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ブックマーク / kakuyomu.jp (5)

  • 剣鬼二人~血首継受戦の段~ - 首狩四天王血闘譚(目々) - カクヨム

    道場には橘岡(きつおか)と千川(せんかわ)の二人だけだった。 庭に臨む戸は全て開け放たれ、そこからは禍々しいほどに赤い夕日が差し込む。 乳首狩り家十六代目当主・千川四志実はいつもと同じアロハシャツ──前だけは冗談のようにきっちり閉めている──のまま、微笑めいたものを浮かべて、向かい合った橘岡を見つめている。 橘岡はくたびれたスーツのまま、腰元に提げた刀に一瞬だけ目を向けた。千川の腰にも同じような得物が下がっている。 互いに凶器を手元に備え、打ち込める間合いを保っている。その状況に似つかわしくないほど呑気な調子で、千川が言った。 「悪いな。どうも時間が取れなくって……こんな夕方になってしまった」 「構いませんよ。こっちの方が都合がいい」 「都合?」 「道場生とか、外野がいませんから。苦手なんですよ、人の目」 「気が小さいんだな、橘岡。七人殺しとは思えない物言いだ」 千川の言葉に、橘岡は片眼

    剣鬼二人~血首継受戦の段~ - 首狩四天王血闘譚(目々) - カクヨム
  • はてぶ(はてなインターネット文学賞)が俺のイメージと違いすぎる(土曽日ヨ) - カクヨム

    現代増田文学の頂点を決する戦いに挑む覚悟をようやく決めた増田。 その前に現れたのは無数のなろう転生だった。 行き場のないエネルギーをひとまず怪文書で発散し、自分たちの巣(増田)へと帰ることを選ぶ増田であった。

    はてぶ(はてなインターネット文学賞)が俺のイメージと違いすぎる(土曽日ヨ) - カクヨム
    daydollarbotch
    daydollarbotch 2022/01/23
    「最初に名乗らせてもらうが俺は増田だ。」増田でやれ、とも思うが、この書き出しの面白みは増田では出せないな
  • はてなインターネット文学賞受賞者インタビュー:あをにまる【大賞】 - カクヨムからのお知らせ

    KADOKAWAとカクヨムを共同開発する株式会社はてなの20周年を記念し、はてながカクヨム上で初めて開催した「はてなインターネット文学賞」。2,406作品におよぶ応募作品の中でもっともインターネット文学らしいと選ばれた個性あふれる受賞作の作家のみなさまに受賞作や創作活動、そしてインターネット文学についてお話を伺いました。 初回は大賞『ファンキー竹取物語』のあをにまるさんです。 kakuyomu.jp --受賞作ファンキー竹取物語について、教えて下さい もともと私は、国語の教科書に載っている有名文学作品を、舞台を現代奈良に置き換えてパロディした「今昔奈良物語集」というコメディ短編集をカクヨム様で投稿しておりました。 そこで、次の話はどの作品をテーマにしようかと悩んでいた時、はてなインターネット文学賞の応募要項にあったこのフレーズが目に留まりました。 「誰が書いたのか忘れられても」「20年後も

    はてなインターネット文学賞受賞者インタビュー:あをにまる【大賞】 - カクヨムからのお知らせ
    daydollarbotch
    daydollarbotch 2022/01/19
    クソデカ羅生門フォロワーなのかと思ってたけど、シリーズ自体はクソデカ羅生門より前から始まってたのか
  • RTAごんぎつね - RTAごんぎつね(オジョンボンX/八潮久道) - カクヨム

    【一】 This is a story I heard from an old man in my village, Mohei, when I was a little kid. (これは、私が小さいときに、村の茂兵というおじいさんからきいたお話です。) Once upon a time, there was a small castle in a place called Nakayama near my village. A king by the name of Nakayama-sama lived in the castle. (むかしは、私たちの村のちかくの、中山というところに小さなお城があって、中山さまというおとのさまがおられたそうです。) A short distance away from Nakayama lived a fox named "Gon the Fox.

    RTAごんぎつね - RTAごんぎつね(オジョンボンX/八潮久道) - カクヨム
  • と学会の興亡・その一 - 山本弘のリハビリ日記(山本弘) - カクヨム

    大切なことをこれまで書いていなかった事を思い出した。と学会のことである。 正直にぶちまけてしまうが、僕は会長になんかなりたくなかった。最初に会を発足すとの話し合いの日に、「じゃあ、山さん会長ね」と強引に押しつけられただけである。゛ 最初のころは抜群に面白かった。向かうところ敵なしという感じで、いくらでも楽しい文章を書きまくった。 それに影がさしたのは唐沢俊一氏の無断盗用事件である。唐沢氏が書いた文章が他の人の文章とまったく同じであることが発覚したのだ。 最初のうち、僕は唐沢氏に好意的であった。唐沢氏はたくさんの文章を書きまくっている人だ。たぶん原稿を書いているうち、自分が書いた原稿を忘れてしまい、他の人が書いた原稿とごっちゃになってしまったのだろう。 だけど、こんな事件をと学会の会長として見過ごすわけにいかない。僕は会長としての権限を初めて行使して、唐沢氏のと学会員としての活動を一年間休

    と学会の興亡・その一 - 山本弘のリハビリ日記(山本弘) - カクヨム
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