神戸市東灘区森北町1のJR東海道線甲南山手駅で4日早朝、北側の出入り口のシャッターが閉じたままで、午前5時17分発の神戸発京都行きと、同22分発の大阪発西明石行きの上下線の同駅始発電車に乗客11人が乗り遅れ、7人が駅舎から出られなくなるトラブルがあった。 当直の男性社員(19)が二度寝したため、シャッターを開けるのが約25分遅れた。 JR西日本神戸支社の発表によると、当直勤務のこの男性社員が午前4時に起床し、連絡や券売機の起動などを終えた後、駅務室で居眠りをしてしまい、同5時に開けるはずの出入り口シャッターを開けられなかった。当直の別の男性社員(59)もいたが、就寝中だった。 同駅で下車した乗客が、下り線の車掌に「シャッターが閉まっていて出られない」と連絡して判明した。