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ブックマーク / www.newsweekjapan.jp/pakkun (9)

  • オウム死刑で考えた──日本の「無宗教」の真実

    <日人は無宗教というけれど、多くの人は「宗教っぽい何か」を信じている。その現実と向き合わないと、次のオウム真理教が生まれる可能性は排除できない> 麻原彰晃こと松智津夫死刑囚ら、オウム真理教の元幹部7人の死刑が7月6日に執行され、世間は久しぶりにオウムの話題で沸騰した。僕の周りでは「宗教って怖いね~」や「日人はだいたい無宗教でよかったな~」といった声が多かった。 死刑執行の翌日に乗った飛行機の機内アナウンスで、キャビンアテンダントの声が流れてきた。「〇〇航空をご利用いただきありがとうございます。今日は七夕です。皆様が短冊にお書きになったお願いが叶いますように、乗務員一同、お祈り申し上げます」。 興味深い。 機内を見回すと誰も不思議そうな顔はしていない。「色紙に記し、笹から吊るしたお願い事が、乗務員の祈祷力で成就するかもしれない」という意味に取られてもおかしくないこの一節を、無宗教の人は

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    daybeforeyesterday 2018/07/15
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  • 金正恩の狂人っぷりはどこまで本物か?

    <挑発が一線を越えないようにしているのは正常者の証しだ。国際社会の圧力にもかかわらず、北朝鮮が核・ミサイル開発をやめない理由は――> Madman Theory(狂人理論)。自分の正気を疑わせて、相手から有利な条件を引き出すというこの外交上の交渉術を、近年よく耳にする。まともな人間が狂人を演じるのは楽な作業じゃないはずだが、ある国のトップは現在うまくやっていると思う。しかも一番巧みにやっているのは恐らく、みんなが思い浮かべるであろう「あの人」ではない。 「I call it the Madman Theory, Bob」。こう切り出して狂人理論の作戦について説明を始めたのは、ベトナム戦争を終わらせることができなくて苦悩していたリチャード・ニクソン米大統領。彼は、ハリー・ハルデマン首席補佐官にこう伝えた。 「私は戦争をやめるためには手段を問わないと、北ベトナムに思わせよう。彼らにこう漏らすん

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    daybeforeyesterday 2017/09/23
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  • サイコロを振って北朝鮮問題を考える(後編)

    北朝鮮問題をシミュレーションで考える、その後編。米軍から先制攻撃をしないケースでも北朝鮮の核開発を阻止するという目的ははっきりしている。しかし問題を先送りにすればそれだけリスクは高くなる> 前回は、アメリカ北朝鮮に対して先制攻撃を行った場合の成功と失敗のシナリオをサイコロを投げながら考えた(お読みになっていない方はこちらからどうぞ)。 今回は先制攻撃をしなかった場合のシミュレーションに取り掛かろう。まず、攻撃以外の手段を使っても、対北朝鮮政策の目的ははっきりしている。 ◆経済制裁や外交の働きで北朝鮮のミサイル・核開発を凍結させることができる 大当たり! サイコロを投げてこれが出たら、宝くじに2度当たった気分だ。しかし、クリントン、ブッシュ、オバマと、アメリカの3政権にわたってこのサイコロを投げ続けてきたが、いまだに当たり目は出てこない。 軽水炉の建設、重油の供給や支援金の提供などの「ア

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    daybeforeyesterday 2017/04/29
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  • 「トランプ大統領はウソつき。」

    アメリカ大統領に敬意を払えば、トランプを「ウソつき」と言い切るのはためらわれるかもしれない。世界中の人々が、彼の発言をどう呼ぶべきか困っていると思うが......> 「トランプ大統領はウソつき。」 こう書くかどうか、みんな迷っている。前からトランプには真実と反する発言が多いが、ウソと言いきっていいのか。世界中の報道機関、ジャーナリスト、コメンテーターやハーバード卒漫才師兼自称コラムニストが、心に葛藤を抱えているはず。そこで、ちょうどいい解決策を僕が見つけた! もう少し文字数を稼いでから発表しよう。 そもそも「ウソ」という言葉を使うことを、なぜためらうのか。昔から大統領人を尊敬していなかったとしても、その地位に対する敬意を示すため「ウソつき」と呼ぶのはご法度だった。 ワシントン、リンカーン、ルースベルトなどの歴代大統領が築いた栄光もある。大統領の指令の下で戦ってきた戦没者や退役軍人へのリ

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    daybeforeyesterday 2017/02/10
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  • モハメド・アリ、その「第三の顔」を語ろう

    <今月亡くなったモハメド・アリの、ボクサーや人権・平和活動家としての顔は知られているが、日では「話術師」としての一面はあまり知られていない。パックンが言葉の壁を乗り越えて、アリの表現者としての魅力を解説する> モハメド・アリが亡くなった日、大きなショックを受けた。そして、周りの人とその悲しみを分かち合おうとしたら、さらに大きなショックを受けた。 なんと、モハメド・アリを知らない日人が非常に多かった。 「アントニオ猪木と戦った人?」という友達もいれば「アトランタ五輪で聖火を点火した人」という友達もいる。「ああ、あの震えてた人ね」といった友達もいたが、キミはもう友達じゃない! 「ボクサーとしてだけではなく、人権運動家、反戦運動家として世界の弱者に勇気を与え、進化する時代の象徴となった大ヒーロー」と答えた友達は誰もいなかった。まあ、それは無理もないかもね。 とにかく、アリに関する情報は浸透し

