2007年06月08日23:00 カテゴリ書評/画評/品評 書評 - 図解 つくる電子回路 すげええぇぇ。 図解 つくる電子回路 加藤ただし いわば本気で、本だけをたよりに自転車の乗り方を伝授しようとしている本。 本書「図解 つくる電子回路」で作る電子回路は、たった一種類。無安定マルチバイブレーター。ハードウェアがからっきしな私でも、回路図を思い出せるというほどメイジャーな回路。作るだけなら小学生でもばっちし。これをブルーバックスで200ページ使ってやる、と書くと、怒る人も出てきそうだ。でも、怒るのは本書読んでからでも遅くない。 ちなみにバイブレーターといっても、こういうのとは違うので誤解なきよう。そういえばstripperも電子工作で出てくる用語なのだが、カタカナにしたとたん赤面しそうになるのはなぜだろう。やっぱ日本語ってえろい? 本書が「小学生のための電子工作」でないのは、きちんと無安