しばらく前、ネットで「赤青カスタネット」の名前が「ミハルス」だとするエントリーが出ていました。これは間違いであるということで終息しつつあるように見えますが、ネットの常として憶測でモノを言っているサイトも多くあるように感じましたので、よりauthenticと思われる情報を提供いたします。これが本当のミハルスだ! 「ミハルス」 昭和8年頃、千葉躬治(みはる)氏が創作。(長男は元N響ホルン奏者千葉馨氏。)日本古来から舞踊で使われる「四つ竹」やスペインのフラメンコ用のカスタネットをヒントにし、「四つ竹」や「カスタネット」のように両手に持ち、踊りながら音を出せて、しかも指にはめられるものを作り出した。(中指と親指に挟むようにはめる。) 大きさは、大人用・子供用がありますが、カスタネットよりコンパクトです。指をはめる部分の材質は皮やゴムでしたが、戦前・戦中のため質の良いものが手に入らず苦労したようです