AWSが予告なしに「CodeCommitによるGitの提供」を取りやめ 他のサービスへの影響は?:「機能的には既に“放棄”されていた」という意見も TechTargetは、「AWSによるCodeCommitとCloud9の閉鎖通知」に関する記事を公開した。AWSは事前の予告なしに、6つのサービスで新規ユーザーの受け入れを停止した。これを受け、一部の業界関係者はアップデートの頻度が低い他のAWSサービスの将来に疑問を投げかけている。
Linuxはサンバ(Samba)で踊る――WindowsとLinuxのファイル共有のいま:その知識、ホントに正しい? Windowsにまつわる都市伝説(25)(1/2 ページ) 前回は、ネットワーク上を流れるパケットをキャプチャすることで、同じまたは異なるバージョンのWindows間のSMBネゴシエーションの様子を明らかにしました。今回は、同じ方法でWindowsとLinux間のSMBファイル共有の様子をのぞいてみましょう。 連載目次 LinuxにおけるMS-SMB2(SMB2/SMB3)への対応は着々と 前回(ファイル共有プロトコル、SMBとCIFSの違いを正しく理解できていますか?)までの話で「Server Message Block(SMB)」と「Common Internet File System(CIFS)」の関係については、理解していただけたと思います。 おさらいしておくと、
連載目次 前回までは、NetBIOSやNBT(NetBIOS over TCP/IP)、TCP/IPといった、Windowsネットワークの下部を支えるプロトコルについて解説してきた。今回からはWindowsネットワーク・アーキテクチャの核心である、ファイル共有サービスと、それを実現するSMBプロトコルについて解説を行う。今回は、Windows OSにおけるファイル共有サービスの概要と、基本的な利用方法などについてまとめる。 この連載ではWindows OS上に実装されているネットワーク機能を指して単に「Windowsネットワーク」と呼んでいるが、もともとこの機能はWindows以前から利用されていたものである。当初はMS-Networks(MS-DOS 3.xにネットワーク機能を付加したもの)で利用されていたサービスがその大元であると考えられるが、当時は現在のものほど機能は多くなかったし、
ファイル共有プロトコル、SMBとCIFSの違いを正しく理解できていますか?(前編):その知識、ホントに正しい? Windowsにまつわる都市伝説(23) Windowsのファイル共有サービスの主要プロトコルである「SMB」と「CIFS」の二つの用語は、さまざまな使われ方をされてきました。CIFSという用語が使われ始めた1990年代後半と、SMB 2.x/3.xがある現在では、これらの用語の解釈が変わっていることにご注意ください。 連載目次 最新のWindowsはSMB 1.0/CIFSのサポートを削除できる 「SMB(Server Message Block)」は、Windowsネットワークにおける標準のファイル共有プロトコルです。SMBの歴史は長く、Windowsにネットワーク機能が標準搭載される前から存在し、さまざまなバージョンがあります。 Windows XPおよびWindows S
「ping」は簡単な接続の可否をOK/NGで確認できるコマンドであり、「traceroute」は目的のホストまでの経路を順に表示する詳細な調査向けのコマンドである。エラーメッセージや経路表示から、ネットワーク接続が正常でない場合に、どこに問題がありそうか、ある程度の切り分けが可能になる。 こうしたネットワークの疎通確認に用いるコマンド/ツールは、ICMPの性質をうまく利用している。 ICMP(Internet Control Message Protocol)とは? pingやtracerouteでは一般に、ICMP(Internet Control Message Protocol : RFC 792/ RFC 1812)と呼ばれる特別なプロトコルを用いてネットワークの疎通を確認している。 もともとICMPは、ネットワークに障害があり正常な通信が行えない場合に、経路に位置するルーターやホ
大好きな人を突然失った悲しみは、Xでハッシュタグを追い、みんなの思い出や感想を見ることで持ちこたえられました。 ここ1年ほど、X(旧Twitter)が不穏です。イーロン・マスク氏の方針に反発するユーザーは多く、「Xはじわじわと終焉(しゅうえん)に向かっている」といわれることもあります。 でも私は今、Xがあって良かったと心から思っています。 2023年11月12日、シンガー・ソングライターのKANさんが天に召されました。私は彼と彼の作品がずっと好きでした。2023年3月7日に行われたライブは最高に楽しかった。まさかそれが最後になるなんて……。突然過ぎる訃報に、何も手に付かなくなりました。 私には、KANさんファンの友達があまりいません。誰かと話して落ち着きたかったけど、語り合える仲間がいない。気持ちも体も、どこに置けばいいのか分からなくなっていました。 そんなときに寄り添ってくれたのは、KA
