立憲民主党結党大会であいさつする枝野幸男代表=東京都港区で2020年9月15日午後1時54分、丸山博撮影 立憲民主党の枝野幸男代表は15日の結党大会の党首あいさつで、自民党を「新自由主義」の政党と位置づけて政権を争う姿勢を鮮明にした。枝野氏は「行き過ぎた『自助』と自己責任を求める新自由主義(の自民)か、支え合いの社会(の立憲)か」の選択肢を掲げると強調。そのために野党第1党として初めて、衆院選での共産党との選挙協力を全国規模に広げることを図り、自民・公明両党に対抗する2大政治勢力の一翼の構築を目指す。【小山由宇、宮原健太】 「生活苦でも『自助努力』、そんな社会おかしい」 枝野氏のあいさつは、16日に新首相となる自民党新総裁・菅義偉官房長官の「目指す社会像」を強く意識する内容だった。 菅氏は総裁選で「自助、共助、公助、そして絆」を掲げ、「まず自分でできることは自分でやってみる、そして地域や家