明日3月12日、3件の準強制性交等罪で逮捕されたナンパ塾「リアルナンパアカデミー(通称RNA)」の「塾長」である、渡部直樹こと渡部泰介に判決が言い渡される。 検察側は懲役14年と、パソコンやハードディスクの没収を求めている。被告人側は無罪を主張しているが、共犯者らに実刑判決が下っていることなどから、厳しい判決が出ると予想される。 判決を前に、ここ数年聞くことが増えた「性的同意」という言葉とともに、事件を振り返ってみたい。 「冤罪を防ぐ」目的だった?動画撮影 この事件では、犯行の様子がICレコーダーやスマートフォンで撮影された動画・画像に残されていた。はじめに逮捕されたRNAメンバー(塾生)たちのスマートフォンに残された動画から、芋づる式に余罪が掘り起こされることになった。 路上やクラブで女性をナンパし、罰ゲームで飲酒させ、泥酔した女性と性交に及ぶのが彼らのやり方だった。 なぜ犯行の様子が撮