<< 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2012年11月20日 (火)「持ち上げない介護」で腰痛予防を 以前、このブログで、介護現場で働く人の3人に1人が深刻な腰痛に悩んでいる実態や予防対策の取り組みについてお伝えしましたが(※今年9月21日の記事を参照)、今回はその続編です。介護のやり方を根本的に変え、「持ち上げない介護」で腰痛を防ごうという取り組みを紹介します。 訪問ヘルパーなどの介護職員を対象にした講習会が11月13日に都内で開かれました。福祉の先進地の北欧など海外で普及する「持ち上げない介護」を学ぶのが目的です。 この介護法の特徴は、表面がつるつるとした「スライディングボード」や「スライディングシート」と呼ばれる板や布といった補助具(福祉用具)を使うことです。 例えば、自力では立てないお年寄りをベッドから車いすに移す場合、ボードの半分を、布と一緒にお尻の下に差し入れ、