「もうパパとママにいわれなくてもしっかりとじぶんからきょうよりもっともっとあしたはできるようにするから もうおねがい ゆるして ゆるしてください おねがいします」 2018年3月、5才で亡くなった船戸結愛ちゃん(当時5才)は、ノートにそう書き残した。結愛ちゃんは今年1月下旬、目黒に引っ越してから充分に食事を与えられず、2月に暴行を受けても病院に連れて行かれず、3月2日に死亡した。肺炎による敗血症だった。 死亡時の結愛ちゃんの体重は同年代の平均を8kg以上下回る12.2kg。朝食にスープ1杯、昼食はご飯を茶碗に3分の1、夜は茶碗半分程度しか与えられず、おむつをはかされていた。結愛ちゃんは極度なダイエットを強要され、お風呂では冷水を浴びさせられた。毎朝4時にひとり起床して、明かりもない寒い部屋の中で、ひらがなの練習を強いられる日々だった。 結愛ちゃんの母・船戸優里被告(26才)と再婚相手で“父