電子メールで見積書や資料などを送付する際、データ容量を小さくしたり、複数のファイルを1つにまとめたりするため、ZIPファイルにしたいことはないだろうか。そのため、わざわざフリーソフトウェアなどを探して、インストールしているかもしれない。 Windows 10は標準でZIP形式に対応しており、フリーソフトウェアなどを利用しなくても、ZIPファイルの作成や解凍(展開)が可能だ。本Tech TIPSでは、Windows 10でZIPファイルを作成する方法や、解凍についての注意点などをまとめる。 ファイルやフォルダを選択してZIPファイルを作成する Windows 10では、前述の通り、標準でZIP形式に対応しており、ファイルやフォルダを選択し、右クリックメニューの[送る]-[圧縮(ZIP形式)フォルダー]を選択することで、選択したファイル/フォルダをZIP形式にすることができる(何も選択しない状
そのタイトルの不穏さにたがわず、私たちが信頼していたサービスで何が起きたのかを事例を基に簡潔に解説しつつ、「セキュリティ設定はユーザーの責任」という事実に私たちがどう対処すべきかを語る、ハッカーらしい講演だ。本稿では、杉浦氏による、生々しい現状を語った講演をレポートする。 そのクラウド、本当に大丈夫? 杉浦氏はかつて情報セキュリティの会社を設立し、Winnyの暗号解読に成功したこともある「ハッカー」と呼べる存在だ。現在ではそのハッカーたちが日本でも活躍できるよう、ハッカーが直面する問題に対処すべく日本ハッカー協会を設立。デジタル庁セキュリティチームをはじめ、さまざまな立ち位置から日本のサイバーセキュリティを見つめ、前線で活躍する重要人物だ。 杉浦氏は、仮想通貨やP2P、ドローン、医療保険分野などにおける、いわゆる情報セキュリティに限らず、OSINTやIoT、プロダクト開発と幅広く活躍してい
企業内技術者も一度は読みたい「デジタルガバメント推進標準ガイドライン」の“勝ちパターン”:政府CIO補佐官が説く「デジタル改革」の具体像(2) 政府のデジタルトランスフォーメーション(DX)を考え、民間企業にも通じる知見を共有する本連載。今回は政府が作成し、ガバナンス強化のために活用している「デジタルガバメント推進標準ガイドライン群」を解説します。 プロジェクトごとにバラバラなITプロセスが課題 読者の皆さまは「デジタルガバメント推進標準ガイドライン」をご存じでしょうか。ITを企画、立案、調達する場面から、開発(あるいは導入、利用)、テスト、検収、運用、保守に至る一連の活動について、そのプロセス(段取り)や規則、役割と責任などを政府が規定したものです。 ITは建築や製造業とは異なり、段取りが整備されておらず、個々がそれぞれの流儀で進めています。そのため、製品の品質にバラつきが出てしまいます
連載目次 準委任契約と請負契約 今回は、システム開発の要件定義工程の契約形態についてお話しする。 本連載の読者ならご存じの方も多いと思うが、情報システムの開発は、準委任契約に基づいて行われる場合か請負契約に基づいて行われる場合が多い。そして1つの開発においても、要件定義工程は「ユーザーの作業を支援する」という意味合いで、成果物の完成責任を負わない準委任契約で、設計以降の工程(ここでは便宜的に「開発工程」と呼ぶ)は「ベンダーが主体となる」ために成果物の完成責任を伴う請負契約で行う場合がよくある。準委任契約は、「専門的知識やスキルを持つ人間が契約で合意した時間働けば、その対価は払ってもらえる」というのが原則である。 では、専門家が一定時間働きさえすれば責任を果たしたことになるのだろうか。 今回取り上げる事件は、ITベンダーが要件定義工程から開発工程までを一貫して行ったが、要件定義に抜け漏れがあ
Excelのシートに設定したパスワードを忘れた場合の解除方法 操作ミスなどによって値が書き換わらないようにシート保護を使って特定のセルを編集不可能にしたり、書き込みや読み込みに対してパスワードを設定したりしたシートの肝心のパスワードが分からない、ということはないだろうか。自分で設定したものを忘れることもあれば、前任者が設定したまま退職してしまった、ということもあるだろう。そのような場合でも、パスワードを解除できる可能性がある。その方法を紹介しよう。 「Microsoft Excel(エクセル)」のシートは、既に作成したものをテンプレートとしてコピーして使うケースも多い。その際、操作ミスなどで入力して値が変更されないように、「シートの保護」機能で編集可能なセル以外をロックしている場合もある(「シートの保護」機能については、Tech TIPS「Excelシートの特定のセルを編集禁止にする」参照
