<Oracle 11g検証 第3弾 新機能:SPMって何? その1> ペンネーム: クリープ 先週に引き続き、今週も11gを検証していきます。 今週からは、11gの新機能にフォーカスして検証していきます。 今回、筆者が注目したのは、SPMという機能。 SPM?何それ?11gの新機能の中にそんな機能あったっけ? というぐらい地味な機能ですが、これが意外と。。。!? っと、詳細については検証で明らかにしていきますのでお楽しみに。 ■■■■■概要■■■■■ 1)SPMとは? 2)SPMを使ってみよう! ■環境 RedHatLinux ES4 Update 5 Oracle Database 11g Enterprise Edition Release 11.1.0.6.0 – Production ■テストテーブル作成 SQL> create table test_spm(seq_no numb
各種インフラ技術(OS、ストレージ、ネットワーク)やオラクル製品といった話題を取り上げます。著者は小田圭二、「門外不出のOracle現場ワザ」、「絵で見てわかるOracleの仕組み」、「絵で見てわかるOS/ストレージ/ネットワーク」などの著作もあります SQL計画管理について質問などをいただいたので、今回はその続編ということでちょっと書いてみたいと思います。前回の記事はこちら「SQL計画管理」 1つもらった質問は「統計情報を自動収集しないことと、何が違うのでしょうか?」です。 私の意見で答えると、「統計情報の固定だと、統計情報とSQLの実行計画が強く結びつく。そのためSQL単位で柔軟にチューニングしづらい。オブジェクトの変更がなかったり、性能問題なく運用しているのであれば、 SQL計画管理(ベースライン)は、統計情報の固定とほぼ同じ動きになる。とはいえ、運用途中で一部のSQLのみチューニン
SQL計画管理について データベースコンサルタントのノウハウちょい見せ SQL計画管理について2 データベースコンサルタントのノウハウちょい見せ を読んで、Oracle 11g の新機能「SQL計画管理」のメリットが何か考えてみた。前提として、統計情報を自動収集して実行計画を固定しない場合は必要ない機能で、実行計画を固定したい場合にメリットがあると思う。 統計情報の自動収集をしないことで実行計画を固定する場合、以下のデメリットがある。 特定のSQLをチューニングするために統計情報を更新した場合、他のSQLの実行計画も変わる可能性があり、影響範囲を調べる必要がある。 特定のSQLをチューニングするためにインデックスを追加した場合も、同様。 手動で統計情報を収集しないといけない。 これに対して、「SQL計画管理」を使った場合、 統計情報を自動収集しつつ、実行計画を固定できる。 特定のSQLの実
目次 Part1 SQLを最適化するコストベースオプティマイザの基本機能 はじめに CBOを使用する理由 SQL文の処理におけるオプティマイザの役割 Part2 CBOは何を見てどう判断するのか CBOのアクセスパス選択方法 ヒストグラム CBOとバインド変数 バインドピーク(Bind peek) I/O + CPUコストモデル CBOとフルスキャン CBOとキャッシュ効率 CBOとパラメータ CBOと結合順序 Part3 オプティマイザ統計の管理 自動統計収集 統計履歴の自動保存 動的サンプリング Part4 実行計画の固定と自動チューニングオプティマイザの活用方法 実行計画を固定する機能 自動チューニングオプティマイザ CBOを使いこなすためには Part4 実行計画の固定と自動チューニングオプティマイザの活用方法 実行計画を固定する機能 オプティマイザヒント 統計情報の再収集によって
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く