雲を切り裂き降下する、巨大な未確認飛行物体……。未曾有の侵略が開始され、LAの人々は次々に大小の宇宙船の中に吸い込まれて行く。友人テリーのパーティに招かれ、恋人のエレインと共にLAに来ていたジャロッドは、その信じられない光景を目撃しながらマンションからの脱出を図るのだが……。 基、低予算映画なんでマンションの一室からほとんど出ない。出ても屋上と駐車場だけ。冒頭から超豪華ペントハウスでのセレブ生活とパーティが出て来るから、なんとなく豪華な話かと錯覚するんだが、実はかなりしみったれた作り。同じセットを何回も往復するし……。 代わりに予算は特撮に全部突っ込んで、かなりスケール感は出してる。冒頭、マンシ

    ”青空の下でアブダクション!”『スカイライン』 - 私設刑務所CHATEAU D'IF
  • 命ある限り未来へ生きろ!『127時間』 - うろおぼえ日常

    先週末は話題の映画がたくさん封切りされました。映画のハシゴをすることにして土曜日にまず観たのが『127時間』。ダニー・ボイル監督作品で、アカデミー賞作品賞にノミネートされたものです。それも納得の作品でしたよ。ポスターのとおり、一人の男が岩の壁で腕を岩に挟まれて身動き取れなくなってしまったが、果たして彼はどうなるのか、というワンシチュエーションの映画です。 アヴァンタイトルはダニー・ボイルっぽさが全開。編集のテンポ、リズム、画面分割、そしてなによりタイトルの出るタイミングが完璧すぎでしたね(ああ、なるほどこのタイミングだわな、って感じ)。編はストレートに対象(主人公と岩)に焦点をあててます、シチュエーションがシチュエーションなんで凝りようがないという気もするけど。劇中はほぼジェームズ・フランコの一人芝居状態。彼がダメだったら、必定、作品はダメになってしまうけれど、肉体的精神的に追い詰められ

    命ある限り未来へ生きろ!『127時間』 - うろおぼえ日常
  • スカイライン −征服−/巨大エイリアンが襲ってきて吸い込まれます。 | 映画感想 * FRAGILE

    新作映画・旧作映画・日未公開映画のレビューブログ。面白い映画・DVD・ブルーレイなどを紹介・批評・考察しています。あらすじ、ネタバレあります。 アクション、コメディ、SF、ホラー、ファンタジー、ミステリー、サスペンス、アニメ、ドラマなど。 スカイライン −征服−Skyline/監督:コリン・ストラウス、グレッグ・ストラウス/2010年/アメリカ 「インデペンデンス・デイ」「宇宙戦争」が好きな人にはおすすめです。 めちゃめちゃお金のかかった自主制作映画のようなもの。 これはねえ、ダメな人がいるのもわかります。もう、しょうがない。なんというか、かつてわたしのオールタイムベストムービーであるところの「宇宙戦争」がブッ叩かれた過去を思い出しますと、「スカイライン−征服−」も「宇宙戦争」の前轍を踏むような気がしてなりません。ていうかすでに踏んでいる気がしてなりません。 「宇宙戦争」でもそうでしたけ

    スカイライン −征服−/巨大エイリアンが襲ってきて吸い込まれます。 | 映画感想 * FRAGILE
  • リトル・ランボーズ | 映画感想 * FRAGILE

    新作映画・旧作映画・日未公開映画のレビューブログ。面白い映画・DVD・ブルーレイなどを紹介・批評・考察しています。あらすじ、ネタバレあります。 アクション、コメディ、SF、ホラー、ファンタジー、ミステリー、サスペンス、アニメ、ドラマなど。 リトル・ランボーズSON OF RAMBOW/2007年/イギリス・フランス/ガース・ジェニングス なんにせよ、映画館で「ランボー」を見られたことは、良かったです。 映画内のテレビ画面でちょっと映るくらいだと思っていたんですよ。そうしたら、大画面でばばーんとスタローン先生が動いているところ映してくれた。うれしいね! しかしわたしは言いたい。強く言いたい。この映画、「ランボー」である必要がないのでは? そして「地獄の黙示録」にもすりよる姿勢はいかがなものか? と! たしかにワーグナーが流れたときには笑っちゃいましたよ。でもね、それはズルイ! やんちゃっ子

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  • ん?ウルヴァリンは出てない……出てた!『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』 - シン・くりごはんが嫌い

    『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』鑑賞。 観ていて、「あれ?ウルヴァリン出ないじゃん?あれあれ?サイクロップスは??っていうか、オレここにいるひとたちほとんど知らないんだけど!?」と思っていたら、『X-MEN』の前日譚だったというオチ。いや、前日譚であることは分かっていたんだけど、ここまでさかのぼったか!という驚きは正直隠せなかった。基的に映画は何の情報も入れずに観るタチなので……あ、でもウルヴァリンは出てたよね。 ストーリーと人間関係はかなり込み入っていて、ヘルファイア・クラブを率いるセバスチャン・ショウというミュータントが、自身が「虐げられる人間」ではなく「進化した人間」として、世界の王になるために、米ソ両軍の背後で暗躍し、キューバ危機を引き起こそうとするというのが主なあらすじ。そこに人間の世界でもミュータントの存在を認められたいという思想のチャールズと幼い頃に母をセバスチ

