サッカーJ2で昨年、経営難から存続問題に揺れた東京Vは23日、東京都稲城市で新体制を発表した。J1川崎からDF森らが新加入し、新たに住宅供給会社「飯田産業」をメーンスポンサーに迎えた。 東京Vは昨年10月、大型スポーツ専門店「ゼビオドーム」などを展開するゼビオとのスポンサー契約締結を発表しチーム消滅を回避。2011年にはさらに飯田産業との間で、ユニホームの胸にロゴを入れるスポンサー契約を結んだ。 東京Vの羽生英之社長は「1年でも長くスポンサーをやりたいといってもらっていてありがたい」と感謝の言葉を述べた。飯田産業の千葉雄二郎専務は「日本を代表する名門中の名門には本来あるべきJ1の舞台に帰還していただきたい」と期待していた。