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    daybeforeyesterday 2016/06/17
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  • パックンが広島で考えたこと

    アメリカの現職大統領として初めて広島を訪問したオバマは、その演説の中で原爆投下の是非論については触れなかった。しかし現場で演説を聞いたパックンは、戦争のない未来を目指そうと呼び掛けたオバマのメッセージを強く受け止めた> 第2次大戦のとき、僕の祖父は米陸軍航空隊の大佐だった。 の祖父は大日帝国軍特攻隊の教官だった。 僕の祖父はヨーロッパ上陸作戦で任務を終え、アジアに移動する準備をしていた。 の祖父は鹿児島の基地で最後の教え子を見送り、自分が飛び立つ番が来るのを待っていた。そして、1945年8月15日に戦争が終わり、僕の祖父もの祖父も家に帰ることになった。僕の祖父は87歳まで生き、の祖父は90歳になる前日に亡くなった。 僕は2人に、広島や長崎の原爆投下に関して話を聞いたことがある。 2人とも、「戦争が続いていたら自分もいつ死ぬかわからない状態だった」「戦争が早く終わってよかった」と

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    daybeforeyesterday 2016/06/01
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  • 破壊王! トランプの「政治テロ」が促すアメリカの変革

    型破りな姿勢を貫いて“非常識”な政策を提案し続けるトランプは、候補として失格であっても「ディベートメーカー」としては貴重な存在 Randall Hill-REUTERS ご存知の通り、僕はドナルド・トランプ大統領候補をちっとも応援していない。 不適切な発言でアメリカのイメージを下げたり、人種間の溝を広げたり、候補を選ぶプロセスをぶっ壊しちゃったり・・・そんな彼を批判したいと思うときが山ほどある。しかし、こんな僕でもトランプを、2点においては高く評価している。 1つは、彼のおかげでコメンテーターなどを始め、僕の仕事が増えていること。実にありがたい人! こちらは僕が得する話だ。 もう1つはみんなの得になる話。それは、型破りな候補の姿勢を貫いて、"非常識"な政策を大きな声で提案し続けていることだ。 例えば「トランスジェンダー(性同一性障害など)の方が身体の性別と関係なく、気持ちが男性なら男性用の

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    daybeforeyesterday 2016/05/06
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  • パックンが斬る、トランプ現象の行方【前編、人気の理由】

    常に「カツラ疑惑」が向けられる不自然すぎる髪型もトランプ人気の理由の一つ Brendan McDermid-REUTERS 派翠克。 「パトリック」を中国語で書くとこうなるらしい。あまりピンとこないね。「鳩°陸」にしようかな。「ハーラン」は「波ー乱」でいっか・・・。 なんで名前を漢字で書こうとしているかというと、初めて日に帰化することを真剣に考えてるからだ。そのきっかけを作ってくれたのはもちろん、あのドナルド・トランプにほかならない。 共和党の大統領候補を決める予備選挙や党員集会で次々と勝ち続け、最初は大穴だったトランプは今、大命となっている。選挙で勝つとは思わないが、万が一に備えて、とりあえず避難先を考えておかないとね。 そう考えているのは僕だけではないらしい。カナダのケープ・ブレトン島が「トランプが大統領となるアメリカに住みたくないなら、どうぞこちらに移住を」という広告で移住者を

    パックンが斬る、トランプ現象の行方【前編、人気の理由】
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    daybeforeyesterday 2016/03/12
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  • パックンが斬る、トランプ現象の行方【後編、パックン亡命のシナリオ】

    11月の選でトランプが勝利して大統領になる可能性は、完全には否定できない Chris Keane-REUTERS <【前編】はこちら> トランプ人気は否めない。しかし、予備選で通じている手段は選挙では通じないはず。 例えば、経済的な不満を持つ人々の怒りの矛先を移民に向ける作戦。今は効いているが、選挙ではヒスパニック系の有権者が勝利の鍵を握る。職業政治家へのバッシングも今は威力を発揮しているが、選挙では大統領選と同時に議員選挙も行われる。同じ投票用紙に、同じ共和党の職業政治家の名前がいっぱい載っている。各選挙区の有識者を敵に回すと苦戦するはず。唯一、選挙でも有効なのは髪型の面白さぐらい。あれだけはいつでも効く。 つまり、物事が普通に進めば、トランプが大統領になるはずはない。しかし、トランプがこんなに躍進するとは誰もが予想していなかったのだから、これから11月までの間に大きな情勢変化

    パックンが斬る、トランプ現象の行方【後編、パックン亡命のシナリオ】
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    daybeforeyesterday 2016/03/12
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