『石の来歴』(1993年) 『「吾輩は猫である」殺人事件』(1996年) 『神器-軍艦「橿原」殺人事件』(2009年) 『東京自叙伝』(2014年) 『雪の階』(2018年) 奥泉 光(おくいずみ ひかる、1956年〈昭和31年〉2月6日 -)は、日本の小説家。近畿大学文芸学部教授。 来歴[編集] 山形県東田川郡三川町出身。埼玉県立川越高等学校、国際基督教大学 (ICU) 教養学部人文科学科卒。同大学院修士課程修了(博士課程中退)。当初は研究者を目指しており、研究者時代の共訳書に『古代ユダヤ社会史』(G・キッペンベルク著、教文館)がある。師は並木浩一[1]、大塚久雄[2]。 1986年、すばる文学賞に応募した「地の鳥天の魚群」が最終候補になり、後に「すばる」に掲載され小説家としてデビュー。1990年、『滝』が第3回三島由紀夫賞候補および第103回芥川賞候補。1993年、『ノヴァーリスの引用