品川の中心で不平等を語る 『不平等との闘い ルソーからピケティまで』読書会記録 闇の自己啓発会は品川の某所で『不平等との闘い ルソーからピケティまで』(稲葉振一郎)の読書会を開催しました。以下、その模様を再現していきます。 ■参加者プロフィール ひでシス(以下ひで) 農産物貿易・途上国の農村研究→サーバーサイドエンジニア。在学時代は資本論読書会を行う。著書に『シェア・ユア・ライフ』、『独習KMC Vol.4』などに寄稿。 江永泉(以下江永) 文学理論や文芸批評、やる夫スレやネット小説などを読んできた。『Rhetorica #04 ver.0.0』や、『ボクラ・ネクラ』などに寄稿。 役所暁(以下暁) 政治思想、地方自治論などをやっていました。数々のブラック企業を経て現在編集職。 まずは、本書を読んだ各自の印象などを。 【暁】稲葉振一郎はデビュー作がオタクの本(『ナウシカ解読 ユートピアの臨界