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  • ”友情”・”努力”・の果てに”勝利”はあるのか?  『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』 - 殺風景の記録

    目と目で通じ合ってます。 『キック・アス』のマシュー・ヴォーン監督作。X-MENシリーズ過去作は1.2は「観たけど、あんまり記憶に無い」という、ある種「観てない」よりもタチの悪い状態だったので、当初はスルー予定だったのだが、Twitterでのフォロワーの方々が軒並み絶賛の嵐だったので、予備知識ほぼ無しのまま鑑賞。…何これ!?超面白いじゃん!!格好いい主人公!しかもCIAの秘密組織!そのうえ超能力!個性豊かな仲間達!これも超能力!敵はナチの残党!これまた超能力!おっぱい(青色と銀色だが)!素晴らしい!! 冷戦時代、キューバ危機という史実を舞台に、X-MENシリーズの根底にあるテーマである「異人種への差別」という、重くなりそうな世界観を、説明過多にならず、且つ人物背景が理解出来る鮮やかな演出で見せてくれる。 そして、何より2大主役の「プロフェッサーX」ことチャールズと「マグニートー」ことエリッ

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  • "今日もいつものパブへ行こう"『ショーン・オブ・ザ・デッド』 - 私設刑務所CHATEAU D'IF

    ショーン・オブ・ザ・デッド [DVD] 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル発売日: 2011/04/27メディア: DVD購入: 3人 クリック: 18回この商品を含むブログ (36件) を見る エドガー・ライト監督作! 幼なじみで無職のエドと共に、近所のパブ「ウィンチェスター」に入り浸るショーン。三十歳を前にして、親とも疎遠、仕事もやる気なし、ついに恋人のリズにも捨てられる。腹いせにやっぱりパブで飲み明かしたその夜、イギリス中で大変なことが起きているのに、彼はまったく気づいていなかった。翌朝、敷地に侵入してきた「それ」を撃退し、やっと気づく。街はすでにゾンビで溢れ帰っていることを……。 やっと観られた! しかしこっちを先に見とけばサイモン・ペグの『ホット・ファズ』の演技にさらに爆笑できたはずだな、もったいないことをしたぜ……。 思ったよりずっと正統派のゾンビ映画だった。発生、立

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  • 動くバンドデシネ『イリュージョニスト』 - シン・くりごはんが嫌い

    メビウスという人の名前を知ったのは、ずいぶん前のことだ。 大友克洋の作品にハマっていたときにその名前をなんとなく見たと思う。「大友克洋の綿密な描き込みと日漫画界になかった構図の取り方はメビウスから影響を受けたものだ」とかなんとかいうのを見て、そこから「メビウスって誰なんだろう」程度には気になっていた。 さらにその後『ブレードランナー』や『フィフス・エレメント』のビジュアルにも影響を与えたとか、宮崎駿も影響を受けたとか、そういう噂もちらほらと耳に入り、そこから「メビウス」という名前がぼくの中で一人歩きし始めた。 時は流れ、ある日、ネットで何気なく「メビウス」と検索して、とある画像に辿りついた。普通にコミックの一コマだけを切り取ったものだが、それを見た瞬間に度肝抜かれた。その一コマだけで大友克洋や『ブレードランナー』に影響を与えたというのが充分過ぎるほど分かった。それほどまでに完成度が高く

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    cyborg0721
    cyborg0721 2011/06/17
    これ観ようとしてて、間に合わなかったんですよねぇ…。来月、大森でやるみたいだから、行かないと。
  • 「映画」にしようとするとこうなる『さや侍』 - シン・くりごはんが嫌い

    『さや侍』鑑賞。松人志監督三作目。 松人志の前二作はどちらも、「ヒーロー」や「神」といった、ある種の「カリスマ」に対し『拝啓、ジョンレノン』的なアプローチでもって「そこまで偉いもんじゃないんじゃない?」と問いかけた作品で、それはつまり観客/ファンに「オレは笑いの神とかカリスマとか言われてるけど、そこまでのもんちゃうで、ペヤングとかもべる普通のおっさんやで」と告白したようなものであった。 それは「松紳」という番組で「あまり下から奉られるのもどうかと思う」とボソッとつぶやいた言葉にも集約されている。 「孤高のカリスマ」であった松人志が、神格化されているのを嫌っていたというのはすごくよく分かる話で、それは何故かというと、単純に「笑い」の邪魔にもなるからだ。 若手と積極的に組んだり、後輩につっこませたりしてるのもそういう神格化されたものを払拭し、普通のお笑い芸人としてお茶の間に現れたいとい

    「映画」にしようとするとこうなる『さや侍』 - シン・くりごはんが嫌い