ソーシャルTVカンファレンスの最後のセッションはトークバトル。登壇者は北海道テレビ「水曜どうでしょう」のディレクター、藤村忠寿氏、同人誌「久谷女子」でお馴染みの博報堂DYの森永真弓氏、角川アスキー総研の遠藤諭氏、東芝レグザのTimeOnなどの高機能録画機能を開発した片岡秀夫氏、そして今回のソーシャルTVカンファレンスの発起人である境氏。番組製作の現場の生の意見、メディア全体の現状、ネットのパラダイムの話など多岐に渡る議論となりました。 「視聴者は友達」という感覚 北海道テレビの生んだ人気番組「水曜どうでしょう」は、番組ではTwitterもフェイスブックもやっておらず、今では名物ディレクターとなった藤村忠寿氏もソーシャルメディアはやっていません。ネットでの展開は、古いデザインの公式サイトくらい。にもかかわらずこの番組は口コミでの拡散力によって、全国区の人気を獲得した番組です。 藤村氏はファン