メディア環境研究所は2009年6月23日、毎年2月に実施している「メディア定点調査」の最新版「メディア定点調査・09」の抜粋編を発表した。それによると、携帯電話を使った小説の提供という新しい媒体スタイルである「携帯小説(ケータイ小説)」が若年層の間に広く浸透している状況が改めて確認された。その一方、この分野で先行していた10代・20代の女性において浸透度が昨年と比べてやや減少しており、ピークを過ぎた感もある状況が見受けられる(【発表ページ】)。 今調査は郵送調査方式で行われ、2009年2月6日に発送、2月19日投函を締め切りとしたもの。東京・大阪・高知の三地区を対象にRDD(Random Digit Dialing)方式で選ばれた15-69歳の男女に対し調査票が計2204通送付され、1919通が回収された。デジタル手段ではなく、郵送方式で調査が行われたこと、調査実施期日が今年の2月であるこ