残業も減らせる!? 上級エンジニアになるためのDesign Doc超入門:プロジェクト成功確率向上の近道とは?(3)(2/3 ページ) Design Docを書く いよいよ、Design Docを書いていきます。初めにやることは、システムに名前を付け、ドキュメントの冒頭の部分に署名し、そしてこのソフトウェアの目的やゴールを書くことです。 名前を付ける 不思議なことに、良い名前を付けると設計がはかどります。そのシステムにふさわしい名前を付けて、表紙に記載しましょう。 目的やゴールを書く 目的・ゴールの書き方の基本形は『このソフトウェアの目的は★★であり、◯◯を実現することがゴールである。』という定義文のスタイルです。何か誤解を生じる恐れがある場合は『なお、このソフトウェアには、××機能は含まない。』といった形で、除外されるものを明確にすることもあります。 目的・ゴールは、できるだけ明確に書い
Windows 10の起動音が社内で大きく鳴り響いたり、プレゼンテーションの際などにメールの着信音が鳴ってしまったりして恥ずかしい思いをしたことはないだろうか。こうしたシステムサウンドや通知音は、必要がなければオフにしておくのがよい。その設定手順を紹介しよう。 Windows 10では、デフォルトで起動やシステムエラー発生、メールの着信といったさまざまなイベントで音(システムサウンド)が鳴る設定となっている。システムのボリュームをミュートにしていれば、音が鳴ることはないが、コンテンツを再生するなどのためにボリュームを上げていると、メールが届いた際などに「ピロロロ~ン」といった音が鳴ってしまう。プレゼンテーションの際など、こうしたイベントで音が鳴るのは具合が悪いこともあるだろう。 また、アプリケーションごとに通知の際に音が鳴る設定になっていることもある。こうした音もオフにしておきたい。 こう
いちいちフルパスを指定せずに独自のコマンドを実行したい コマンドプロンプトを開いて作業することが多いユーザーなら、よく使うコマンドや、自分で作成したツールなどをどこかのフォルダにまとめて管理しているのではないだろうか。そのような場所に保存されているコマンドを起動したい場合、「Path」という環境変数にフォルダの場所をセットしておけば、わざわざフルパス名を指定しなくても簡単に呼び出せるようになる。 例えば、「D:\MyCommand」フォルダにコマンドが保存されているとすると、Path環境変数にこの場所をユーザーが自分で追加しておけば、カレントフォルダの場所がどこであっても、「D:\MyCommand\mybatch.cmd」ではなく、単に「mybatch」と入力するだけでコマンドを起動できる。 このPath環境変数の値を設定する方法は幾つかある。そのうち本Tech TIPSでは、Windo
管理職のあなた、「つらいなぁ」と思ったことはありませんか? どうすれば、いまの環境を、メンバーとの関わりをより良くできるのか?――その答えは、ひょっとしたら、ノウハウ的なこと以外のところにあるのかもしれません。 管理職って、悩むことが多いですよね。 いまより良いチームにしたい、メンバーと良い関係を築きたい、働きやすい環境にしたい――そう思っているだけなのに、なかなか思い通りにならずに試行錯誤を続ける毎日。ときには、メンバーから不満をぶつけられることもあります。 ひと昔前の、「いいから黙ってついてこい!」的なリーダーシップを発揮できれば、少しは楽なのかもしれません。けれどもいまの時代、そういう関わり方では人がついてこないし、信頼関係も築けない。 そもそも、そういった「引っ張るリーダーシップ」が苦手な人もいるでしょう。そこで、解決策を探ろうといろんな本を手にするものの、どれも理想論ばかりで腑(
「仕事では、人脈が大切だ」――よく、耳にする話です。「人脈があると、周囲が知らない情報が回ってくる」「人脈があると、困ったときに助けてもらえる」「人脈があると、仕事の依頼が来る」といった具合に。 人とのつながりの大切さは、これをお読みの多くの方に同意していただけるでしょう。一方で、人とのつながりを作るのはなかなか難しい。どうすればできるのでしょうか。 ※「人脈」という言葉は、相手を利用する/利用されるような感じがするため、個人的には「人とのつながり」と言った方がしっくりきます。本稿では人脈を人とのつながりと記します 知人がつないでくれた偶然の出会い ここで、つい最近あった私の体験をお話しさせてください。 先日、長野県志賀高原に行ってきました。「コワーキングスペースhiroen」を運営している井戸聞多さんに会うためです。私が井戸さんを知ったのは、@IT自分戦略研究所の記事「地方暮らし、東京勤
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く