AI vs. 教科書が読めない子どもたち 作者: 新井紀子出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2018/02/02メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る人工知能が東大合格を目指すチャレンジがあったことをご存知だろうか。東ロボ君と名付けられたその人工知能は2011年から16年までさまざまな方法で学力を高め、最終的にはMARCHレベルの大学まで入れる能力を身に着けたあと、現代の技術の延長線上では東大合格に至るのは困難などの判断が入り、開発はいったん中断となった。 本書『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』はその「ロボットは東大に入れるか」プロジェクトでディレクタを務めた新井紀子さんによる、「なぜ東ロボくんは東大合格が(このままでは)不可能なのか」というAI技術の可能性と限界について、またその結果みえてきた、意外と子どもたち(というか人類)は読解力がないんじゃね?